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サルファーフリーと燃費の関係

サルファーフリーのガソリンや軽油によって、自動車の燃費が向上し、CO2排出量が削減されるとのことです。http://www.paj.gr.jp/html/data/eco/lowsulphur.html 硫黄分が少ないとなぜ、燃費が良くなるのでしょうか。

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  • a-saitoh
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回答No.2

そういうことでしたら、たとえばこれ? www.paj.gr.jp/html/paj_info/chairman/data/file/20040917.pdf www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g21120d50j.pdf ・燃費向上には希薄燃焼(ガソリン濃度の低くして燃やす)ことが有効。 ・希薄燃焼(酸素過剰雰囲気)ではNOxが増える。 ・希薄燃焼で生まれるNOxを処理する触媒(の候補物質)は今のところ、硫黄に弱い(劣化する)ものしか見つかっていない。 ということのようです。現状のエンジンは排ガス規制以前のエンジンと比べるとかなり希薄燃焼になっていますが、さらに希薄燃焼化を進めるには、触媒の進歩(硫黄で劣化しないNOx処理触媒)か硫黄の少ない燃料かが必要であるということなのでしょう。 あと、ディーゼルエンジンに関しては、 www.pecj.or.jp/japanese/jcap/jcap2/jcap21_2.html には、「NOx吸蔵還元型触媒(NSR)システム付きエンジンの場合、燃料中の硫黄分を50ppmから10ppmに低減することにより、排ガス後処理装置に添加する燃料が減少するため、燃費が約4%向上出来ることが判りました。」 あと、あります。硫黄で劣化した排ガス後処理装置に燃料を与えて高温にして、劣化した触媒を再生させるのですが、高温にするためには燃料を使います。硫黄が少なければこの工程を行う頻度が下がるので燃費もよくなる。 検索エンジンでざっと調べると、このくらい出てきました。 あとはご自分でお調べください。

Energie
質問者

お礼

すばらしい! 納得です。 国内全ての燃料がサルファーフリーにならないと、自動車メーカーとしてはリーンNOx触媒を採用するわけには行かないので、実際に燃費がよくなるのは先の話ですね。

その他の回答 (1)

  • a-saitoh
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回答No.1

あなたの書いたURLをみると、「サルファーフリーの特性を活用した新型の排ガス処理装置を装備すれば・・・燃費の向上」と書いてありますよ。

Energie
質問者

補足

新型の排ガス処理装置と燃費の関係は自明ではありません。 新型の排ガス処理装置とはこれまでのとどこが違うのか? 燃料の硫黄分を低くしないと新型の排ガス処理装置が使えないのはなぜか? そもそも排ガスの有害成分を除去するための排ガス処理装置で、どのような理由により燃費が向上するのか?

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