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信用買いと信用売り

基本的な質問で恐縮です。信用買いと信用売りについて、ごく簡単にお答え頂ければ幸いです。私の知識では、信用取引とは証券会社から借りた株を取引することですよね。信用買いは、ある期間中に株価が上昇したら利益を出すことができる。これは分かります。余力が少ない投資家などは、信用取引だとより大きな取引ができるということですよね。信用買い残がある銘柄は、今後とも値上がりの可能性があると。しかし、私が今一つ理解できないのは、信用売りのほうです。株の入門書には、今後確実に値下がりするだろうという銘柄を証券会社から借りてそれを売却するとあります。期限内にその株を買い戻し、そのときに株価が下落していれば始めに売ったときよりも利益がでると。たとえば、一株100円のときに信用売りをし、90円のときに買い戻せば、単純に-10円の損なのではないのですか? それとも、信用売りとは110円のときに買い戻すことですか? どうして信用売りは株が下落することで利益がでるのか理解できないのです。投資家の皆様にとっては、幼稚な質問のようにお思いでしょうが、お答え頂ければ幸いです。宜しくお願いいたします。

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  • PecoPlus
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回答No.3

 私もど素人なのですが、私自身がぼんやりと理解している見解です。 >証券会社としては100円のものを90円にされては損だと思うのですが……。  信用売りを仕掛ける側のもくろみは、当然、わかります。  では、彼らに株を供給している側のもくろみはと言うと、  たとえば、「いろは株式会社」の大株主にA氏と言う人がいたとします。  A氏は安定株主で、あまり、株を売ることができません。  なぜなら、下手に売ると会社を乗っ取られたり、経営に対する発言権が低下してしますからです。  かといって、ただ、漫然と大量の株式を保有し、配当金を待っているのは、愉快ではありません。  だから、A氏は考えます。 「株式を売るからいけないのだ。ちょっとの間、人に貸すだけなら、いいだろう。ちゃんと返してもらえば、自分の株式数は元に戻るのだから」  そして、株式を借りたがっている投機家Bに、一定期間、貸して、貸し賃をもうけることを考えました。  投機家Bのもくろみ通り、株価が下がった場合は、 大株主A : 株を返してもらい、自分の株式数は元に戻り、貸し賃を得て、めでたし。 投機家B : 空売りの利ざやを稼いで、めでたし。  あがってしまった場合は、 大株主A : 株を返してもらい、自分の株式数は元に戻り、貸し賃を得て、めでたし。 投機家B : 空売りで、損をして、悲し。  実は株価が上がろうが、下がろうが、Aにとって、重要なのは自分の株式数であって、直接の被害はないと言うことです。  ちなみに、証券会社は、その仲買をして、手数料を取って、めでたし、と言うことだと思います。  素人が適当に理解していることなので、本当は違うのかもしれません。  あんまり、信用しないでくださいね。

fuku3490
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。分かりやすかったです。

その他の回答 (2)

  • fuwaraido
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回答No.2

当方、ど素人ですが。 信用売りは質問者様も書かれている通り「証券会社から銘柄を借りて売却する」ということ です。ここにはお金の出入りは存在しません。これがポイントです。 つまり、仮に株価が100円の銘柄で1万株の信用売りをかけた場合、収入は100万円に なります。この時点では投資家はお金を出してはいません(株式を借りているだけなので)。 また、売却代金を手にしているわけでもありません(証券会社に預けることになります)。 一方、期日が来て買い戻す際の株価が90円だった場合、90円×1万株=90万円の現金 を支出して株を買い戻します。この時に支出するお金は、先だって証券会社に預けてあった 信用売り代金100万円の中から出ます。 ここで現金の収支を見ると 収入=100万円 支出= 90万円 差引= 10万円 の利益 ということになります(税金や利息は割愛)。これが「株価が下落すると利益になる」という 理屈です。

fuku3490
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。信用取引は、本当に相場の読める投資家でないと成功しないということですね。株素人の私でも怖い気がします。最近、大手の証券会社が後場になってサーバーの不具合から取引停止になりましたが、前場で仕掛けたものが、後場になって高騰、暴落していたら大変なことになりますね。

回答No.1

ごく簡単に、ということなので....。 証券会社から株を借りて、一株100円のときに信用売りします。 あなたには100円の現金が手に入りますね。 で、90円のときに買い戻し、証券会社に借りた株を返します。 このとき90円の現金を支払います。 一連の取引で、100円もらって90円支払うわけですから、 手元には10円が残ります。これが利益です。 実際の取引では、それぞれの売買において現金が動くわけ ではありません。

fuku3490
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。長く疑問に思っていたことが、ようやく理解できるようになりました。それにしても、証券会社としては100円のものを90円にされては損だと思うのですが……。つまり、証券会社が信用取引をサービスの一環としてるのは、手数料等を稼ぐためと考えればいいのでしょうか。