格差社会っていうけど、それが資本主義ではないのでしょうか??
格差社会が問題だと連日のようにニュースで取り上げられていますし、
派遣社員の大量解雇問題も、年末を前に本当にかわいそうだと思います。
私自身求職をしていた時期があり、たまたま幸運にも縁があって今の地位にいますが、本当に他人事ではないような気がします。
しかし、しかしです。そもそも資本主義社会なのですから、格差があって当たり前ですし、その格差を生み、上の方の人間になるためにこの国では、勉強して資格を得たり、よい大学を出たりして努力するのではないでしょうか?
あるいは商才のある人は商売に精を出して冨を得る努力をするのではないでしょうか。
格差社会が嫌ならば、それは共産主義の考え方ですよね。
もっとも中国だって共産主義なのに、貧富の差があるし、資本主義の国アメリカだって三大自動車に公的資金をなんて話題があるくらいですが、本当の意味で資本主義と共産主義は明確に分けることはできなくて、資本・共産折衷主義なんていうのが、いきつくところだったりするんでしょうか?すでにマルクスの資本論も化石のように言われていますし。
ただ、資本主義を名乗る以上は、私は格差があって当然だと思うのです。私も含めて決して上の方の人間ではないので、格差の上の方にいる人には羨望の眼差しで見ることもあるし、うらやましいと思うこともあります。
しかしそういう人は生まれながらにそういう環境に育ったという人もいるし、それなりの努力をしたという人もいるでしょう。
我々だってただ羨ましいといっているばかりではなく、学生時代から努力して勉強したでしょうか?私も実は今それを悔やんでいますが、それだってはっきりいえば自業自得です。(もし貧乏でろくに勉強できなかったというのであれば、それは福祉政策の問題であるでしょうし)
私も一歩実違えば同じような境遇になりかねないし、格差はできればなくなって欲しいと思いますが、反面格差がなくなれば働く意欲やモチベーションに影響が出ると思います。
派遣切りとか言われていますが、その派遣の人たちは社会の中で生きる為の勉強なり、努力をしてきたのでしょうかと疑問です。