確かにつらいでしょうね。毎日顔を合わせる人とうまくいかないというのは、ほんとうにこたえますからね。
ただ、あなたはもう仕事をやめると決められたということで、どうせ残り数ヶ月なのですから、どうせなら前向きに学べるだけのことを学んでみてはどうでしょうか。
今の環境で学べることは、恐らく「人との距離のとり方」ではないかと思うのです。
「屈辱的なこと」の内容はよくわかりませんが、恐らくあなたにとっては、会社をやめたいほどの耐え難いことなのだけれども、相手は全く反省していないという状況なのだと思います。
それは、二人の価値観が違うからです。価値観というと大げさかもしれませんが、味の好みの違いのようなものです。ある人にとっては好物でも、別の人にはとても耐えられない食べ物があるように、同じ言葉でも、ある人にとっては屈辱を感じるのに、別の人はうれしがるということが、世の中にはままあるのです。
ただ、職場というのは、学生時代のように仲のいい人だけ集まっていればよいという場所ではありません。これがつらいところです。自分と好みの合わない人、「顔も見たくない、声も聞きたくない」人ととでも、チームを組んで成果をあげなければなりません。少し厳しい言い方かもしれませんが、仕事で給料をもらえるというのは、そういうこともコミなのです。
ここで大事なことが、人間関係の距離のとり方です。
こう言っては失礼ですが、恐らくあなたは「友達なら自分のことを100%理解してくれるはずで、そうでなければ友達じゃない」と、思っておられるのではないでしょうか。
まあ、そういう親友を求めるような気持ちはよくわかるし、決して間違ってはいませんが、人は生まれた環境も、読んできた本も、経験もそれぞれ違いますよね。だからなかなか100%ぴったり合う人というのはいないんですよ。
でも人間というのは違うところも多いけれども、共通点だって多いです。
話の合う部分や、仕事の必要な部分だけは付き合って、それ以外の部分はノータッチにすればいいのです。
つまり、友達なら100%受け入れて、少しでも合わなければ絶好ということではなく、ある範囲までは付き合うが、それ以上は自分も踏み込まないし、相手にも踏み込ませないという距離感が必要だと思うのです。
敬語や礼儀作法には、そういう効果もあると思います。できるだけ丁寧に対応しながら、仕事に関係のない話は一切しないという態度を貫かれてはいかがでしょうか?
でも、これができれば、ある意味で、これからどんな職場で、どんな人と出会っても、一緒に仕事ができるようになると思いますよ。
つらいでしょうが、がんばてくださいね。
お礼
とても納得できるお話をいただきありがとうございます。 屈辱的なお話をします。問題の「その人」は会社の飲み会で「ある異性」の携帯電話を無理矢理奪い、断りもなく私の携帯アドレス/電話番号を登録し「ある異性」になりすまして未婚でモテない私にプロポーズのメールを送ってきたのです。最初は信じませんでしたが「信じてください」とのことで信じてしまい、真面目なメールをしたのですが、すべて「その人」が返信していたのです。あとで「ある異性」に事情を聞くと「その人」が勝手にやったことで、自分も困っていると、、、。許し難い悪ふざけです。 >話の合う部分や、仕事の必要な部分だけは付き合って、それ以外の部分はノータッチにすればいいのです。 これを是非、実行しようと思います。 今は、どう対応すべきか学ぶ良い経験だと思って乗り越えます。 親切丁寧なご回答をありがとうございました。