- ベストアンサー
バッテリージグソーの実用性
DIY用に,ジグソーを購入したいと思っています。ボッシュで,充電池で駆動するバッテリージグソーを発売しているようですが(PST 14.4V 定価24800円くらいします。),実用性はあるのでしょうか。どなたか,使用された方がいらっしゃったら,教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
見習い大工のマサルです 私も安いものから高いものまで色々ジグソーは使ってみた感想を 書いてみますので参考にしてみて下さい。 まず充電とコード式の使用上の違いは、 大体コード式でもコード自体が短めで大体使う時は延長コードが 必要になります。その点充電式はコードを振り回すわずらわしさが 無いので何時どんな所でもすぐに使えると言う便利さがある反面 充電の場合あまり電池が空に近い状態で無理やり切っていると モーターに負荷が掛かって熱を持ってきます。 これを繰り返すとモーターの寿命を縮める原因になりますので パワーが弱ってきたらすぐ交換出来るようにせめて安値のものを 購入する場合でも電池が2個ついているタイプをお勧めします。 コード式はその点はモーターに対して常に一定の電気が流れるので モーターにとっては良いと思います。 どちらの場合も普通に使っていても、長時間使ったり、 暑い日に使用するとモーターが熱を持ってしまいます。 そういう時は休ませましょう。 後もう一点は、普通のジグソーと電子ジグソーの違いについて 普通のジグソーの場合丸ノコでも言える事ですが、材料を 切り始めると回転数がどうしても落ちてしまいます。 その為ジグソーはたまに材料に刃が食って本体が暴れる (本体が上下する)と言う事がたまにあります。 これはしっかりおさえていない事と、無理やり切ろうとする事と 切っている材料がプラスチック等の弾力のあるというか柔らかめな 材料では結構起こりやすい事です。まあ使い慣れると操作で カバー出来る範囲だと思いますが…。 一方電子ジグソーはその名の通り刃の回転数というか上下に動く回数を 制御して材料を切っても殆ど回転数の損失を抑えられるという 機能を持っている物です。 この機能の顕著な違いは切った材料の仕上がり具合に出ます。 普通ジグソーで切っていると刃が切れなくなってくると 切っている小口がぽろぽろと飛んでしまって綺麗に仕上がらなかったり さっき言った様に暴れると材料に傷が付きます。 電子ジグソーでは多少の刃が切れない状況でも回転数を 制御しているので、当分は綺麗に切れます。 刃が新品だと本当に良く綺麗に切れて小口(切断面)の仕上げが 楽になります。 (丸ノコでもそうですが普通丸ノコで切ると切り方にもよりますが 刃跡が至る所に残ってそれを綺麗にするのが鉋等を使ったりと 少し手間がかかりますが、 電子丸ノコで切ると軽く紙やすりでバリを取る位で 良い程に綺麗にカット出来るので後の仕上げが格段に楽になります。 ですが、これはあくまで道具使いのプロというかしっかりと道具を 使いこなせる人が使った時の話です) 私はコード式のボッシュ電子ジグソーを使いましたが本当に 良く切れますよ。 最後に購入アドバイスとしては、ジグソーで1メートル以上切る、 複雑なRを切る、かなり小口の仕上がりにこだわっていると言う事が 無いのでしたら、普通のジグソーでも電子ジグソーでも殆ど使用感は 変わりません。変わるとしたら少しだけ電子の方が早く綺麗に切れる と言う事くらいです。 あと最近良く付いているオービタル機構に付いて…。 これはハッキリ言って雑切り(とりあえず早く切れれば小口が汚かろうが、傷付こうが気にしないという時)用の機能と言えます。 大工さんみたいに、丸柱のあるところのフローリング貼りの仕事を していて1回で仕上げるのが不可能な場合まず仮切りをして柱のRに 鉋等で近づける場合に必要になる機能です。 そういう高精度なDIYを追求する人でしたら必要かもしれませんが 大工さんですらあまりオービタル機構はそういう場合でさえ 使いませんので、余りと言うかいらない機能でしょう。 後充電式に付いての注意・・・ 基本的にパワーが弱まったらすぐに充電をしてあげてください。 1部メーカーで昔の機種で機械が動かなくなるまで電池を使い切る タイプが在ったせいか私の周りには今でもそういう使い方をする職人 さんがいますが、今の電池はどのメーカーもパワーがなくなってきたら (動きが弱まってきた)充電すると言う仕様です。 プロ用の充電工具ではしっかりと使用方法を守れば3年位は 電池が持ちますが、使いすぎたり、使ってもいない電池を毎回 習慣の様に最初から充電したりすると、電池の寿命も1年位になったり 使いすぎるとモーターに負荷が掛かってモーターが焼けてしまったり します。 しっかり使っていると電池は3年位は持ちますし、本体に関しては スイッチ部分は毎回on、offと過度に働いているので3年位で 壊れてしまいますがモーターあたりはカーボンブラシ交換すれば かなり長く使っていられます。スイッチも交換できますし。 充電式は電池が高値ですし、維持費が結構割高ですが 使ってはコードが無いのでとり回しが楽だという利点がありますし コンセントが無い所でも使えるという点でも良い感じです。 が!!DIYでしたらコード式をお勧めします。 顕著に荒っぽい使い方をするか、モーターが暑くなってもとことん 使い続ける等の使い方をしなければ維持費もそんなに掛かりませんし カーボンブラシなんて何百円ですし。スイッチも消耗品ですが それ程高価でもありませんし。私はコード式をお勧めします。
その他の回答 (1)
プロ用と書いてあるコード式ジグソーを使う機会がありました。 借りられたので、 て6ミリの厚さの軟鋼を切りました。 5センチも進むと刃が駄目になりました。 ボッシュのDIY用コード式では、 ちょっと、鉄の厚いのは怖いです。 (せっかく買ったのに壊れたらやだし。ーー;) プロに教わったのですが、厚い場合、 回転を遅する。油を良く付ける。 強く押し付けない。 刃が熱を持つ前に休む。 こう言う基礎が大切だそうです。 刃が同じなので、機械性能は、 本体が金属か、プラスチックか? モーターの出力。 これは、耐久度です。 実用性の場合は、 厚さに合わせた工作方法。 これが最も大きいと思います。 刃は同じだからです。 定価24800円なら、バッテリーも良い商品だと思います。 私の持っているボッシュのジグソーの2倍の価格です。 充分使えると思います。
お礼
有益なアドバイスをありがとうございます。ジグソーも,使用方法に注意しないといけないのですね。先日購入したボッシュの充電式のサンダーがなかなかよかったので,ジグソーもボッシュにしようかと考えていたところです。いずれにせよ,ありがとうございました。
お礼
詳細なアドバイスをいただきまして,まことにありがとうございました。非常によく分かりました。充電式かどうかのほかに,電子ジグソーの意味についても,よく分からなかったのですが,併せて理解することができました。参考にさせていただきます。