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日米ホラー映画比較研究について
- 日本とアメリカのホラー映画について比較研究しています。今回の研究の主題は「リング」です。
- 文献探しで悩んでおり、日本の映画産業(特にホラー映画)やハリウッドの映画産業についての情報が欲しいです。
- また、ホラー映画を見る際に何を見ればいいか教えてほしいです。
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文献に関しては、他の人に譲ります。 おすすめの作品 「アナザー」 「シックスセンス」 「リーピング」
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- ismael
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なんかどえらいことに手を染めたようですね。 文献参考サイト http://www.art.nihon-u.ac.jp/jasias/eizougaku6677.html http://mewspap.exblog.jp/i28 ホラー映画ですから怖いものが出てくる訳ですが、何を怖いと思うか日米では異なるでしょうね。 アメリカ(ヨーロッパも入れて)のホラー映画の古典はやはり吸血鬼ですね。それからフランケンシュタインの怪物、狼男など「異形のもの」モンスターが中心ではないでしょうか? あと悪魔関連。 日本(東洋)は、幽霊、悪霊が代表ではないですか? かつては化け猫というのも有りました。 また、日本の場合は、特に映画初期は、歌舞伎や講談などで既に知られているストーリー(四谷怪談など)をたくさん映画化しています。 また、アメリカ映画で重要なのはヘイズコードと呼ばれた映画産業側が自らに課した映画製作倫理規定です。 30年代半ばに成立し、60年代半ばで消滅したこのコードが映画製作(残酷描写や宗教的な表現)に与えた影響は大きいです。 このコードが生き残っていたらスプラッターは生まれ得なかったでしょう。 ホラー映画で思いつく作品を日米欧とわずに思いつくまま列挙すると。 霊魂の不滅 魔女 ノスフェラテウ プラーグの大学生 吸血鬼 アッシャー家の末裔 魔人ドラキュラ フランケンシュタイン ジキル博士とハイド氏 ドリアングレイの肖像 イギリスのホラー映画専門会社ハマープロの一連の作品。 ロジャー・コーマンのエドガー・ポーのシリーズ ロマン・ポランスキーの初期の作品 リチャード・フライシャーの絞殺魔 ドン・シーゲルのボディスナッチャー マリオ・バーヴァの一連の作品 血を吸うカメラ 中川信夫の怪談もの 東宝の血を吸うシリーズ マタンゴ ガス人間第1号 酒呑童子 とりあえずこんなところです
推薦出来る洋画の秀逸ホラー映画を以下に挙げます。 単なる視覚的恐怖といった、平坦な作品ではありません。 1.【オーメン】76年 主演:グレゴリ-・ぺック 2.【オーメン2】 78年 主演:ウィリアム・ホールデン 3.【オーメン3】 81年 主演:サム・ニール 4.【エクソシスト2】77年頃 主演:リチャード・バートン リンダ・ブレア 5.【テナント】 76年 主演:ロマン・ポランスキー (イザベル・アジャー二) 6.【ノスフェラトゥ】 78年:主演クラウス・キンスキー イザベル・アジャー二 7.【ポゼッション】 81年 主演:イザベル・アジャー二 サム・ニール 1~3は、【オーメン】のシリーズで聖書の黙示録に題材を 取ったものです。音楽が素晴らしい。(96年頃にこの3作 のどれかの監督が作ったホラー映画がオーメンの邦題を付け られていましたが、オーメンではありません。似た時期に 【エクソシスト3】が原作者により映画が作られましたが、 なかなかヒドイ出来だったらしい) イザベル・アジャー二は2000年迄作品を厳選していた 天才肌の女優です。(世界一の劇団、コメディ・フランセ-ズ 出身)ヨーロッパ映画衰退期に出現した人です。 (【エクソシスト1】は相当ヒットしたものの、ストーリー 的に無理があって、お薦めしません) スペース的にもう書きませんが、日本の【四谷怪談】は 事故や主演女優が変死したりで、有名です。舞台含めて、これ をやる時には、スタッフ・役者共々、新宿区にあるお寺へ お参りに行きます。(ヒロインの名前を冠している)
日米でホラー映画を比較する時に「リング」を取り上げなければならないのでしょうか? まずそれを言ったら元も子もないのですが、この二つの映画はどちらも酷い物だと思います。ホラー映画好きとしてはホラー映画として認めたくない物です。。。 同じ原作なので比較対照とするのでしょうけれど・・・。 >日米での映画産業について これについての文献などは知りません。。。 >底付けるために何作かホラー映画又はハリウッド映画を見てみようと思います 「日米の比較」といった観点から考えられる物と言えば。。。 アメリカを代表するホラー映画を挙げるとすると、日本の様な情感のある感じでは無く、猟奇的な、どちらかと言えば現代社会を反映した物だと思います。 例えばニューヨーク近代美術館に保管されている「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」と「悪魔のいけにえ」の二つや、「ハロウィン」「13日の金曜日」 などですね。。。 逆に言えば日本の「リング」は原作に比べ、「霊的」「超常現象的」な画を押し出し過ぎて、アメリカの物の様な「人間の姿」というものが薄い気がします。 個人的には、人物やその背景はまるで違いますが、どことなく近い物は「13日の金曜日」なのかなと思いました。 後は「ポルターガイスト」の画に影響を受けているのではないかとも思えます。。 。 アメリカ版「リング」に雰囲気が近いのも「ポルターガイスト」ですし。 アメリカは少ないんですよね・・・どちらかと言えば「幽霊」よりも隣人の方が恐いという感じで。。。 因みに日本版「リング」は同じ監督だったかは忘れましたが、「女優霊」に近いでしょうね。。。 あれは作品の出来はともかくとても「日本的」です。 私情が入り過ぎてあまり参考にならなそうですが。。。
- aaron1026
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>「日米での映画産業についても調べよ」という厳命がありまして、文献探しで悩んでいます。 並大抵の事ではないでしょうが、図書館に行き『キネマ旬報』でも読み返してみたらいかがでしょうか?? アメリカのアカデミー賞よりも古くから有る雑誌ですし、日本の映画雑誌の中でも最も権威のある雑誌なのではないでしょうか。 …まあ、それはそうとして、あくまで個人的な着眼点?…アドバイスになるかどうか判りませんが… >・日本の映画産業(今日までの映画造りの背景)について >※ホラー映画についても描かれているとなお良い >・ハリウッド(アメリカ)の映画産業 >・日米の映画比較 >・アメリカの(ホラーを含む)映画の特徴・パターンに関するもの >・日本の(ホラーを含む)映画の特徴・パターンに関するもの これらの事を映画的な視野からだけで求めるのも判断するのも、ふくらみが無さ過ぎるような気がします。 大陸で作られる映画と、四季のハッキリとした島国で作られる映画の差や、地震も少ない国の石の建築物に住む人が感じる恐怖感と、地震が多く、その為木や紙で作られた家に住む日本人の感じる恐怖感とでは、大きな差があるでしょう? 方や石の建築物に響く冷たい金属の足枷から響くような音を恐怖に感じるような国の幽霊は、足のある幽霊で描かれているし、 はたまた木や紙で作られた家に住む日本人は障子をカタカタと揺らす隙間風の音、草木をなでるような音に恐怖を覚え、それから発想する幽霊は足の無い幽霊でしょう?? …そう言う視点からも比べないと、映画の文献だけでは説得力に欠けると思うのですが… 実際に観る映画なら、40~50年前くらいの心理的に恐怖を与える日本の映画と、視覚的に恐怖を与えるアメリカ映画等を比べると良いのでは?? …現在も然程この違いに関しては変わってないような気がしますが…