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クライスラー 300c SRT8
今AMG C36に乗っていますが、形が好きで買い替えで上記車種も考えてみました。 5lエンジンかSRT8あたりを考えましたが、アメ車の場合故障や修理などのメンテナンスのことが気になります。 このあたりの車ではメンテナンスにかかる時間や費用などはどんなものでしょうか? また、乗った感じではドイツ車と比べてどんな違いがあるかと、内装や設備なんかの違いで気になるところとかあればいい面でも悪い面でも教えてください。 ディーラーでは右ハンドルですが左とでは装備面で日本使用とかになっているとかで変わってくるのでしょうか?
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形や印象は殆ど主観的なモノになってしまいますので 、あくまでも事実関係という事でご了承下さい。 メンテナンスの費用はAMG(ヤナセと仮定して)と それほど大差はないはずですが、オイルの絶対量、プ ラグの本数(16本)などは確実に余計に掛かります 。もちろん6.1Lの排気量に対する税金も3・6L の倍近く掛かってきます。この辺は高額車両を所有な さっておられる事からあまり問題ではないかもしれま せんが。 内外装の仕上げは、これはもう如何にコストダウンが 嘆かれて久しいベンツ各車でも到底適わない程の酷さ です(笑)。酷いというよりもショボイと形容した方 がしっくりくるでしょうか。妙な部分にコストを掛け 、びっくりする様な部分に手を抜いています。 ただ機械的ないい加減さは然程感じず、どちらかとい えば真面目に造ってある印象が強いです。 エンジンは好みの問題もあるでしょうが、なかなか 力作だと思います。とてもOHVとは思えないような スムーズな回り方をしますし、DOHC全盛の現代で あそこまで下から大きなトルクを体感させてくれるエ ンジンはある意味感動的ですらあると思います。 SRTで6.1で425馬力、普通のHEMIでも 5.7で340馬力、共にトルクは50kgを軽く超え ていますので、燃費は当然ご想像の通りです。 5.7で5km/L、6.1では4km/Lがいいとこ ろです。 エンジンを除く腰下はご存知旧「E」からのキャリー オーバーですが、部品流用は全体の20%ほどで、 正確には設計の流用が正しいようです。もちろん車体 の大きさが2回りほども違うので、かなり無理がある のも間違いないようで、世間で言われている程強固な 剛性を持っている訳ではありません。 左右のステアリングの差ですが、左に対して右はやや フリクションの大きさを感じました。しかし大きく気 になる程ではありません。問題はペダルのレイアウト です。極端にオフセットしておりかなり気になります し、実際SRTではバケット形状のシートと相まって かなり窮屈な思いをします。 ノーマルに比べSRTのシートは、形状仕上げともに 好印象でした。実際コストも掛かっているようです。 装備では必要な物(不必要な物まで)殆どフル装備で す。実際の使用で不便さを感じる事は殆どないでしょ う。信頼度も思いの外高いものです。 ドイツを代表するヨーロッパの車と比べて、一番の違 いは高速域での信頼感でしょうか。信頼出来ないとい う事ではなく、別の方向性を持っているという意味で です。 例えば150kmでの波を打つような路面での安定感 で、ドイツ各車では一時も早くピッチングを収めよう とするセッティングが通常です。方や300Cでは 低速ではダンピングの利いた足回りと感じていたモノ が、実はかなりソフトな方向に振られていた事に気が つかされます。初めは不安な感じもしますが、これは 慣れの問題も大きいかと思います。基本的にはかなり 安定志向で造られています。 最後に個人的印象を一つ。 確かにヨーロッパのクルマと比べてはイマひとつ、あ るいは雑な感じもしますし実際そうでしょう。 しかし現代においてここまでヤケクソ的な個性を前面 に打ち出した存在は立派であると思います。そしてそ れが形のみで語られてしまう事にも僅かな寂しさも感 じてしまうのです。 是非一度試乗される事をお勧めします。 その節は外見に惑わされず、単純に車としての評価を 下してみて下さい。
お礼
詳しくありがとうございました。 今の車ももう10年で約20万キロ走りました。特に故障も無く来ているので次の車もいいものに出会えたらと思っています。アメ車の場合故障した場合に部品の取り寄せとか修理期間で長くかかるとか信頼面とかがどうなのかと心配していました。旅行中ダッジマグナムのレンタカーを借りましたが排気量が小さいのでしょう少し物足りなく感じました。もう少し時間かけて考えていきます。 ありがとうございました。