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船の航行(汽笛の種類について)
家が港(石油ターミナル)に近いため、よく汽笛の音が聞こえます。 長音3発の、「ボーーーーッ、ボーーーーッ、ボーーーーーッ」ばかりですが、この意味は何なのでしょうか。 以前、長音3発は、他船とすれ違うときに、「あなたの右側を通りますよ」という意味で、長音1発は、「左側を通りますよ」という意味だと聞いたことがありますが、あっていますか。 できれば、汽笛の種類や、船の航行に関するサイトを紹介いただけたら 助かります。 よろしくお願いいたします。
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船乗りの倅ですが、全くの陸(おか)の子ですので「一般人」 汽笛は主に、船と船が進行方向を相手に伝えることで衝突をさけるための信号で、 IMO(国際海事機関)規則により世界共通です 長音3回は航行していることを、周りの船に周知するものです 短音1つで「ポッ」と鳴らせば針路を右に、「ポッポッ」と短音2つだと左に転じることを意味します 「右側・左側を通りますよ」という意味ではありません また、「ポッポッポッ」と短音3回は「後進します」或は「後進中」という意味です 短音3回は「前進します」或は「前進中」という意味です 長音1回は出港の合図ですね 右・左といえば、右舷灯は緑色、左舷灯は赤色で 夜、あなたの乗っている船が進む右手に船がいて、左方向に進んでいるとします その船は左舷をこちらに向けた格好で、左舷灯は赤信号になり、 前方の船に優先権があります (向こうからはこちらの右舷灯の緑色が見えますね) この灯りは飛行機も同じです ◆汽笛を頻繁に鳴らすのは、衝突防止のためですが、 船が停止するための距離は 巨大船といわれる長さ200メートル以上の船舶のうち、長さ250メートルの船舶では約4キロ、 長さ300メートルの船では約5キロといわれています ◆汽笛の音色は船の大きさによって音の高さが3段階に決められています 一般的に大きな船は低いぼぅーといったお腹に響くような音ですが、 船が小さくなるにつれて、だんだん高くなっていきます 船別に周波数で表すと、全長200メートル以上の船では70ヘルツ以上200ヘルツ以下、 全長75メートル以上200メートル以下の船では130ヘルツ以上350ヘルツ以下、 全長75メートル以下の船では250ヘルツ以上700ヘルツ以下となっています >汽笛の種類や、船の航行に関するサイト ◆私もきちんと知りたいので探してみましたが、「これは」というものは見つかりませんでした
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- toscaninn
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No.1さんの回答は的確です。 海上衝突予防法で検索するといろいろ出てきます。海上交通安全法というのは日本国内法で、領海内の特定水域に適用される特別法です。特別法優先の原則により、対象水域では海上衝突予防法に勝ります。 ついでに、両手を大きく羽ばたかせるのは救助要請信号ですから、磯釣りなどしていて通りかかった船(特に巡視船)にこんな挨拶はしないようにしましょう。
お礼
世界中を旅する船は、いろんな法律があるのですね。 趣味で色々と調べてみたいと思います。 ありがとうございました。
- danke3
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NO.1です 一部訂正します >短音3回は「前進します」或は「前進中」という意味です ◆上記、正しくは短音5回です (短音3回は「後進」です)
お礼
ありがとうございます。 船ってロマンのある乗り物ですよね。 ですがあまり船のことを知る人はいないし、知る機会もない。 船を近くで見たくても、港は一般人は入れないところが多いので、遠くから見るしなない。航行中は陸から見ることはできないし。 いろいろと詳しい情報をたくさん情報ありがとうございます。 自分でももっともっと調べてみようと思います。