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アメリカ人による日米比較の本
日本人の作家による日米の比較に関する本は無数に 見られますが、アメリカ人から見た日米の違いを 理論的に考察した書物(洋書でも可)は あるでしょうか? 内容としては、社会構造の比較だけではなく、 人々の生活習慣や、なぜそのような習慣になって いるのかという「由来」などについて詳しく 書かれているものが良いです。 アメリカ人から見た日本人を偏見なく冷静に 分析している本が読みたいので。
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かなり古いものになってしまいますが、「菊と刀」(ルース・ベネディクト著)という本があります。 文庫本で出てますよ。 第二次世界大戦中に、アメリカが日本を降伏させるために 行なった日本の研究・分析の産物です。 新しいものではないですが、アメリカ人からみた日本人や生活習慣について日本人の方がびっくりするくらいしっかりとまとめられていますので、参考になるのではと思います。
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- aluminizedman
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「和をもって日本となす(上・下)」 僕も読みました、野球も興味ないし勉強のつもりで手にしたんだけど 読み物としても非常に楽しめましたね。 3部作か「ベースボールと野球道」 「菊とバット」か古本屋で探してみよかな? ●「日米会社比較」ジョージ・フィールズ(ブロードキャスターでお馴染み)小学館 ●「世界の教科書は日本をどう教えているか」別技篤彦 朝日 アメリカの教科書で三島の切腹を言及してる、ほんのチョッピリやけど 上記2点、いずれも文庫
野球を通じての日米比較論ですが、 ロバート・ホワイティング著「和をもって日本となす(上・下)」 「ベースボールと野球道」 「菊とバット」 の3部作が非常に面白いです。
- yanyanyan
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既に紹介されていますが、「菊と刀」が特にお勧めです。これは、文化人類学的視点に立ってにかかれているので、基本的に主観的表現が無いのが特徴です。 文化人類学では、対象となる社会における様々な習俗がその社会特有の倫理に支えられていても、調査する人の国における倫理観では批判を行わない事になっています。これは、例えば首狩り族の調査に使用される手法でもあります。 首狩り族と一緒にされるのはたまらないかも知れませんが、第二次大戦中に「特攻(組織的な自殺行為とその美化)」を行った国の実情把握には必要だったのだと思います。 最近では、日本の習慣や社会については、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏(オランダ人ジャーナリストで大学教授)の著作(日本・権力構造の謎 等)が良いと思います。一般人の習慣についてというよりは社会全体ですが、比較的冷静なものです。世間で言う「リヴィジョニスト(物事に対する認識の再構築を積極的に行う人)」の代表格でもあります。 一般的な習慣の差というのであれば、それこそ山ほどあると思いますが、愉快に読めるものとして、WEBの「エクセル絵日記」を紹介しておきます。アメリカで(おそらく)ITエンジニアとして働いている夫婦の感じた色々なことが4コマまんがで掲載されています。 以上、色々と書いてみましたので参考にしてください。
お礼
ありがとうございます。文化人類学にはお詳しいようで、 非常に参考になりました。ウォルフレンの書物は 余裕があれば読みたいと思ってます。 「エクセル絵日記」は非常に楽しめました。アメリカに 暮らしている私としては、「あるある」の連続でした。
- coolriver
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多分アメリカ人だと思いますが 「内なる外国」C・D・ラミス(時事通信社) が、優れていると読んだことがあります。 この本を読んだことは無いのでまったく自信はありませんが・・・
お礼
ありがとうございます。「菊と刀」を再考察した 内容と言うことで、「菊と刀」と合わせて読むと 更に理解が深まると思うので、チェックしてみます。 同様のもので最近のものがあれば教えていただく。
お礼
ありがとうございます。時代的には古いものですが、 日米比較の代表的文献であると言うことですので、 まずこれからチェックしたいと思います。 最近のものもあれば教えていただく。