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ボイラーなどの煙突の排気効率について教えてください
蒸気ボイラーの煙道に熱交換器を設置して温水を回収したいと思っておりますが、圧損などの関係上ボイラーへの影響はどの程度なのでしょうか?
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燃料はLNGですので ● 腐食の心配はありませんね、小生も廃熱回収で70℃以下にした経験があります。 送風機に余裕がない場合は煙道の熱交前と熱交後のどちら側に送風機を設置しなくてはいけないのか等は決まっているのでしょうか? ● ボイラーの耐圧に問題が無ければ、 送風機を取り替えるのが、最も電力が少ないですね、その次が熱交換後、要は温度の低い位置にすれば、空気の容積が小さく、小さいブロワーでよいですね。 ● ボイラーの風量と熱交換機の構造より、熱交換器のメーカーは圧損を推定できます、現在の送風機へその圧損分を加算した送風機に変更すれば良い訳です。 ● 熱交換器出口へブロワーを据える場合は、熱交換器の圧損に見合う仕様でOKです。 ● 熱交換量を多くするには、回収した温水がボイラーの給水以外に需要がある事です。 まとめ ボイラーメーカー若しくは熱交換器メーカーに圧損対策の具体化と見積もりを提出させ、貴方が結論を出せばと思います、活躍を期待します。 宜しければ教えて:LNGは平均1時間にどれ程使うボイラーですか、廃熱温度は
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- mermaid2004
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圧損などの関係上ボイラーへの影響はどの程度なのでしょうか? ● ボイラーにより圧損の余裕は異なります。 ● 燃焼用の送風機が(大型ボイラーであれば、排風機)がどの程度の余裕があるかに関係します。 ● ボイラーがフル運転の状況でボイラーの送風ダンパーの開度(インバーター制御の場合は回転数)にどの程度の余裕があるかです。 ● 送風機出口にマノメーター(低圧の圧力計)を挿入し、測定し、フル運転状態の圧力と更に強制でダンパーを開けた場合の圧力の差が、圧損の余裕です。 ● 廃熱回収で熱交換で廃熱が低い温度と接触すると、燃料中の硫黄分により、硫酸が生じ、直ぐに熱交換器が腐食する場合があり、注意してください。これを酸露点での腐食といいます。 まとめ 圧損余裕はボイラー個々で異なり、測定が必要です。酸露点に注意してください。
補足
ご回答ありがとうございます。燃料はLNGですので低温腐食は排ガスOUT90℃でも大丈夫だと思いますが結露の対処が必要になりますよね?送風機に余裕がない場合は煙道の熱交前と熱交後のどちら側に送風機を設置しなくてはいけないのか等は決まっているのでしょうか?あと、送風機を設置せずに煙突を高くして煙突効果で対処することは可能でしょうか?(届出が必要になりますが、、) 御教授お願いします。
お礼
大変参考になりました。ありがとうございます!実は蒸気ボイラーではなくてガスタービンなんですよ、、しかも排ガスボイラ後の排ガスからまだ熱を取ろうとしていましていろいろと考えていた次第であります。蒸気ボイラもタービンも同じ事だろうと思い認知度の高い蒸気ボイラで投稿させて頂きました。LNGは1600m3N/h使用しますので結構な熱量なんですよ、もったいないので回収利用してやろうかと思いまして。