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イラストレータ 立ち上がりの時間
マックブックでCS2を使っています。 質問というよりは疑問なのですが、朝はじめてパソコンを起動して、そしてイラストレータをクリックすると約1分で立ち上がります。 いろいろ作業して、いったんイラストレータはやめ、しばらくネットなどした後もう一度イラストレータをしようとクリックすると、20秒ほどで立ち上がります。 毎回そうです。初回は1分ほどかかり、2回目以降は約20秒ほどです。初回と二回目以降はどうして立ち上がりの時間がこんなに違うのでしょうか?
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Illustratorだけでなく、すべてのアプリケーションで同じ事がいえます。 理由は、仮想メモリにあります。仮想メモリは、ハードディスクの空き容量を、メモリの一部として使用する技術のことで、少ないメモリでも、多くのメモリを必要とするプログラムを実行することができます。 アプリケーションなどのプログラムは、APIという細かな部品の組み合わせになっています。頻繁に使用されるAPIはメモリに置いておき、たまにしか使わないAPIは、仮想メモリ(ハードディスク)に置いておいて、使うときにメモリに持ってきます。そして、異なるアプリケーションで、共通したAPIを使うこともあります。 これらをふまえて、Mac OSのプログラマは考えました。アプリケーションを終了させても、アプリケーションを構成するAPIのうち、すぐにまた使いそうになるものは、メモリから解放せずに、仮想メモリに置いておいたらどうだろう?そうすれば、アプリケーションを含むMacintosh全体の動作が速くならないか? このアイデアは、Mac OS 8(7.6からだったか?)から採用されました。 そういうわけで、アプリケーションを二回目以降起動するとき、最初の起動より速く完了するのです。
お礼
回答ありがとうございます。 詳しい説明ありがとうございます。そういうことだったのです。