• ベストアンサー

分祀論

靖国神社等の分祀論が問題になっていますが、理解が浅く何が問題なのかがわかりません。 ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.1

まず、神道の教義として、分祀そのものができない、という点があります。たとえば、日本全国に稲荷神社がありますが、それぞれ別のお稲荷様がいるわけではなく、全て同一のお稲荷様であり、全ての場所に同時に存在する、ということになります。 したがって、分社化を図ったとしても、祀られる神そのものは同一のものとなります。 日本は民主主義国家であり法治国家ですから、国が民間の宗教団体の教義を指導することは、特に法に触れない限り(例えば××様を信じていないものは殺しても良い、とか)は、できません。 なぜ分祀が出てきたかといえば、1)戦犯も合祀の対象に入っていることに中国等が難色を示していること、2)靖国神社が勝手に祀っている(と遺族が主張している)こと、の2点に分けることができるかと思います。 1)については、中国の外交戦略であることはすでに明らかです。 2)については、個人的には、40年近く何もいわなかったものが何を今更、といったところです。大体、例えば菅原道真も自ら望んで祀られているわけでもないでしょうしね。

その他の回答 (3)

  • password
  • ベストアンサー率17% (195/1092)
回答No.4

何か、【妄想】しか話せない者がいるので、正確な所を書くと、 日本の神は 頼む(頼る)存在では無く、誓う存在です。 (頼るのは仏ですねw ギリシアの神々と同じで、人間に対し 何か奉仕する存在ではありません) 日本の神社の存在意義は、主として【祟り】を押さえ込む為に存在します。 例えば、菅原道真を追放して非業の死を遂げた事に対し、祟らない様に(学問の)神として祀ったりしています。 これと同じで、「日本国家の為に非業の死を遂げた者が、日本国に祟らない様に、神として祀り 祟りを治める」為に 靖国神社が建立されました。 よって 軍人などが死んだ場合も祀られただけであり 軍人達の精神的な支柱の為(死を恐れさせないため)これらを利用しただけですね。

  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.3

靖国神社は戦中、軍部が軍人統制の為に使用していたから、戦後、米国による解体を恐れ、存続の為に宗教法人格にして何とかそこに逃げ込んだ。だから信仰の自由がどうたらでと言っている政治家はみな詭弁を言っているか、とりあえずよく分からないから人の言っている事をまねしてその場をごまかしているかのどちらか。 明治に作られた東京招魂社が現靖国神社であり、招魂社=魂を招く社(やしろ)として国家が運営していた。靖国神社は日本の為に戦った軍人が死んだら一度そこへ行くという事になっている。当時そういう設定にした。だからキリスト教だろうと神道だろうと仏教徒だろうと戦死した人間は一度靖国神社に集って来る事になっている。集まったらその後は極楽浄土に行こうが輪廻で生まれ変わろうが地獄に行こうが、国家は関与しませんよというもの。 信仰の自由とか魂は二つにならないとか、全部は嘘八百であってこじつけでありごまかし。戦争に負けて軍部が握っていた利権は全部無くなってしまって解体されてしまった、挙げ句の果てに牢獄入りしていた国際協調派なんていう売国政治家が国家の中枢になってしまった。それらすべてが許せない。だから何でもいい、流説、風説、風評なんでもいいから美化できる話をばらまいてとりあえず兵の増強を計ろうというもの。それには靖国神社は欠かせない。

  • IXTYS
  • ベストアンサー率30% (965/3197)
回答No.2

神道では何故分祀ができないのか。  神道の理解では、私たちの魂は、死後荒々しいものである。 それが、手厚い供養のもとで、33年の時を経て鎮められ、先祖の魂と合体する。   年数を別にすれば、神道固有のものではなく、原始アミニズムに共通の教理です。 世界各地に存在していましたが、現在では一神教の宗教に淘汰され、ごく一部にしか存在が認められておりません。  アイヌや北方の狩猟民族の宗教も、原理は同じです。 ただ、現実に機能しているのは、日本神道とパプアニューギニアの自然崇拝くらいのものです。 結論をいえば、33年を経た魂は先祖の霊と合体してしまって、分けられないのです。 

関連するQ&A