ワールドカップに反対するブラジル国民
開催出来るか危ぶまれているだけでなく開催できたとしても反対の暴動で治安が不安と言うのがブラジルのワールドカップの様です。
どれだけの割合か分からないが多くの国民が反体しているとの様に見える。
その理由は「そんな事に金を使う余裕はない」と言う事らしい。
そんなワールドカップ反対の理由をサッカー好きの国民から聞くとは思わなかった。
私は終始東京五輪開催に反対してきた。その理由はブラジル国民の反対理由と同じだ。訳知りに経済効果を言う評論家もいる。
しかしついこの前の北京、ロンドン五輪を見てもそれを証明したと言う話を聞かない。
「スポーツから元気をもらえる」と言う人もいる。私自身この言葉はあまり好きでない。元気はもらうものでなく自力で元気になって行くものと思うからだ。
日本の現状はと言えば東北の震災や原発問題などで疲弊している。
今まではあまりメディアが報道を躊躇っていた中国、韓国の問題が顕在化しているし日本は不況から脱したもののまだまだ安定していないのが現状ではないだろうか。
罵倒されるのを覚悟で言わせてもらえば今のメディアも含めてスポーツ産業は健全でない様に思う。彼らはスポーツドラッグ提供者の様な気がしてならない。
ファンは元気をもらうのでなく一時的に陶酔の世界に逃避している様に思えて仕方ない。
ブラジル国民はそれに気が付いた。貧困のレベルが違うと言われるかも知れない。しかし今の日本は皆が言う程豊かとも思えない。
最初の東京五輪が開催された時「一億総中流意識」と言われた。
つまり多くが何とか豊かな生活を享受し始めていると言う中で行われた。
だから成功した。しかしその後に手痛い不況がやってきた。
その事を踏まえご意見を伺いたい。宜しくお願いします。