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実弟の結婚式では黒留袖、色留袖どちらを着るべきでしょうか?
実弟が結婚することになりました。そこで、留袖を準備しようと思っています。私は36歳既婚で子供はいません。今後もつくる予定はありません。親族であれば、黒留袖を選ぶのが無難なのでしょうか?もしくは30代であれば、色留袖でもかまわないのでしょうか?色留袖にする場合、紋の数はいくつがよいのでしょうか?また、選択を悩んでいるのは次のことからです。 1.私は着付けのおけいこで留袖を自装、他装する練習をしなくてはなりません。比翼付で背紋、抱き紋がきれいに出ることが必要です。(抱き紋はいいとしても背紋はきれいに出せるようにしたい) 2.色留袖を結婚式以外に着装しようとするなら、比翼をとりはずすこと、5つ紋を3つ紋、1つ紋へすることは簡単にできますか?そしてまた、比翼なし3つ紋、1つ紋ならどういう時に着装できますか? 3.色留袖でおけいこ、結婚式のために比翼付にするなら3つ紋はおかしい(中途半端?)ですか? 4.お茶などで色留袖を着装することはありますか?もしするなら一般的に紋はいくつ入れるのでしょうか? 5.色留袖を選択する場合、色の濃い(濃紫や濃茶色)ものか色の淡いもの(薄緑)どちらの方がよいでしょうか?また、柄は好みにあったものを選べばよいのでしょうか?今のところ熨斗に四季の華頂図のもの(淡い緑)か、絞りと友禅を併合して作られたもの(濃紫)を迷っています。黒留袖だと束ね熨斗を考えています。身長が163cmですので大きい柄行がよいかと思っています。 6.金額が余り出せないので、黒留袖にすると他の人と並んだときに黒の差がわかるかなと心配です。 以上、長くなりましたがよろしくお願いいたします。新婦さん側は四国の方なのできっちりとしておきたいですし、また、私の嫁いだ家、実家の評価にもつながることなのでとても悩んでいます。よろしくお願いいたします。
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まず年齢というよりも、嫁いだあとの実家の弟の結婚式なので、 色でもおかしくはないし、もちろん黒でもいいと思います。 1の質問は黒留か色留かで悩むことと無関係と思います。 用は着付けの腕前の問題です。 2~4 色留袖を婚礼以外で着るというのは、お茶席くらいでしょうか? 初釜の時ですね。だとすれば、比翼ははずさないほうがいいです。 留袖は留袖としてお召しになることをおすすめします。 紋は三つ紋がいいかと思います。 増やすことは簡単ですが、減らすのは時間も手間もかかります。 5 色は淡いもののほうが良いかな?と思います。 淡い色ならば、実際にやるかどうかは別として、 最終的に黒に染め直して黒留として着ることができます。 その際に紋を染め抜きの五つ紋にすれば、 第一礼装としては最高のものになります。 染め直しを前提に考えると、熨斗目模様のほうが良いように 思います。 濃紫だと、黒地に映えないので。 熨斗目は背の高い方でもお似合いです。 6 予算が限られているといっても、金額が具体的にわからないと なんとも言えないのですが、10万以内で作ろうと思えば 黒の差は多少は出るかもしれません。 でもそんなに遜色はないとおもいます。 高価な黒留は手書き友禅であったり、日本刺繍であったり、 高価な装飾をほどこしているからであり、一般的な黒留ならば そんなに神経質にならなくてもいいかもしれませんよ。 まとめると、 お茶席にも着たいならば色留を淡い色合いの三つ紋で作る。 新婦さん側の親戚がうるさそうな(言い方悪くてすみません)方ばかり ならば、黒留を五つ紋か三つ紋で作る。(三つ紋だからはずかしいということはありません) ちなみに色留めの染め直しは、お手ごろ価格の黒留を購入するのと 変わらない金額がかかることを追記しておきます。 それならば、染め直しが必要になったときに新たに黒留を購入された ほうが、お茶席で着る着物が残るのでよいかと思います。
お礼
i-chiroppi様 はじめまして。大変丁寧に教えていただき、ありがとうございました。 何回も読ませていただきました。周囲の人に相談したり、ネットや本で調べましたが、調べれば調べるほどどうしたらよいのかわからなくなっていて、睡眠不足気味でした。 仕立てやさんに聞いてみたのですが、おっしゃるとおり、紋を減らすことだけはやめたほうがいいと、そこでも教えていただきました(費用の点から) 結局のところ、色留袖を淡い色合いで3つ紋で作ろうと決めました。5つ紋だったら、本当に結婚式しか着れそうにないので。 おけいこが1週間休講で先生にも伺えず、頭の中でいろいろと考えていると考えすぎてどうにかなりそうでした。本当に困っていました。教えていただいてすっきりしました。本当にありがとうございました。