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子どもができにくい組み合わせの血液型
以前、保健の授業に 『ある血液型とある血液型とでは子どもができにくい』 と習ったことがあります。 でも先生は “もし自分とパートナーがその血液型で、この理由か ら結婚をやめるなんてことがないように” という理由で、その血液型を教えてはくれませんでした。 すごく気になっています。 一体なにとなにの組み合わせが出来にくいのでしょうか? 分かる方いらっしゃいましたら教えてください。
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はじめまして。 その話とは「Rh0(D)血液型不適合妊娠による新生児溶血性貧血」のことではないでしょうか? 血液型にはABO式の血液型のほかに、Rh(アールエイッチ)式の血液型があります。 妊娠時における血液型の組み合わせで一番問題なのは、母親がRh0(-)で胎児がRh0(+)(すなわち父親がRh0(+) )です。lこの場合、新生児(赤ちゃん)の赤血球が壊れてしまうことで、重い黄疸や貧血を起こすことがあります。 Rh0(-)の女性がRh0(+)の赤ちゃんを妊娠した場合(すなわち父親がRh0(+)に、自分の血液型ではないRh0(+)の赤血球を攻撃する抗体が準備されることがあります。一人目の赤ちゃんはRh0(+)なので、何とかこの攻撃を免れたとしても、次にまたRh0(+)の赤ちゃんを妊娠した場合に問題が起こります。胎内にいる時から赤ちゃんの赤血球は母体が作り出した抗体に攻撃されて、 胎児貧血を起こし、子宮内で赤ちゃんが死んでしまうことがあります。無事出生しても重症黄疸などが起こる可能性が高くなります。 ちなみに、そのような血液型の組み合わせの妊娠でも、適切な治療を行えば不適合妊娠による新生児溶血性貧血を予防することができます。 ”流産や死産”になってしまうことがあるというのをその先生は”子供ができにくい”と表現されたのではないでしょうか? ABO式血液型での組み合わせで、”子供ができにくい”=不妊の組み合わせというのは聞いたことありませんし、習ったこともありません。もっと詳しい血液分類法があるので、そのような場合での組み合わせであるとしたら、私の勉強不足ですが。 なので、あなたがRh0(-)で赤ちゃんの父親がRh0(+)ではない限り、この心配はないと思います。
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- sheltie
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質問者様が聞いた話は、ABOの組み合わせによるものではなく、 男性:Rh+、女性:Rh-の組み合わせにおいて、Rh+の赤ちゃんを 妊娠した場合のことだと思います。 下記のページに詳しく書かれていますが、これは赤ちゃんが できにくい(=妊娠しにくい)というわけではなくて、上記の例 に当てはまった場合に赤ちゃんが溶血性貧血を起こす危険性がある というものです。
お礼
妊娠しにくい、ではないんですね。 URLありがとうございます、参考になりました! 自分はマイナスではないのでとても安心しました。
お礼
なるほど、そういうことだったのですか! 友人と『O(マイナス)とAB(マイナス)とか、珍しい組み合わせが駄目なのかなぁ?』などと話していたのですが、 NO.1さんのおかげですっきりしました。 分かりやすい説明付きでありがとうございます!