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黒留袖と色留袖
弟の結婚式で着物で出席する既婚姉(30代)です。 当初、勧められて色無地で出席するつもりでしたが、みなさんからのご意見を参考にして色留袖で出席することにしました。 着物は両母親(黒留袖)と私だけの予定だったのですが、伯母(父の兄の妻60代後半)と従姉(既婚で40歳)が色留袖を着たいと言って来ました。 伯母と従姉が色留袖の場合、私は黒留袖にしたほうがいいのでしょうか? それとも3人とも色留袖でかまわないのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
着物の本を数冊持っているので紐解いてみました。 私は着物はカジュアルしか着ないので、間違っているかも知れませんが、私なりの見解です。 仲人さんは別格として、結婚する人に近い親族関係であるほど、格式の高い礼装にするべきのようですが、だぶることに関しては、どの本にも書かれていませんでした。 ただ、礼装の格により招待客に親族であることなどが分かるようにするため立場による着分けが必要なようですね。黒留袖を着ることが出来るのは親、仲人、既婚姉妹、伯母とあります。ただ、文様が大事なようです。 仲人が腰高の華やかな模様が相応しいのに対し、お母さんは控えめな模様が良いようです。 そう考えると今回の場合、3人とも黒留袖ならダブっても良いんでしょうが、色留袖となるとどうなのかなという気もします。 それを加味すると、本当は質問者様も黒留袖が良いかとは思うのですが、色留袖を着たいということであれば紋付きにするのが無難ではないでしょうか。紋付きであれば第一礼装となります。 質問者様は他に色留袖を着たいと仰っているお二人より、結婚する方に近い訳なので、質問者様も黒留袖にするか、あるいはお母さんを引き立ててあげたいならば紋付きの色留袖、というのが良いのではないでしょうか? 専門家でないのにクチを出してすみません。 地方により、また時代の流れによりこのような決まりごとは変わるモノなので、無難なのは何かを考えてご回答させていただきました。
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- bekky1
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紋の数と、それが染めであることが条件で女性の着物は【格】が決まります。 5つが最高であるだけで、「黒」が上ではなく、色留も同格です。 そして、宮中では「黒」は禁忌ですので、 文化勲章をもらって、夫婦同伴で写真に写っているのを見ると お判りでしょうが、黒留の人はいませんね? 昔、呉服屋さんが「黒留袖」を流行らせただけの話です。 それは、色留だと、人が色をえらぶから、黒にしてしまえば 花柳界(芸者の衣装)の色彩技術を転用しての 商業的な大量生産ができるからです。 芸者の数より、「黒留」を嫁入りしたく購入する「既婚者」の数のほうが はるかに多いからです。 だからこそ、違いを求めて、「色留袖」が復活したので、 今は、逆に「大量にもっている人がいる黒留袖」はダサいと嫌われ始めたのです。 いろんな色に染めるより、最初から黒って決めてしまったほうが柄を決めるにも 簡単。 さらに、花柳界と違って、慶弔の「慶び」ごとに限定されるので柄がおめでたい柄に 限定されるでしょう? デザインなども「大量生産」向きにアレンジが簡単だからです。 【黒】は上ではないです。 【留袖・5つ染め紋】が最高。 そして、黒は、呉服屋さんの流行作りの名残です。 加えるなら、黒留袖は、宮中はアウトです
お礼
5つ紋なら黒も色も同格なんですね。 勉強になりました。 今回は宮中ではないので、ダサいかもしれませんが 黒留袖にしようと思います。 ありがとうございました。
黒が一般的に多いだけで色で格が決まるものではなかったはずです。 留袖の格は仕立てと紋で決まったと思うのですが。 両親のように立礼がある立場の方なら黒ですけど、ご兄弟でしたら、色でもいいと思います。 ただし5つ紋です。
お礼
5つ紋なら色留袖でもいいようですね。 今回は黒留袖にしようと思います。 ありがとうございます。
- mimi--ko
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黒留袖の方が格が高いです。 私は弟の結婚式のとき、黒留袖を着ました。 質問者様は弟さんのお姉さまなのですから、伯母様や従姉さんより格が高いお着物をお召しになったほうが無難です。
お礼
この場合黒留袖が一番いいようですね。 ありがとうございます。
お礼
着物は両母親と私だけの予定だったので、私が色留袖でも問題なかったのですが...。 伯母と従姉の色留袖には紋は入ってると思います。 やっぱり、黒留袖を着たほうが無難でしょうね。 ありがとうございます。