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台詞を覚えるプロセスなどについて教えてください。

台詞に関する質問です。 私は演劇とは関係がないのですが、現在ある試験のために英語のスピーチを暗記しています。 文章を暗記するという作業をしている最中、演劇をされている方たちは、どのように台詞を暗記し、どのようにそれを自分の血となり肉としていくのだろう・・という疑問がわいてきました。 今私は自分の母語でなく言葉で暗記をしているので、余計になかなか自分の体に浸透しないという感を持つのかも知れません。 台詞を覚える作業では、もちろんその台詞が話される場面や、台詞を言う人間の心や気持ちというものに大きく影響されると思います。(現在はまだ自分のスピーチではなく、スピーチに慣れるために、題材をそのまま暗記しているところです) それでも、スピーチとは言え、話の内容に自分の知識や感情が入っていけば、ただの棒読み・丸暗記とは違う段階に移行していくものでしょう。 台詞を覚えるとき、どんな工夫をしていますか? また、与えられた台詞が、棒読み・丸暗記を超えて自分の血となり肉となり体から出て行くプロセスなどについて、何でもよいので教えてください。 ちなみに私は、長い文章を暗記するので、まず文章全体をよく読んで流れを理解、紙にキーワードを書きながら少しずつリプロダクションします。最後に文字で書く(タイプする)とやると記憶が格段に定着します。 外国語の学習では、自分の意見に近い参考文をパクリ、そのまま暗記することで自分の意見を増やす早道であったりします。今はお仕着せでしかない参考意見が、暗記してからだの中で熟成させることにより、本当に気持ちの入った言葉に変わって、私自身の表現の幅を持たせることにつながればいいなと切に願っています。 宜しくお願いします。

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回答No.1

私は演劇部のOBで、いまも劇をやっています。 ちょうど最近もセリフを覚える期限があり、台本を手放したばかりです。 私の場合は、やはり立ち稽古をやった回数が多ければ多いほど覚えやすく、自然に体に入っていく感じがします。 人によっては、会話系のセリフはすぐ入るが、長ゼリフが覚えにくいという人もいますが、私はどちらも稽古をやると覚えやすいです。 英語やテストの暗記物にしても、時間がないときは詰め込んで覚えてしまいますが、少し時間に余裕があればとにかく声に出して読みます。 友達にも、自分で音読した文章を録音してそれを聞いて覚えるという子がいました。 個人差はあるとは思いますが、私は英語は「5回読んで2回書く」をモットーにしていて、人にもそのように勧めています。 よろしければお試しください。ご参考までに。

minnnanouta33
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 やはり回数を重ねることで、記憶が定着しますね。 あー、私は絶対に5回読んで2回書いても覚えられそうにありませんっ! がんばって何度も練習します。 そのうちスラスラ出てくるようになるのを楽しみに・・・。 演劇がんばってくださいね★

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  • yupyo
  • ベストアンサー率31% (161/513)
回答No.3

学生時代、英語でのスピーチや演劇をサークル活動でやっていました。 そのときの経験でいいますと、ひたすら何度も声に出していう。これが暗記の早道でした。 そして重要なのは、人に聞いてもらうということではないかと思います。まず暗記したら、それを人に聞いてもらいます。すると、ここはもっと間をとらないとわからない、とかここは強調するべき、などのポイントが浮かんできます。それを原稿にメモをして、それを意識しながら、間をとったり抑揚をつけて読む練習をする。それをまた人に聞いてもらう。 人に聞いてもらうことで、ひとりよがりではない、相手に伝わる表現に、格段にあがっていった気がします。スピーチの場合、内容の善し悪しの他に、発音、アイコンタクトなども評価のものさしの一つに入ってくるので、なかなか一人ではそれらをチェックするのが難しい部分があります。 そのため、ある程度覚えたら人に聞いてもらう、を学生時代にやっていたときは、心がけていました。

minnnanouta33
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 なるほど、いろいろな方法をアドバイスくださり参考になります。 今は出来合いの原稿を暗記しているので、ちょっと人に見てもらうわけにいかないかなぁと思いますが、それを断わってから見てもらえばいいかも知れませんね。 そして実際に自分でスピーチ原稿を書くようになったら、絶対に聞いてもらおうと思います。 ひたすらがんばってみます。 参考になりました。

回答No.2

さて本題ですが、台詞は暗記して演ずると・・ボー読みの演技になってしまいます。現代のほとんどの俳優達は多かれ少なかれ与えられた台本を読みながら登場人物達がそれぞれどんな欲望(意志)を持っているか探りあてながら、台詞を記憶して行きます。 たとえば「おはようございます」という台詞が出てきたとします。この言葉ひとつをとってもあなたがおっしゃった血となり肉となるには、この言葉を単なる朝の挨拶として「おはよう」ではなく、そのシーン例えば、就職試験に合格して初めて会社で挨拶をする役の台詞だと、ただ覚えるのではなくどんな言い方になるのだろう・・いろいろ言い方を変えて練習します。あらゆる状況を想像し・・そこに身をおき台詞をはく・・そんな感じです。暗記しなければならない台詞も確かにあります何時、何処でなどです。現代の演技の基礎を築いたスタニスラフスキーも最初は、泣く、笑うをどのように表現(身振り・手振り)すればよいか?を研究したようですが、最後は演ずるためには、まず登場人物の意志を台本を読みながら探り当てること、自分の体にその意志を持つように言い聞かせ演ずれば台詞等は自然に出てくると教えています。個人的に好きなダスティンホフマンの演技はまさに集中した演技から出てくる・・・あの雰囲気にシステムが凝縮されています。 この世は、意志と意志のぶつかり合い、この様を描いた芝居などいすに座って、人の不幸を覗き見れるから楽しいのでしょう・・・ ようは、果てしない欲望をシステム化して生きるこれに尽きるんじゃあありませんか。 たわごとで失礼。もっとわかってもらうために、そこで宿題、ドラマで犯人役のよく言う台詞「俺はやってない!」を いろいろ登場人物を想像して練習してください、 設定、実際にやった場合、その反対も(濡れ衣) 勉強になると思います。うまく出来ればあなたは役者になれるかも・・凝って録音など、でも練習に熱が入り大声にはならないようにご近所が。

minnnanouta33
質問者

お礼

とても深い解説をありがとうございます。 やはり意味を深く体に染み込ませて、自分なりの解釈をしないといけない感じがしますね。 私も今のスピーチを丸暗記する時点ではダメだと思いました。 そこからその話題に関するいろんな記事を読んで、自分なりの意見を持つことからやっとスタートという感じがします。 「俺はやってない!」 確かに実際にやっているとき、濡れ衣のとき、 それぞれで全然意味合いが違ってきますよね。 演技ってすごく興味があります。 子供の頃はなんとなく自分は大人になったら役者になっているような妄想を抱いていました。 私はとても自己顕示欲が強く、それと関係あるのでしょうが自己評価の低い人間です。 そのような人間に、演劇の世界というのはどう作用するのかわかりませんが、 うまく作用すれば面白い体験が出来るような気はしていました。 でも勇気がなくて門をたたくこともなく今日まで来ています。 お話いただいて演劇に関しても興味がわきました。 回答参考にさせていただきます。

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