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カブ系エンジンにローラーロッカーアームが採用されないのはなぜでしょう
カブ、ベンリィ、モンキーなどの4スト50CCにローラーロッカーアームが採用されない理由には何があげられますか。ホンダのSmart・Dio Z4には採用されているようです。 予想でもかまわないのでご回答いただければ幸いです。
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当初、ローラーロッカーアームはバルブのリフト量が大きいなど、負荷が大きい場合の摩耗防止を目的に装着されていました。現在市販されているバイクとしては高回転型とはいえないカブ系エンジンでは必要がなかったのでしょう。現時点でも重整備なしでメーター1周してしまう車体も存在するくらいですからね。カブのエンジンはC100系のOHVから数年後にOHCに変更され、その後、点火形式を含む電装系、排ガス処理やミッション形式など、地味な部分で進歩を遂げていますが、基本はずっと同じです。そのころにはローラーロッカーアームは存在しなかったでしょう。これが最大の理由だとおもわれます。しかしながら、カブも近い将来フルモデルチェンジは避けられないといわれています。その折りにはローラーロッカーアームがもつ特性の一つ・・・フリクションの低減を目的に採用するかもしれませんね。個人的にもインジェクション付きOHC2バルブ、ローラーロッカーアーム装備のカブを期待しています。
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- oo14
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潤滑の問題ではないでしょうか。潤滑ができない部位なんて。あの格好じゃそういう設計ができてないと面圧が高くて、方べりしそうですね。
- zap35
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常識の範囲で考えてみました。 1)カブは1952年から作られているバイクですから、今更エンジンの仕様を大きく変える必要がない(エンジンの改良は続けられていますが、基本的な構造が変わったら世界中のバイク屋さんも困るでしょう。) 2)ローラーロッカーアームにするとカムシャフトが必要となり、シリンダヘッドが大きくなってしまうし、部品のコストが上昇する。 3)多気筒バイクならバルブ駆動のプッショロッド等を配置するのが困難、高回転型エンジンならフリクションロスを軽減するといった理由のためローラーロッカーアームを採用するかもしれないが、単気筒で回転域も低いカブ系エンジンではそんな要求がない