- ベストアンサー
アメリカの大学入試
アメリカの大学は日本のように入試がなかったですよね? 日本では入試の難しいところを入ると一流大学とわかるんですが アメリカの大学は入試がないのにどこで一流大学とか2流とかが決まるんでしょうか。 わかる方よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
アメリカには州立私立と若干異なりますが、基本的には、統一試験(sat, act),学業成績、課外活動記録+推薦書、エッセイ(志望理由もどき)、インタビュー(面接)、コネ、で判断されます。コネというのは、公ではないはずですが、いわゆる大統領や大企業の子供や有名人等が多少成績が芳しくなくても合格するので実際は存在します。もちろん、大学が単に入れるわけではなくて、寄付金やその大学の知名度を上げてくれるという点がメリットであるという意味で評価しているので日本からすれば不公平ですが理にかなっているともいえます。 さて、まず統一試験ですが、これは日本のセンター試験のようなものです。試験形式はかなり異なりますし、個人的にはセンター試験よりもネイティブにとっては簡単だと思います。実際、特殊な場合を除いて有名大学に入学する学生は満点やそれに近い点を取っています。 成績表ですが、これはいわゆるGPAです。日本の大学のように卒業や受験(APPLY) に必要な単位や科目(分野)は学校によってあるものや、とる同じ科目でもレベル、出身高校のランクなどに大きく依存しますので、一概に高ければ良いわけではありません。大体一流大学に入学する学生はAP~といった大学一年生レベルの授業をとっています。また、近くのコミュニティー大学で授業を受けさせてもらえたりもしますので、一流大学へ行く生徒のGPAは日本でいうオール5に近い成績の方も多くいます。 課外活動、これについてはアメリカは基本的になければまず一流大学には受かりません。それも、日本の大学生がやるインターンのようなものを含め、ボランティアなどもかなりやっています。当然、いろいろとそういう機会もあるわけで、その他音楽活動や運動、演劇など大体一分野に一つは何かやっててそれぞれでそれなりの、或いは一つでずば抜けた功績がなければ一流大学はまずとりません。 エッセイ、いわゆる自分が将来何したいか、何を学びたいか、などを書けと指定されている場合と何でも良いからなんか書けという場合があります。用は、「こいつはどんなやつで、どれだけ魅力的な人材であり、本学にぜひきてほしいと思わせるかを自分で大体A4、3枚程度で書くのです。日本のAO入試の志望理由みたいなものですが、それよりも重要な評価を示しており、一部の話ではこれだけで即合格が決まるような可能性を秘めているとかです。 インタビュー、面接ですが、用は自分を売り込みにいく。大体自分でアポイントをとって教授に面接してもらうので、必要とかではない場合が多い。州立大は無い。これも、教授が気に入ればその場で即合格決定などもある。また、ある条件をあげて条件付合格なんていうのもあると聞いたことがある。 以上を総合してアメリカでは評価されます。有名なところは何が有名かですが、日本と同じでやはり歴史的に有名だし、知名度があるという理由、雑誌の学校の評価ランク、ある分野での研究成果を挙げているなどの権威がある、その他college boardなどのページにあるようなapplication addmitted%(どれだけの%の受験者が合格したか:有名どころだと大体10%)などで、最終的には提出書類を見たときに大体受かりそうなレベルなどで決めるんだと思います。日本と違って受けられる数の制限は無いですし、合格発表は私立の場合早い人~遅い人(大学がとるかどうか迷っている場合)と数ヶ月差があります。提出書類を見て大学がいらないと瞬時に判断するか、いると瞬時に判断した場合は早い人です。 質問の趣旨とややずれたきもしてすみませんが、こう見ると日本より大変そうな気がします。ただ、勘違いするといけないのは、アメリカの科目勉強は日本の受験ほどトリッキーな問題は無いです。それぞれの基礎が分かればキチン満点が取れますので、その点で言えばアメリカで有名大に行った人が東大の試験に受かるかといえば、半年~一年程度では厳しいと思います。もちろん元の実力はある人が有名工に入る人は多いですので、ようは受験の訓練が皆無だということで無理と判断しています。逆に言えば、日本もセンター試験だけで受験(実際日本のセンターのほうがアメリカの統一テストより高得点を取るのは難しい気がする)なら、その分の課外活動等に費やす時間もありますし、アメリカ式の受験になればそれこそ魅力的な書類をそろえる人が増えるかも知れません。(もちろん勉強しかできない人もいるでしょう。)ようは評価基準がかなり違うということですが、いずれにせよ一流大学にはいるのは難しいです。ただ、アメリカに浪人生はまずいません。(というか、試験一発で今後の人生が左右されるような合否でもないというのが本音) 一流二流大がどう評価されるかということでアメリカの入試制度を個人的な感想も含めて知っている範囲で書きましたが、どちらも1、有名大学ははいるのは一般的には難しい。ということです。ただ、たとえば日本ならもっとも難しい東大にはいるためには誰でも、試験問題をある高いレベルで解ける必要がありますが、アメリカの有名大学の基準は曖昧ですので、仮に勉強が多少出来ないとみなされても、たとえばオリンピック金メダルだとかだけでも合格と評価されることもありますので、勉強が必ずしも一つの基準ではないということで、人にとっては一流大学入学が難易度と直結していないかもしれません。ただ、この評価方法はかなり主観的ですので、日本の試験で合否を決めるもののほうが誰も文句の言わない平等な試験とも言え、ゆえに難易度=偏差値=大学評価のような基準が定着している気がします。 質問の趣旨とはずれたきもしますが、表面的なアメリカの大学入試制度だけで日本の偏差値=大学ランクを批判する人もおおいので、ちょっと述べさせていただきました。分かりにくい文章ですが、あくまで、私の個人的な記憶に基づいたものです。
その他の回答 (2)
プリンストン大学は『アイビーリーグ』という集団(正確にはスポーツカンファレンス)に属している大学で8校あり、どこも一流大学で、入学は最難関です。 アイビーリーグ ・イェール大学 ・コーネル大学 ・コロンビア大学 ・ダートマス大学 ・ハーバード大学 ・ブラウン大学 ・プリンストン大学 ・ペンシルバニア大学 あとはMIT(マサチューセッツ工科大学)などが有名ですね。 注目すべきはアメリカの大学で一流といわれているのは私立大学ということですね。 アメリカには国立大学というものがなく公立大学というと州立大学になりますが、UCLAなど一部の例外はありますが、一般的に有名な私立大の方が州立大よりレベルが上といわれていますね。 あと、アメリカの大学には日本のような入試はありませんが、選抜があることには変わりはありません。 詳しく書くと長くなるので書きませんが、選抜はあるのでそもそも優秀でない生徒はアイビーリーグなどの一流大学には入学すらできません。
お礼
入試はないけど選抜が難関と言う事ですね。 有難う御座いました。
- kanakyu-
- ベストアンサー率30% (1916/6194)
こんばんは。 毎年ランキングが公表されてますよ。 いまは、プリンストン大学が一番みたいですね。 けれど日本ではプリンストンとかイェールよりも、やっぱりハーバードとかMITの方が有名ですよね。 ↓参考URL見てくださいねー
お礼
ありがとう。
お礼
詳しく書いて下さっているので、どのような選抜によって入学できるのかもよくわかりました。 有難う御座いました。