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アメリカは世界の警察?
最近のアメリカのやりかたは少し強引過ぎ、反感を抱いています。(昔からそうか・・・?) 9月のテロのときも、実に都合よくブッシュは爆弾の近くにいないし、あれは知っていてヤラセタに違い無いと感じましたし、今回のイスラエルのパレスチナ侵攻も、当初から知っていたに違いない。 昔の話ですが、日本に原爆を落とすし、東京裁判などというふざけた茶番はするは、グローバルスタンダードだなどと、言いながら、わが国の金融資産を盗もうとするは、とにかく、この国に対して、非常に不愉快です。 このアメリカという国の正体は、何なんでしょうか。 皆さんのご意見を、お聞きしたいと思います。
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異論を承知で少し他の回答者の方と違う考えを言えば、私はアメリカは 「普通の人間の作る、普遍的な行動原理を持った国家」 だと思っています。 多くの方がアメリカの悪い所、ずるい所、身勝手な所、残忍な所を声高に非難します。そして「アメリカ人は○○だから」「アメリカの政府が○○だから」「軍産複合体が‥」「ユダヤ系資本が‥」といった理由付けをしようとします。 「だからアメリカは特別、ヒドイ国なのだ」と。 しかし実際には18~19世紀のイギリス、フランスも、20世紀のソビエトも、思うままに力を振るえる時代にはずいぶんと酷いことをたくさんしています。最盛期のスペイン・ポルトガルも、中世のトルコも中国もモンゴルも、そして古代のローマ帝国やアッシリアも然りです。 裏切り、身勝手、侵略、差別、残虐行為‥何でもありです。 そういう意味で私の知る限り、ここで回答されているみなさんの基準に照らして「良い大国」「まともな強国」といえる国家は歴史上存在しないのではないかと、そう思います(ご存知であればぜひ教えてください)。 案外アメリカは自由や平等や民主主義といった事に「建前」としてでもこだわる分、かなりマシな部類かもしれませんよ。 また仮定の話として、例えば日本が将来「アメリカなみの超大国」となったら、やはり自国の利益や主義のために現在のアメリカと同じ程度には、他国の憎しみを買う行為をするのではないかと思います。もちろんそれが中国や韓国であっても、インドでも、アフガニスタンでも、はたまたケニアやパラグアイでも、さほど大きな違いはないだろうと思っています。逆にアメリカ程度には良い事もするでしょう。 ただ実際には力のない国家にはどちらもできないという事です。 そう解釈した方がアメリカという国の行動原理が理解しやすいように感じてます。 多くの方が「アメリカ人一人一人は良い奴なのに、どうしてアメリカはああなんだろう?」と悩んでいるのがその証拠です。「どうして」ではなく本来「強国」とはああいう振る舞いをするものなのだ、という考えです。 とはいえ、国家にはそれぞれ違った個性があるのは確かです。 私の考えとしては、歴史上現在のアメリカにもっとも近い国家はローマ帝国だと思っています。政治体制、成長過程、国民性、そして他国との接し方がかなり近いように思われますので、ぜひ一度その歴史を調べてみることをお勧めします。 現在の私たちにとってあまりにも巨大なアメリカを直接客観的に分析するのは難しいかもしれませんが、私の経験から言うとローマの歴史を通してアメリカという国の行動原理が理解しやすいと思っています。 もちろん誰にでも「アメリカを嫌う権利」「非難する権利」はありますし、個人の倫理観に照らして現在の他国や自国の政策を批判する事にも別に異論を唱える気はありません。私だって別に強い国が身勝手であることを望んではいません。 ただ本当に「アメリカの正体」という事をお考えであれば、そういう観点のアプローチも悪くないのではないでしょうか。 私自身はアメリカって、それほど「わかりにくい国家」ではないと思っていますよ。
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そうなんですか・・・ いろいろ、参考になりました(あ、これは回答じゃないですね、すみません^^;) アメリカもそうですが、中国の北京大虐殺で先方が報告している 被害者の数の疑問点、など、本当に今の日本は弱いですね。 私はデザインの勉強をしにニューヨークに行きますが、 さすがにground zeroを見た時は 「ああ、多くの日本人の銀行員の方がここで犠牲になったんだったなぁ」 などと、つい涙してました。 私のように一人でground zeroを見に来ている日本人もわりといて、 犠牲に遭われたご遺族の方か、写真片手にしゃがみこんでいらっしゃいました。 この前ground zeroを見に行った時はわりと整備されてはいたものの、 グランドセントラル・ターミナルにはちゃんと監視がされているのか、 まだ「この人を探して!」という、日本人の方の写真 (英語で髪は黒、目も黒・・・など)が貼ってあり、 また心が痛みました。 でも、本屋では沢山「パールハーバー」という書籍があるし、 「なんであんた達、原爆2回も落とした日本に詫びないんだ!」と いつもいつも思います。 jazzdancer様、私もあの映画、だーーーーいッ嫌いです!! (ファンの人がいたらごめんなさいm(__)m) なんで「地球に起こった事件で、自分の国だけで処理できんのさ! で、なんで日本の首相に電話しろって、は?日本の画面一瞬じゃんか!! ブルース・ウィルス、折角好きだったのに、 そろそろ作品選べ!!」って感じでした。 それにしても、この前はタクシーの運転手が J・Fケネディ空港の行き方さえ(マンハッタンにいたのですが) 知らないほど、アメリカも他国の人が増えてるんですね・・・ と、言いつつ、NYの人には結構親切にしてもらってるので、 すみません・・・どうしても、大嫌いな国、にはならないのです。。。 政府がいけないんでしょうか。。。
お礼
デザインの勉強でニューヨークに行かれるとの由、(!)・・いいなぁー・・・。 まぁ、アメリカにも勿論、いいところ、たくさんあるでしょうね。 好きか嫌いか、と言ったら、私も、少なくとも、大嫌いな国、にはならないようです。 しかし、アメリカという国が、日本についてどういう戦略を持っているか、どういう位置付けにしているか、となると、また、別問題・・・で、押し並べて彼等は、有色人種を、「人間の一歩手前の生き物」と捕らえている節がありますよ。・・・・(?) 率直なご意見、ありがとうございました。
- jazzdancer
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アメリカが世界で一番強くあるべき、というのはアメリカ人の大半の人が思っているでしょうね。 映画「インディペンデンスデイ」を観ても、宇宙人から地球を守るのはアメリカ人(それも大統領)でしたし・・日本人の私から見たら、なんじゃこりゃーって感じの展開でしたが、まぁあちらからみれば当然の内容なのでしょう。 この映画がアメリカでヒットしたというのは、「強いアメリカ」が前面に出ていたからだと思います。国民の潜在意識は、他の国々に対して優越感を持っていたいんでしょうね。 クリントン前大統領がパレスチナとイスラエルの和平協定の間を取り持とうとしたのも、世界に対する優越感が見て取れました。 また少し古いですが、ガットウルグアイラウンドの日本に対する強硬な姿勢も、私にはとても傲慢に見えました。 今はアメリカも不景気になって、世界全面株安か?といわれますが、ここで変な風に力に走らないよう願いたいです。 日本ももっとしっかりしろ!っと思いますが、お家騒動ばかりでこちらも何とも情けない・・世界の未来はどうなっていくのでしょうかね?
お礼
仰る通りですね、日本ももっとしっかりしろ、と私も声を大にして言いたいです。 アメリカは友好国として大切ですが、日本はアメリカの植民地でもないし、属国でもない、そういう認識をキチンともって、わが国も、アメリカ以外の国との親交と交流を深めるべきでしょうね。 ご意見、ありがとうございました。 ガットウルグアイラウンドの件は、詳しく記憶にありませんでした、・・・これを機会に勉強しようと思います。
- iceman2
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同じく、アメリカのやり方には反感を抱いています。 アメリカの自国中心主義には、うんざりです。 やつらは、戦争・核の恐ろしさを知らない。 テロの時、衛星放送でABCだったかの、ニュースを見ていると、「広島のようだ」とか、「真珠湾の時と同じだ」という事を言っていました。 広島・長崎とはくらべ物にはなりません。ビル2つ、3000人の犠牲者しか出さなかったのに。原爆で町一つ消え去るのにくらべたら・・・ 真珠湾攻撃は軍事施設だけを狙った攻撃だったのに、無差別とは違います。 東京などの、空襲も同じでしょ。無差別攻撃だったから。 蛍の墓や、はだしのげんを見せるべきですね。 本当にアメリカが正義なら、さっさと、イスラエルをとめんかい!! アメリカの自国中心主義を除けば、いい国だとは思いますけどね。 テロ事件は、ご愁傷様です
お礼
「イスラエル」・・・・ですよねぇー・・・(!)全く! 「大部分の良きアメリカ人」の上の方に、ごくわずかの「選良」民が、中枢を握っている?だとしたら、これは、世界全体の「自由」のためには、由々しきこと、です。 「広島のようだ」とか、「真珠湾の時と同じだ」とか、アナウンサーが言っていたのですか・・ううむ、我々日本人にとっては、そういう空気は、ちょっと、気に掛かりますね。 貴重なご意見、ありがとうございました。
- kobecco
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アメリカの正体? それは、武力を背景として、世界中に自分の価値観を押し付けようとする「世界の暴力団」です。 ですから、私は、ひとりでも多くのアメリカ人が、この世から消えてくれることをいつも願っています。 昨年9月11日のテロでは、外国人も含めてわずか3000人ほどしか死ななかったと知って、とても残念に思いました。1万人単位のアメリカ人が死んでくれたものと期待していたからです。 とにかく、一刻も早くアメリカという国をつぶしてしまわないと、こうしている間にも新たな犠牲者が出ていることでしょう。 下記の質問への回答#2でも、私の意見を投稿してありますのでご一読ください。
お礼
#2の回答の方も読ませていただきました。参考になります。矢張り、ユダヤなんですか。いろいろ、聞きますが、彼等の独善主義、なんとかならないんでしょうかねぇ、全く! 貴重なご意見、ありがとうございました。
非常にうがった見方かもしれませんが、かつてナチスのヒトラーが夢見た第三帝国の具体的な姿がアメリカであるとは言えないでしょうか。 私はヒトラーという人物は取り立てて異常でも残酷であるとも思いません。彼が異常で残酷なら日本の非戦闘員である一般人の住む広島と長崎で戦争という名を借りて原爆実験を行ない、ベトナムでは枯葉剤をばら撒き、テロリスト壊滅という名目でイスラエルやヨーロッパ各国には決して行なわない空爆をアフガニスタンに対しては平気で行い、正義のためなら多少の犠牲はやむを得ないと平然と言い、イランとイラクと北朝鮮は「悪の枢軸」だから早く片付けてしまおうとし、いまだに中国と共に「正義の戦争」のために地雷を作り続けているアメリカの為政者たちも異常で残酷極まりないと言えるでしょう。
お礼
私も以前から、何故アメリカは日本に原爆を投下して何万人も民間人を殺しながら、それについては口を噤み、日本の侵略や、虐殺を「正義」の名の下に裁くことが出来るのか、と、疑問を持っていました。しかも、パール判決文書によれば、真実は、どうも、アメリカの主張とはかなり違うような気もしますし・・。 早速のご回答、ありがとうございました。
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お礼
貴重なご意見、ご教示、ありがとうございました。 ・・(!)・・・なるほど、ローマ帝国ですネ、確かに「アメリカの正体」を探るのに、大変透明なアプローチのような気がします。 制度の変遷などを、じっくりと辿ってみて、それをアメリカの大統領制と比較したり、外交史を比較したり、何かが見えてくるかもしれません。 とても、参考になりました、すこしずつ、やってみたいと思います。