スマートメディアとは、SSFDC(ソリッドステートフロッピーディスクカード)という名称で開発された記録メディア。0,1mmの薄さで128MBまでの規格があるが、既に製品は投入されていない。2002年頃まではデジタルカメラ、シリコンオーディオ(今で言うiPodのような商品)に採用されていたが、既にメディア自体の製造も減少しており、次第に淘汰されると思われる。
CF(コンパクトフラッシュ)とは、スマートメディアと同時期に投入されたシリコンメディア。容量の大きさが売りで、古くから使われている。今でも主に一眼レフデジタルカメラなどで使われる。大容量化がし易いため今でも上位のデジタルカメラでは主力として使われる。この規格に準じた1インチリムーバブルハードディスクであるマイクロドライブは、これの読み書き装置と互換する。
SDカードは、現在最も主力として普及している記録メディアで、切手大の大きさがある。第2世代のシリコンメディア規格である。
SDオーディオ、携帯電話(miniSD)、デジタルカメラなど他用途に使われており普及率が最も高い。ただ容量が最大2GBまででそれ以上の規格は別にSDHC対応のカードが登場し対応した装置で使うことができる。
SDとはSecure Digital(デジタル著作権保護機能搭載)の略である。尚、このメディアはマルチメディアカードとの互換がある。
メモリスティックは、ソニーが開発した記録メディア。主にソニー製品のビデオ機器、デジカメ、オーディオに使われている。規格には大容量規格のPro、小型なDuoなどがあり、セキュリティ機能も備える。SDカードと同様の2世代のシリコンメディアである。
尚、2世代目にはフジフィルムが提唱しオリンパスが賛同するxD pictureCardも存在します。これは、最大8GBの容量に規格時から対応しているメディアで、主にデジタルカメラ向けに使われています。
ここまでの製品は、PCで使うにはそれらに対応したカードリーダーが必要。最近は、パソコンに付いていたり、プリンタに搭載されています。また、デジタルカメラなどの場合は、カメラ本体をUSBケーブルでパソコンに繋ぐことで、USBタイプのカードリーダーとして使うことができます。
USBメモリは、USBに差し込むタイプの記録メディア。
主に、パソコンとのデータのやり取りに使うもので、フロッピーディスクの代わりやCDの代わりとして使う。容量は、32MBぐらいから最大8GBまで様々ある。尚、USB端子があればどのPCでも使えます。
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大変参考になりましたというより大変勉強になりました。ありがとうございました。