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枕木にきのこが生えて困ってます
よろしくお願いいたします。 5年ほど前に業者さんにお願いして砂利と枕木で駐車場を作っていただきました。砂利と枕木の下には砂を入れてます。 その当時、枕木のことを調べず、デザインだけで依頼してしました。 今思い出すと、業者さんが「本物の枕木はコールタールがでて真っ黒になり苦情が多いので使用しません」とおっしゃっていたことを思い出しました。 3年ほど前からきのこが増え始め、さるのこしかけ状のきのこは枕木の中を腐食し中が空洞になり割れてしまい、どうしたらよいのか大変困ってます。 園芸用品の除菌剤の銅剤をかけましたが効果がありません。 改善方法、または、割れた部分の補修方法をお教え願えないでしょうか?よろしくお願いいたします。
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きのこを栽培したり、クレオソートを使ったりするという意味で経験者かもしれません。 きのこの原木栽培は、原木に菌を植え付けて、自然環境下において菌を蔓延させてのち、ようやくきのこが発生します。あと、菌床栽培は、馬糞やオガコや木材チップに種菌を植えて菌糸を蔓延させてようやくきのこが発生します。つまり、枕木は、菌糸が蔓延してのち子実体であるきのこが発生したのです。雑木林のなかの朽木状態ですね。程度によりますがこのように全体がおかされていますので、完全な補修は困難です。部分的には木材補修用のパテや、漆喰やセメント材などをつめて強度を補うとしないよりも使い物になって、まだましかも知れません。 クレオソートですが、これはなじみの深い正露丸の主成分です。ブナ、カシ等の原木を乾留、蒸留、精製して得られる液で、このクレオソートは、グアヤコール(23.8 %)、クレオゾール(=メチルグアヤコール,19.1 %)、クレゾール(16.8 %)、フェノール(=石炭酸,14.5 %)、エチルグアヤコール(6.4 %)などを主成分とするフェノール系化合物の混合物です。さて木材の腐食防止に用いられるクレオソート油はコールタールの精製蒸留過程でできる混合物で、”化石”燃料ならぬ”化石クレオソート”です。ちょっと違うのは発癌物質のベンゾ-a-ピレン(BaP)が多くふくまれております。フェノールは回収された後で、生木製ほど多くは含まれておりません。さて、行政では、おそいのか早いのか、国土交通省が今年度の公共建築工事からクレオソート油の使用を禁止しました。クレーム対策が先行した行政です。 前置きが長くなりましたが、決して野菜など作らないなら、低BaPクレオソートという手段もあります。でも残留しますよ。環境配慮型クレオソート油を検索してみてください。再利用というか、復活させるなら、菌の感染の進行を止めるためにこれをよおくしみこませておき、強度の補修の目的で補修材を使うことでしょうね。 安全性などのガイドライン・データには東京都のインフォメーションが詳細です。URLあげておきます。 私なら、どうするって? 補修だけですよ。白状すると、似たようなことをして、やっぱりにおいに懲りました。風で家の中まできました。
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- devolatilizer
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こんにちは。 木自体が腐ってしまったのでしたら、取り替えるしかないと思います。木の種類に大きくよると思いますが、何の処理もしていない、普通の枕木調の木を地面に埋めれば、それくらいの寿命になってしまうと思います。 ペイビングに使用する場合、枕木はきれいにならした地面に並べて、泥で固定してあるだけですので、砂利をどけて掘り返せば外せます。DIYの雑誌とかで施工例がでていますが、枕木を切ったりしなければそれほど大変でもなさそうです。 代わりに埋め込む木ですが、地面にじかに埋めて問題のない耐久性必要かと思います。コールタールは中国産の枕木に使用されていて、べとべとになると聞いていますが、日本の中古枕木はクレオソートを使用しており、下側ににじみでることはありますが、上側はべとべとはしません(拙宅のフェンスはこれを使っています、ただ、クレオソートは含有する不純物の毒性が問題になり、家庭用では使えなくなっているみたいです)。またオーストラリア産のものは、無処理の木材で相当の寿命があるそうです。
お礼
枕木の情報をありがとうございました。 できることならば、取り替えず、再利用できないか思案しております。 改善方法や補修方法が見つからない場合は、devolatilizer様のおっしゃるように、朽ちたものから取替えるしかないのだと覚悟いたします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 TooManyTroubles様の「枕木は、菌糸が蔓延してのち子実体であるきのこが発生する」というお話で、除菌剤の銅剤での効果なしということ、我が家の枕木は朽ちるしかないということ、納得いたしました。 クレオソートの香りが、近隣に迷惑をかけそうですので、私も補修だけにとどめます。 ありがとうございました。