- ベストアンサー
東北大学工学部の実情について
- 東北大学工学部の実情について要約します。
- 東北大学工学部の実情についての情報をまとめました。
- 東北大学工学部に関する情報を要約します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
実情に詳しいわけではないですが、卒業は東北大学工学部で今も東北大学に関わっている人間としまして: 数値で評価できる実績指標となると論文の引用数ですが、その点で材料工学が牽引しているのは否定できないですね。大学の実績ってそういうことしか評価指標が無いのです。それだけとればその先生の言っていることもあながち嘘ではありません。それが一番大事かというと全然賛成できませんけど。私もその先生の真意がわかりません。 以下はデータに基づかない全くの個人的な印象論です。 教授陣とか学生の資質で材料系が電気情報系に優るという印象はありませんし、そう聞いたこともありません。 伝統の重みにしても、材料系は金属材料研究所以来の伝統はありますが、電気情報系の伝統はそれに優るとも劣らないものです(個人的には「優る」のではないかと思っています)。八木アンテナ、マグネトロン、半導体、光通信、等々東北大学の電気情報系が活躍していなければ世の中全然様相が違っています。 今も電気情報系が沈滞しているというようには聞きません。素晴らしい業績を上げているかというと長い年が経たないとわかりませんけど。 社会的評価も材料に優るとも劣らないはず。 あ、そうそうノーベル賞の田中さんも電気系でした。 私の頃は、優秀な学生は電気情報系に行き、電気情報系に行けなかった学生が金属材料その他に行くという時代だったのです。今はどうなっているのか具体的なデータを持っていないので何も言えないのですが。。。。 電気情報系に進むのをためらっているのでしたら:別にためらう必要はなくて、論文数がどの引用数がどうのという評価指標は進路を考える材料とは無縁のものだと思います。 東北大の選択をためらっているのでしたら:東工大も北大ももちろん良いですが、東北大も同等程度には良いです。少なくともこれまでの実績では上だと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。学部OBの方かと拝察しましたが、とてもわかりやすく詳しいコメントで、大変参考になりました。 関係者の方でないとなかなか分かりにくい事柄ですので、どうしてもイメージで推し量りがちになっていました。説得力のあるお答えをいただいて意を強くしています。ありがとうございました。