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３Dサウンドとは

2006/08/01 18:29

題名の通りなのですが３Ｄサウンドとはいかほどのもんでしょうか。話によると普通のステレオのスピーカーでもとてもリアルとのことですが。実際に聞いた方の意見を聞きたいです。宜しくお願いします。

syunnda
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parts
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2006/08/01 21:35 回答No.3

Ｑ／３Ｄサウンドとはいかほどのもんでしょうか。Ａ／物によりけりですね。和名では立体音響、英語では3D Surround（囲むという意味）、EnhancedStereoなどとも言われます。 3Dサウンドの原点はダミーヘッドと呼ばれる人間の頭と同様の形状の人形（マネキン）に耳を作りそこにスピーカーを納めたものから始まりました。これをバイノーラル録音と言います。バイノーラルで録音すると、音があたかも実際に現場にいるような形で収録されるという特徴があります。それが、3Dサウンドの発祥です。これには、欠点があり、録音の段階でダミーヘッドを用いる必要があります。また、ポジションが固定され、スピーカーの位置が一定のある地点でのみその恩恵を受けられます。さらに、ヘッドの大きさと自分の頭の大きさの差が考慮されない。また、スピーカーから出てくるときに既に耳に到達した音であるため、完璧な3Dにはならないという欠点があります。現在の技術では、これを物理的に数値化したものを元に、音をスピーカーから出る段階で遅らせる手法（HRTF）やそれに近い技術を用いています。これを使うことで、ヘッドの大きさや音の場所（コンサート会場から部屋、採石場と行った場所まで）、リスニングポジション、スピーカーの種類などを適正に設定できる製品も出てきました。要は、音が最初から3Dである必要がなくなったのです。まあ、WindowsPCなら最も身近な存在に、SRS Headphone技術があります。これは、Windows Media Playerが簡易機能として備えるもので、SRS Labs社のライセンスを元に採用しています。（これは、ほとんど3D効果はありません）そして、本格的なHRTF技術をつかったものには、Virtual DolbyおよびHeadphone技術とVirtualDTS、SRS Tru Surround およびcircle Surround、Directsound3D（A3D/EAX）などがあります。 DVD再生ソフトの体験版などでDolbyは確認できるかもしれません。これらの技術では、前方から200度ぐらいまでの立体感を感じることができます。ただ、360度フル3Dで体感することはできません。また、バイノーラルと同じくリスニングスポットがあります。そして、慣れるまでしばらく聴いて耳を慣らす必要もあります。これらの技術で音を聞くとかなり立体感を感じることができますが、あくまで疑似ですので、環境そしてその人の感性によって十分な立体感を感じないことがあります。特に、音が反響するお風呂のような場所では無理です。そして、何より音源も重要になります。もともと複数の方向からの音情報を納めた5,1chのDVDなどであれば、擬似的に音を作る際に、どこが後ろからの音かが分かるため立体化し易いですが、もともと2chで収録された音はそもそも２つのスピーカーの音をわざわざ後ろの方向などの音に分解する必要が生じます。うまく分解できなければ違和感が生じます。そのため、元の音が5,1chなどのサラウンド収録されたものの時に十分な能力を発揮し、それ以外ではかなり好みが分かれません。尚、私はステレオの音をバーチャル化するのはあまり好きではないです。最後に、最もバーチャルサラウンド（HRTF）の効果を発揮するのは、ヘッドホンなどリスニングポジションが固定されている場合です。確かにスピーカー向けの技術もありますが、ヘッドホンを使った方がリスニングポジションが固定されやすく良いでしょう。

質問者

お礼 2006/08/01 21:50

なるほど。色々難しいですね。丁寧な説明ありがとうございました。

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jugger
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2006/08/01 19:17 回答No.2

３Ｄサウンドとは立体音響のことですが、最近のＴＶに付いているのは左右２個のスピーカーで、擬似的に３Ｄサウンドを作り出します。これはこれでそこそこ立体に聞こえますが、本格的な３Ｄサウンドでしたら映画と同じ５．１ｃｈサラウンドにはかないません。頭の上をヘリが飛んで行ったり、自分の後ろでドアが開く音がしたり、まさに音の中心に自分がいるような感じです。ただスピーカーを６個も配置しないといけませんが、音響効果はばつぐんです。小さなホームシアターを持っていますが、映画館の雰囲気で鑑賞できます。下のサイトに５．１ｃｈの解説があります。１度ご覧ください。