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現渡しをする意味
現渡しの仕組みは分かっているつもりですが、これは矛盾した行為をしているのではないでしょうか。つまり、現渡しは現物を持っていなければなりませんから、その銘柄について空売りをして、万一、思惑に反して株価が上昇した場合に、現渡しで決済するのだと思います。そうなると元来、現物を持っているということは、値上がりするのを期待するわけですが、その銘柄を空売りするのですからこれは矛盾した行為ではないでしょうか。それなのになぜするのでしょうか。 要するにその銘柄に関しては株価が上昇しようが、下落しようが利益は±0となりますので、余り株式投資をやる意味がなく、証券会社に手数料を払うだけの行為だと思いますが、いかがでしょうか。
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現物を売却する場合と、現物を保有したまま空売りする場合の最大の違いは、現物の売却益に税金がかかることです。 現物を持ったままつなぎ売りをする人は、現物は長期保有しており、値上がり益よりも配当などのインカムゲインを重要視しています。値上がり益に払う税金に比べれば、空売りの手数料はしれたものです。
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- nokorusakuramo
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>#2の回答に対する補足に私見を述べさせて下さい。 質問者さんのお考えは合理的で理論的にすべて正しいと思います。 実戦において1000円で買った株(1億として本人にとってきつい投資額とします)を1800円現物売りの1700円買戻しができるかどうかです。 私の場合は弱い人間ですからそのまま利益確定して手仕舞いしてしまいます。そうなれば当初の2000円で手仕舞いと違ってきます。 買値からかなり高い位置にある株の押し目をひらうのはかなり難しいものです。その点(5、5)のポジションであればこの株が下がれば、買いと売りの両方に利益がのっており売りをはずしやすいと言うことです。したがって(5、5)のポジションは気持ちの弱い人間には必要であって強い人間にとっては必要ないと思います。 人間にはいろいろな性格の人がいて株のやり方にもいろいろあると言うことだと思います。 ようは実戦で理論通りできるかどうか、自分がどのような性格かを知ることだと思います。
お礼
再び、ご回答ありがとうございました。
- nokorusakuramo
- ベストアンサー率32% (173/526)
もう十分ご理解なさっておられるので書く必要もないかとおもいますが私なりに思っていることを説明させてください。 1(現物5、信用5)から(現物3、信用3)への一部現渡しは戦線の縮小。現金を他の銘柄に振り替え。 2(現物5、信用5)からノウポジに。手仕舞い 1、2、とも作戦の失敗をいみします。いわば現渡しは敗戦処理だと思っています。 >要するにその銘柄に関しては株価が上昇しようが、下落しようが利益は±0となりますので、余り株式投資をやる意味がなく、証券会社に手数料を払うだけの行為だと思いますが、いかがでしょうか。 (現物5、信用5)のポジションを持たない状態は下がりを取りに行くのではなくあくまで現物のヘッジです。下がりを取りに行くのなら(現物5、信用7)などとなります。 >やる意味 その人の性格によって意味のある人とない人に分かれると思います。 1000円で買った現物を2000が天井(売る予定)だと想定します。 1800円まで上昇しかし1700まで下がりそうな時現物売りの買戻しが出来る人はヘッジの必要はないと思います。 したがって意味がないと言えば意味がないと思います。 私見です。
お礼
「敗戦処理」素晴らしい言葉だと思います。現渡しの意味はこれに尽きると思います。ありがとうございました。
>配当利回りが高い銘柄にも利用できそうですね。 残念ながら配当金は配当調整されてしまいます。 もしこれができるならみんなやりますよね。また株主優待も株主優待主力の航空株を中心に配当落ち日前に逆日歩が付くので旨みは減りましたね。
お礼
ありがとうございました。そうなると現渡しの意味はNo4の方が言われたこと以外は余りないということですね。そうすると個人の場合は、ほとんど利用できませんね。
- garnetscrein
- ベストアンサー率21% (727/3442)
現物保有で短期の値下がり幅を狙う場合、信用の空売りですよね。 ところが思惑外れて値上がり。 仕方ないので現物渡して利益確定。 これで追証損失無しにできます。 信用売りした値段=現物売却したねだんと出来ます
補足
ご回答ありがとうございました。しかし、それですとその時点(空売りをかける時点)で、現物株を売却するのと同じことではないでしょうか。ですから、その時点で空売りする意味はないのではないでしょうか(短期の値下がり幅を狙うといっても現物分の利益も減っていますので、±0です。)。それに空売りしている分、信用枠がそれだけ減りますから、その分を他の銘柄に回した方が良いのではないでしょうか。
- asahina35
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長期上昇トレンドにあると思う銘柄の現物を所有していたが、 短期的に急上昇したため、短期下落(調整)を予想して空売り、 予想に反して上昇を続けてしまったため、 決済の手段として現渡しというのはあると思います。 予想通りうまくはまれば、短期調整の下落分も空売りで儲けに 変えられる方法ですね。
補足
ご回答ありがとうございました。しかし、こういう場合なら、現物株を売却だけすればよいのではないでしょうか。そして、予想に反して上昇し続けたとしても、利益がそれ以上上がらないだけで一応利益確定をしているのですから、諦めるべきと思います。そして、予想通り下落した場合は、下落したところで現物株を買い戻せばよいのではないでしょうか。 短期調整の下落分で空売りしている分儲けになるといわれますが、一方ではそのまま現物を保有しているわけですから、その損失分があり、結局±0です。さらに、下落するのを確信しているのなら、現物株を売却すると同時に、空売りをかけるべきだと思います。いずれにしろ売買益を狙うなら現物を保有している銘柄を空売りして、現渡しに備えるというのは矛盾だと思いますが、いかがでしょうか。
権利落ち日に現物買いと空売りを同時にかけて株主優待をもらう方法がありますね あとは現物を持っていて売りたくても売れない人が先に空売りをかけるとか (株を証券間で移動させているとか、誰かに貸してるとか)
お礼
なるほど、株主優待をもらう方法ですか。そうですね。それなら分かります。配当利回りが高い銘柄にも利用できそうですね。資金に余裕があって、上昇するか下落するか何とも言えず、且つ、株主優待や配当利回りが高い銘柄の時、やってみます。ありがとうございました。
お礼
なるほど。分かりました。その観点からは今まで思いもよりませんでした。要するに、現物はずっと保有していてインカムゲインを狙い、空売りの場合は短期の値下がり益を狙い、万一、思惑はずれて上昇してしまった場合には現渡しをして値上がりした分の損失を免れるということですね。これは使えます。本当にありがとうございました。