- ベストアンサー
フーリガンについて質問です。
フーリガン(サッカー)について色々お聞かせ願いたいです。 あるサイトで、フーリガン=「暴力的な行為をする者。彼らはサッカーに関する理由でそのような行為をしているのではなく、暴れる事が目的である」 と、書かれていました。という事は、試合結果が気に入らず暴力的な行為を行っている人はフーリガンとは呼べないのでしょうか? フーリガンって何なのでしょう?(@@) イギリス=サッカー=フーリガン。昔ほどでは無いとはいえ、未だにイギリスのフーリガンは激しいですよね。イギリス人は、他の国と比べてみても礼儀正しく、上品というイメージがあるのですが、どうしてフーリガン大国(?)と呼ばれてしまうのでしょう。イギリスの国民性が、フーリガンの多さと何か関連しているのでしょうか?皆さんはどう思います?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
イギリス在住の者です。 フーリガンの定義というのは、あいまいで上記で述べられた2つを合わせたものと考えて良いと思います。 イギリス人は他の国と比べて礼儀が正しいというイメージがあるのですが、近年はそれが変わりつつあります。法や秩序を守ろうとしない風潮が広がっており、それらがフーリガン的行動の増加に繋がっているようです。 たとえば、警察などは完全になめられており、この解決策として最近、警察に向かって暴言を吐いた場合逮捕できる法まで制定されたほどです。 一言にイギリス人と言っても、それはばらばらで良い人も悪い人もいるわけで、一言に「日本人は....」と言えないの同じなのですが、フーリガンなどの行動の増加はイギリスの法律に問題があります。残念ながら個人の権利を重視し過ぎてしまったため、犯罪者を取り締まりにくい現状に追いやってしまったのです。そのため、法律を軽視し、犯罪を犯して捕まっても、すぐにムショから出れるからいいやという感じで行動する人が少なくなく、好き勝手やっているわけです。所得が少なければ、器物破壊をしても代償の義務を免れ、年齢が若ければムショからすぐに出れるなど。 ただ、イギリス国外でこの勢いで行動すると現地でそれなりの措置が取られるので、英国外務省はそのような場合のサポートは提供するが、刑務所から出す事はできないというパンフレットやTVCFを流したりしています。 長くなりましたが、フーリガンの多さは国民性と関連しているのではなく、イギリスの法が社会の変化に追いつけなくなっている証しだと思います。
その他の回答 (3)
- popongapon
- ベストアンサー率47% (68/142)
フーリガン誕生前夜 それまでのサッカー場でのお騒がせといえばストリーキングだった 1974年の1月(もしかしたら1973年12月) うすく霧のけぶる冬のウエンブリースタジアムは凍りついた。 イングランドvsポーランドの1974年西ドイツW杯の予選最終戦、 イングランドは引き分け以上で予選通過だった。(と思う) 今では考えられない霜とドロまみれのピッチ イングランドの得たPKはポーランドの2mキーパー、 トマショフスキーがはじきだしてしまった。 やがてポーランドの弱々しいシュート。前のめりに うずくまって取ろうとしたイングランドキーパーP、Sの足の間をすりぬけ 現れた汚れたボールはゆっくりとゴールラインを通りすぎた。 イングランド予選敗退・・・ スタジアム内で動いているのは喜ぶポーランド選手達だけ、 他に動く物は無かった・・・スチール写真のように 英国病、失墜したサッカーの母国の誇り、8年のブランク それからのイングランドリーグは荒れた観客が主役になった。 当時観客席は立ち見が多かった。 下り坂の経済。疲れた顔をして無彩色のトレンチやダッフルコートを着た 男達。スタジアムは女子供が来る場所でもなかった。 放火で燃え落ちたスタジアムもあった。 英国病とあの試合が、フーリガンの生みの親と、私はかってに思ってます。 (なにぶん古い記憶なもので、フィクションが多分に含まれます間違いはお許しを)
フーリガンを一言で定義付けすることは難しいと思います。ご質問文にあるように「サッカーの試合とは無関係だがサッカーの試合に絡ませてただ暴れる人」も居ます。こういう人達は本物のフーリガンでしょうね(笑) しかしその本物のフーリガンに扇動されて、観戦に来た人達が暴徒化した場合も、ある種「ファンがフーリガン化した」と呼べるでしょう。 以前あるテレビ番組でフーリガンにインタビューしているものがありまして、彼らはイメージとして「上半身裸で昼間から木陰で寝そべりウイスキーを瓶のままアオっている」といった感じで、どうして暴れるのか?との問いには「ただ暴れたいからさ」と答えていました・・ 更にそういう人達の親玉となると、4,5人も居れば一般のサポーターを暴徒化させることが出来るような扇動力があるそうです。火付け役なんでしょうかね・・。 ですからサッカーが先か暴れるのが先かと言えば、どちらかと言うと「暴れるのが先」という感覚の人達が本当のフーリガンなのかな、と思います・・。困った話ですが・・。
- take-plus
- ベストアンサー率42% (553/1302)
#1さんがすばらしい回答をしてる後で間違った解釈を回答してしまうかもしれませんが… 野球の阪神ファンで例えるなら、道頓堀へ飛び込むような人がフーリガンだと思います。 阪神が逆転負けした際に救援陣に野次を飛ばす人やメガホンを投げ込む人は純粋に阪神を応援してますよね? ですので違うと思います。 回答するに当たってwikipediaを参照したところ、質問者さんの挙げられたフーリガンの定義がそのまま載ってました。ですのでURLは載せませんが、僕は後者(試合結果が気に入らず暴力的な行為を行っている人)に関してはこう考えます。 ひいきのチームが負けたから発炎筒を投げ込む →発炎筒を持ってること自体がおかしいです。 ひいきのチームが負けたから選手に物を投げ込む →ぎりぎり許せる範囲だと思います。 ですので、「お祭り好き」なのでしょうかねぇ?
お礼
こんばんは! 回答有難うございます。 …実は私もWikipediaを参照してました(笑) 例がとても分かりやすくて参考になりました。 必要以上に騒ぎ立てる人達ですね。
お礼
回答、有難うございます。 私は、イギリス人が礼儀を重んじる社会で募った鬱憤を、フーリガンという形で発散しているのかな~(古い?)と言った予想を立てていましたが、全然違ってました(笑) 法律の甘さというそんな理由があったのですね。 すごく参考になりました。