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米国テロでの株の損について
世界貿易センタービル爆破の映像を見て明日の株式市場の事が心配で眠れませんでした。もしかしたら持っている株が紙切れ同然になってしまんではないかと思い翌翌日に物凄い損をして売りました。高級車が一台買えるくらいの金額でした。 証券会社の方も売り注文が殺到していますと言っていました。損をしたのは私だけじゃないと思います。あの頃はショックで一時株取引を止めていました。 やっとこの頃冷静に損をした計算などができるようになりました。あの事件で株で損をされた方いらしたらどの位の損でどうやって立ち直ったか教えてください。
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>業としてと言われるのは機関投資家の方なのですか? 会社勘定で自己売買の仕事を行っているものです。私の会社は、株式委託注文の仲介も行っていますので、機関投資家とは呼べず、業者と呼ぶことが正しいと思います。 >機関投資家の方が大きく損を出してしまった場合何か責任問題が発生するものなのですか。 仕事上で損=ミスすることはどの会社でも同じだと思います。 ・給与や賞与が下がる ・下手すると首になる。首にならないまでも会社で居づらくなるように閑職に異動 このようなことが考えられますし、今までそのような例に事欠きません。3月までに損を取り戻せなければそのようなことがあったでしょう。今回は上司から「首」と言われる位で済みましたから、ラッキーだったかもしれません。 >実際私が大損して売った少しあとには買値まで戻りましたし。 >ショックもありましたが自分には投資能力はないんだと思いました。 ご質問者さまだけじゃないと思います。気休め程度にしかならないかもしれませんが、今度の経験が今後の投資活動の血となり肉となると思いませんか?20~30年に一度の経験をしたのですから、今後は多少のことでは動揺しなくなったと思いませんか?一旦、怖い思いをした後に再び同じ事をするのは困難です。しかし、怖さを知らないうちは本物にはなれないと思います。私も本物になっているかどうかは判りませんが、少なくとも自分が勝負所という判断をした場合は思い切って勝負に行くことにしていますし、自信のない時は全くやりません。これは損をして始めて体得できるものだと思います。(損しないうちはそれ行けドンドンですが、これは守勢に回ると弱いですから) ちなみに過去の損は余り計算しない方が良いと思います。良くない言葉ですが、『死んだ子の歳を数える行為』とされるもので、何ら益をもたらすものではありません。それよりも小さくとも確実に儲けられそうなことを探すことが、早く立ち直る近道だと思います。(損をした後輩にも常々このように言うようにしていますので、ご参考になれば幸いです)
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- Eivis
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投資をする人間は、思わぬリスクを日々背負っているとあらためて考えさせられた事件でした。 #1でこの道の先輩であるyohsshiさんがテロおような予想外の出来事は、誰にとっても条件は同じとされている所が鍵でしょう。 私が以前パニックに陥ったのは山一の倒産で、あの場合は今考えると一部の人には予想できたのかも知れません。。。 そのときは私も浮き足立ったのですが、他の証券株を全部処分する勇気もなかったし立ちすくんでいたと言うのが実感でした。 結果として底値で手放した一部の銀行証券株の分が損失になった訳で、売買の判断は即決が重要な反面先読みできない場合は 【一呼吸】入れてから動く方がよい場合もあるというように感じました。 今回の場合はみんなで渡っていた訳ですから山一の時より気が楽でしたが、プロの皆さんは売ることで凌いだと思います。 今回の出来事では9月以来の事よりも、2月7日からの押しのない上げでは、また又立ちすくんでしまい手も足も出ませんでした。 何も判らずに分かったような顔をして自分の非力さにウンザリしている毎日です。
お礼
ありがとうございます。すみません、私は山一證券破綻の頃は株式投資をしておらず思い出すのは山一のポスターが竹之内豊だったと言うことだけでした。 私もいつも思うのですが「一呼吸」おいた方がよいのか即決がよいのか? あとの結果次第で判断してしまうのですが冷静に考えると予想することは困難なことなのだから、たとえ失敗しても結果を受け入れる事ができるかどうかが大切かなと思います。回答を頂き気持ちが明るく前向きになりました。
- yohsshi
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業として投資を行っているものです。その経験に基づく、助言として記載いたします。 世の中で米国テロ事件を予想していた人は、事件を起こそうとしていた人だけです。このような一部の悪人は別として、善良なる人々は予想外のことで損失いたしました。 予想外のことで損失を発生させることは良くあることです。天災によるものや事故による場合など様々なことがあります。予想外のことを懸念するのであれば全ての投資活動はできなくなってしまいます。このことからこのように予想外の出来事で損失を発生することは5年に或いは10年に1度位あるものだと考えました。業として予想外の損失を何度も経験していることもありますが、『起こってしまったことは仕方ないので今後最善と思われる策を模索しよう』というように前向きに考えるようにいたしました。 マイナス(億単位)が大きすぎて開き直るしかなかったこともありますが、当日から気合を入れて売買していきました。その後、11月にエンロン問題で再びダメージを受けましたが、年初から現在までの所で損失を取り戻すことに成功しております。 相場も勝負事ですから、負けを認めた時点が負けです。その瞬間は負けたと思いましたが、少しずつでも取り返せば何れプラスになると信じつ続けることができれば負けたことにならないと思いました。 余談ですが、私にとっては少し懸念していたことでマイナスになった時の方がダメージが大きいです。二度目はないだろうと思い、年末からY乳業を手がけていたら、1月にY食品問題が発生し大幅なマイナス(投資金額の4分の1を失いました)となりました。この時はショックを受け、諦めて全部を手仕舞いました(最悪の所で外しました)。 損をすることに関しては専門家も一般人も平等ですので、参考になればと思い記載いたしました。損することに鈍感であることが私の才能ということなのかもしれません。(尚、プラスになるまでずっと役員さんは発狂していましたので、私の周りの皆が冷静であったという訳ではありません)
お礼
ありがとうございます。私は株式投資を始めてまだ1年半しか経っておらずあの事件の当時も株式に関して何の知識もありませんでした。それでも面白いように利益が出ていたため投資について甘い考えしかなく自分が損をするなんて思ってもいませんでした。私がもう少し常識があったならば当時持っていた株が紙くずになるなんて思わなかっただろうし早合点をして売りに走ることはなかったろうと思いました。実際私が大損して売った少しあとには買値まで戻りましたし。 ショックもありましたが自分には投資能力はないんだと思いました。 業としてと言われるのは機関投資家の方なのですか?よく解からないので間違っていたらお許し下さい。私を含め個人の場合は損しても自己責任ですが機関投資家の方が大きく損を出してしまった場合何か責任問題が発生するものなのですか。
お礼
とても心が楽になり勇気が湧いてきました。ありがとうございます。yohsshiさまは大変神経を使うお仕事をしていらっしゃるのですね。的確な判断力、強靭な精神力が必要とされるのではないかと思います。過去の質問を少し読ませて頂きましたが金融のことは全て熟知してらっしゃる!スゴイと思いました。 株を始めて半年ぐらいの時にテロで損したと同じくらいの益を出しました。でも通帳に記帳された金額を見て今度はもっと!などと欲張った気持ちを持っただけで現金には一切手をつけませんでした。単なる数字の世界でしかなかったのです。テロで利益がすっからかんになってしまいそのあとちょっとの利益を手にしてどんなに嬉しかったか。その後少しずつまた取引を始め着実に勝っています。おっしゃる通り損の計算は空しく切ないだけでした。過去は振り返りらず前進あるのみですよね