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大きな病気/小さな病気

よく病院の問診などで「過去に大きな病気したことありますか?」と聞かれますよね? 単に「大きな病気」だとその程度がかなりアバウトで、どれだけ大きい病気だと大きな病気と判断していいものなのかと気になったことがあります。感覚には個人差もあるだろうし。 自信満々ではありませんが、例えば何らかの病気で入院や手術したことがある場合、これは多分大きな病気の部類に入るんじゃないか…と思います。 つまり本当に動けないくらいひどい鬱病で入院したことがある場合は多分…というかほぼ確実に大きな病気と言えそうですが、軽い鬱としか診断されない鬱病の場合は大きな病気には入らないんじゃないかと思います。ちなみにこれは具体例であり、私に鬱病歴があるわけではありません。動けないくらいひどい風邪をひいたことならありますが。 でも入院歴や手術歴だけが大きな病気の基準か? と言われると「うーん…」とうなってしまいます。 「大きな病気」と言うだけじゃえらいアバウトだな…と思うことがありますので、皆さんの問診の「大きな病気」の基準を教えて下さい。または私はこのような病気にかかって「大きな病気にかかったことがありますか?」と聞かれてそのように答えたことがあるというものでも構いません。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

内科の医師です。 仰る通りです。アバウトで分からないですよね。反省させられます。 Minako-chanさんへの回答を一概に言うことはできません。なぜならその状況その状況で「大きい病気」が差す内容が異なるからです。 質問の目的は、これからしようとしている検査や治療に対して、関連した有用な情報を得たいというところにあります。 一般に回答の幅が狭い質問はあまり良しとはされていません(最たるものはyes/noで答えられる質問)。だからなるべく多くの回答を得るため、最初はアバウトな質問から始めるのだということはご理解下さい。しかし「大きな病気」で一まとめに言ってしまうと確かに何を答えて良いのか分からなくなりますよね。特に患者さんが答えに窮している場合などはもっと質問の内容を明確にしていく必要があると思います。 #1の方が回答されている、通院程度の胃潰瘍であっても、例えば吐血などして病院に担ぎ込まれた場合、その既往を申告して頂くことは診断する上でたいへん重要な情報になります。 同様に「ご家族で誰か病気をお持ちの方はおられますか?」という質問もされた経験があるかと思いますが、これだって癌家系かどうかを知りたいのか、血縁に肝炎ウイルス保有者があるか否かを知りたいのか、はたまた糖尿病の素因があるかどうかを知りたいのか、質問者の意図は様々です。これを「家族の誰かに何かの病気」で片付けては、勿論答えるほうも困るだろうし、質問した側も期待した回答が得られない可能性が高くなります。 少し余談になりますが、Minako-chanさんの質問にある「軽い鬱病」などは、最悪の場合、下手にこの既往を申告してしまうことで、病気を過小評価されてしまう可能性だってあります。本当はその症状を生じる器質的異常があるのにも拘らず、精神的なものとして片付けられてしまうなどのように。本当はあってはならないことですが、こうした先入観が診断を誤った方向に導くことは、「可能性としてあり得る」のだということを、医療者も患者も共に肝に銘じておく必要があると思います。 明確な質問、的確な回答、これは患者と医療者の良好な関係を築き、治療を成功に導くための重要な鍵の一つであると思います。 とりわけ医療者は専門家として、先入観にとらわれず正確な診断を下すにはどのような情報を得る必要があるのか、現在自分にとって必要な質問は何なのか、よく考えて質問を行うべきですね。 だからMinako-chanさんが「何て答えたらいいのかな?」と悩む必要はないと思いますよ。自己判断で適当に答えるよりは、迷ったら「例えばどういった類の病気について答えれば良いですか?」とか「風邪をこじらせてひどい目にあったことがあるのですがこんなのも関係ありますか?」等と遠慮なく質問されると良いと思います。それが逆に医療者を助けることに繋がるかも知れません。

Minako-chan
質問者

お礼

本物の内科医の方のご回答ですね。どうもありがとうございます。 そうですね。最初から細かい質問してしまうと本当に狭いことしかわからなくなってしまいますね。 >「ご家族で誰か病気をお持ちの方はおられますか?」 この質問もよくされますね。しかし私の家族は至って元気印だったりしますので、いつこのように聞かれても「全くいません」という答えになってしまいます。 >「軽い鬱病」 最近は「プチ鬱病」という言葉もあるくらいですし、これだと確かに文字通りライトな鬱病に取られかねませんよね(笑)。 迷ったときは質問するというのは確かに確実ですね。 もしかして#1の方はそのようにされたのかもしれません?

その他の回答 (1)

noname#53830
noname#53830
回答No.1

以前に医師に聞いたことがあります。 「大きな病気」は入院や手術等をうけた病気のこと。 「小さな病気」は風邪や通院程度の胃潰瘍などと。 人によって確かに個人差はあるかもしれませんね。 自分にとっては、動けないほどの風邪だったから大きな病気だ、という人も中にはいるかもしれません。 うつ病についても、自己の判断力がなくなったり一日中動けなくなったりすれば医師から入院を勧められるでしょう。そうなれば、「大きい病気」になると思います。でも、最近多くなっている軽いうつ病の場合は通院と薬、時々診断で大丈夫ですよね。だから「小さい病気」でOKなんですよ。 入院したことがあるか、手術したことがあるか、そこが基準になっていると思われます。

Minako-chan
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 適当な発想でしたが、案外入院歴、手術歴があるかないかというのが一つの基準になるようですね。

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