まぁ社会的に問題視されているのは確かで、No.1さんがおっしゃるように
イベンターやタレント側の事務所などはいろいろと啓蒙や対策をやっていますね。
それとは別に、法律カテゴリーですから、法律的な回答だけします。
まず、日本は自由主義経済が基本ですので、
「可能な限り経済活動に法は介入しない」が基本線にあることをご理解ください。
(独占禁止法などはむしろ「自由な競争を阻害する」ことを問題視した法律)
そして、アメリカなどは消費者をまるで幼児のように保護する傾向がありますが、
日本は消費者も「自分でものを考えられる一人前の大人」と扱われる…も基本にあります。
その上で。
>ヤフオクでチケットの落札金額が元の値段より相当高くなっているのを良く見かけます。
これ自体は経済活動の自然な原理だと思いますよ。
需要と供給のバランスで価格が決まっていく…これ以上ないくらい自然。
で、「高い」「値段を上げている」ことそのものは法律論になりようがないです。
というのも
>売る側も買う側も同じことなのでどっちもどっちですけれども
のとおりで、高いと思ったら買わなければいいわけです。
値段が上がる最大の原因は「それでも買う人がいるから」で、
これは上に書いたとおり「需要と供給のバランス」に他ならないわけです。
>これはダフ屋と同じ、むしろ悪質な感じがするのですが
ダフヤは多くの条例で取り締まられていますが、その定義はたいてい
「会場前などでのチケット買取、転売行為」「転売を目的として店頭でチケットを買う行為」
などで、値段の上下には着目していません。
>みんなが見たいイベントはどんどん取りにくくなってしまうのはしょうがないのでしょうか。
これだって「需要と供給のバランス」でしょう。
「取りにくくなる」ことの根本原因である「需要>>供給」が変わらない限り
どのような工夫をしたところで取りにくいことに変わりはないです。