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飲食店が、客の飲酒運転の幇助で摘発されないための対策
次の質問を読みましたが、飲食店への風当たりも、今まで以上に厳しくなるのではないかと思います。 ▼質問:飲酒運転ほう助に付いて教えて下さい。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2386519 その際、飲酒ドライバーの幇助対策に力を入れてくると思うのですが、業界として、何か目立った動きをしているところはあるのでしょうか? あるとしたら、具体的にどういう取り組みをしていますでしょうか? たとえば、キリンビールが、飲酒運転防止を啓蒙するポスターを飲食店に配るそうですが、それを店内に貼るだけでは幇助していないことの証明にはならないと思うのです。
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初めまして。スコンチョといいます。(^_^) >飲酒運転の幇助で摘発されないための対策 まず場合分けが必要かと思います。例えば、周辺に駐車場がほとんどない ような駅付近・街中の飲食店の場合、車のお客様は少数のはずですから、 車で来たと知り得るお客様にお酒を提供することはあまりないはずです。 それであれば、ポスター及び「タクシー・代行が必要なお客様は店員まで お申し付けください」(具体的な電話番号も付記)を貼っておけば、飲酒 運転防止に取り組んでいると見られると思います。 逆に、車でないと来られないような店舗であれば、アルコールを出した 席にはチェック時に「タクシー・代行のご利用はないですか?」と必ず 確認しておけば、店の責任は問われないと思います。(念のために、 伝票に確認済みチェックとか入れておくと良いかも) 実際に摘発された店は、常連客に車で来店と知っていてお酒を販売し、 結果として事故等に繋がった店を、見せしめとして捕まえるわけです。 (車でないと来店できない立地なのに、アルコール主体の店は要注意 ですね) むろん、世の中の風向きを見ながら、程度の修正はしていかなければ ならないでしょうが、急に堅苦しい雰囲気に包まれたお店(全員がいち いち質問される)になるのもいかがなものかと思います。 どうしても、ご心配でしたら、最寄りの警察署に「車で来たかどうかの 確認はどうやってやるのか?」と相談してみてはいかがですか。実際 問題、都道府県によって温度差はかなりあります。地元警察署の指導 を基本として取り組んでいる店が、幇助に問われることはまずないと 思いますよ。(^_^) http://www.kik-izoku.com/kik-news/n-35.htm http://www7.ocn.ne.jp/~kuroyama/new_page_3.htm
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- kazu0112
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面白い事例があります。 <店側の対応> 地方のロードサイドの飲食店の場合ですが、車で来たかどうかを必ず確認し、車利用の場合、お酒を出さないか、代行を依頼するの選択をさせ、代行拒否の場合はアルコールは出さないように伝票にチェックし、代行を頼むとした場合は、チェック時に代行会社を手配するというもの。 このくらいはしないと幇助を逃れられないでしょうね。 <飲む側の対応> これは、女房の会社の対応ですが、飲み会をやるとき、車で来ている社員にバッチを渡すんだそうです。 「私は車なのでノンアルコール」というものだそうです。それをつけていないと出席は不可だそうです。 笑い話みたいですが、本当の話です。 これなら、同席者がつかまる恐れはありません。 このくらいの対策は必要でしょうね。
お礼
情報ありがとうございます。 すでに、そういう徹底した店まで出現しているんですね!全然知りませんでした。 それならば、確認漏れもないでしょうし、伝票に記録として残りますので、一石二鳥ですね。 きっと一見客の中には、そういう対応をされた直後に、何も注文せず、そのまま店を出てしまう人もいるのかもしれないでしょうが、店の安全(社会の安全)のためには代えられないですものね。立派だと思います。
- kyoutosoda
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警察・検察からすれば、店の人を幇助罪にするためには「車で来たことを知っていて(知ることができて)、酒を出した」という立証が必要です。 例えば、 ●お店が住宅街ではなく車で来る人が大半である ●駐車場が店内からよく見える ●車のキーを手に持ちながら入店してきた など、客が車で来たことを知るきっかけはいろいろと見つけることはできます。 そのため、警察・検察からすれば「店の人間は、客が車で来たことを知りえたか」という点を問題にしてくるでしょう。 また、おっしゃるとおり、単にポスターを貼っていただけでは、幇助の罪を逃れる理由にはなりません。 少しでもドライバーかもと思ったら、酒は提供しないか、直接聞く必要があると思います。 これは、お店ごとの対応が問われている問題ですから、飲食業界全体やビールメーカーを責めるのは筋違いの気がします。 ですから業界としてできることは、啓発運動をしていくとか、マニュアルを作るとか、そういったレベルだと思います。 あくまで、その店その店の責任感の問題なのではないでしょうか。
お礼
詳しいご説明ありがとうございます。 おっしゃるように、業界ひとくくりの一律的なやり方でなんとかなるというわけではないですものね。 ところで、ビール会社はビール会社なりの努力をしているわけで、彼らの努力を批判するつもりはありません。 「言った言わない」の証拠の問題に発展するかもしれませんが、”直接聞く”という姿勢が大事だということだったんですね。 マニュアルを作って日頃から従業員を教育しているというのも、きっと第三者に説得力あるんでしょうね。
- JOBE
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ニュースで見たけど、各テーブルに店員がチラシを持って回り説明していました。 子供じゃないんだから・・・ と思うのは私だけでしょうか??
お礼
具体的なケースをご紹介くださってありがとうございます。 確かに私も子供じみているやり方とは思いますが、店の立場に立ってみますと理解もできます。 つまり、店側としてできることは何でもやっていかないと、万一のときに「運転するのを見て見ぬふりしたのでは?」と、あらぬ疑いをかけられるという恐れがあるからだと思います。 しかも、下手なアプローチの仕方をすると、客離れを起こしかねないというジレンマもあると推測できるからです。 そもそも飲酒事故の当事者は、まぎれもなく「いい大人」(しかも市民の手本となるべき公務員までも)であるわけですからね。 ちなみに私は若い頃、飲酒運転が摘発されたら一発でクビにされる会社に勤めていましたので、おっしゃることは本当に同感できます。
お礼
スコンチョさん、 ご指摘の通り、店の立地や規模、メインで酒を出している店とそうでない店など、様々な形態があるので、一概には言えないでしょうし、最終的には警察が判断するのではなくて裁判所の判決で決まるはずですから、「これをしておけば大丈夫」といった法則はないと言えるのかもしれませんね。 だから、私のような一市民が警察に問い合わせをしたとしても、おそらく、店の性格だけでなく、その場、その時の状況にも左右されるから一概には言えないと回答されるような気がします。 もしくは、そういった前置きをされた上で、典型的な事例を紹介してくれるかもしれませんが、そもそも私は興味本位でこの質問を起こしただけですので、そこまでの行動力はありません。 もしかしたら、他の方々の回答にあったような取り組みをしている店は、すでに警察に対策方法を相談をしていて、それを実践しているにすぎないのかもしれませんね。 詳しいご説明、ありがとうございました。 ご紹介いただいたページも、とても参考になりました。
補足
9月18日付の朝日新聞(地方版)に、「飲食店、対策に苦慮」という見出しの記事が載りました。 その一部を抜粋します。 1.繁華街では、一連の報道以来、駐車場も閑散とし、来店客が激減した店も出ている。 2.運転代行の需要が大幅に伸びた。 3.啓蒙チラシは、お客に渡したくないのが本音。 4.来店客にタクシー券(300~500円程度)を配りたいがコスト負担がネック。 などなど、対応に苦慮している様子がうかがえますが、逆に、それまで、いかに飲酒運転に対して無策だったかがうかがえます。 現在のタバコの嫌煙権の広まりのように、この流れが定着して飲酒運転による悲惨な事故が撲滅されることを祈るばかりです。