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漫画を描く人は何故多くの映画を観るのか

あの「ときわ荘」メンバーも、ひたすら漫画を描くか ひたすら映画を観るかの生活をしていたと聞きます。 現在活躍している漫画家さんも 多くの映画を観ている方が多いと聞きます。 各漫画誌の新人賞などでのコメントでも 「漫画家を目指している割に漫画を読んでいない 映画を観ていない人が多い」と指摘されている程 漫画と映画には切っても切れない縁があるように思えます。 変な質問かもしれませんが、漫画を描く人は映画から何を学ぼう、得ようとしているのでしょうか。演出の方法でしょうか。 何故、ドラマではなく「映画」なのでしょうか。

みんなの回答

  • ms_25O
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回答No.7

 結論から言うと、ハリウッドと日本の漫画、アニメはパクりパクられ、共に成長してきたからです。  漫画と映画の共通点はストーリーの構成にあります。毎度お馴染みの漫画の起承転結はたいした重要と言うか、それだけ知ってても役には立ちません。役に立つのは「ハリウッド脚本術」です。また大塚英志の「キャラクター小説の作り方」でハリウッド方式のことを分かりやすく、さらに宮崎駿の「民話の法則」とかけ合わせてかかれています。「涼宮○○○の憂鬱」など大塚英志の本そままに書かれていますね。トキワ荘の時代はこういった本がなかったので、とにかく映画を見て覚えるしかなかったんです。  ドラマは単にだらだらと長い展開なので映画に比べたら参考になりにくいというだけだと思います。また、ドラマの“敵"は映画の“敵”つまり漫画の“敵”とは役割が違うので、そういった点もあるのではないのでしょうか。  宮崎駿の作品は全て民話の法則に従って書かれており、ハリウッドの脚本術の構成内にちゃんと納められています。もちろんそれは漫画のストーリーやキャラクターの作り方にも大きく影響するものですから、この二つは切っても切れない縁なんです。今の漫画はこの点が薄らいでいるのでやはり、昔のものに比べてインパクトと分かりやすさは希薄ですね。さらに昔っから「パクリ」は当たり前で、ハリウッドと日本の漫画、アニメのパクリパクられのキャッチボールがなされ共に成長してきたわけですが、今はほぼ日本が投げっぱなし状態で、う~ん投げ損です・・・ただ、もちろん今もパクリは当然のごとく在りますが、パクリ技術というかパクリの知識が無く、ただパクルだけなので、ばれてしまうのです。素人目にも明らかなほどにバレバレなのです、今はね。

noname#37852
noname#37852
回答No.6

トキワ荘の人たちの場合は、時代もあったんじゃないでしょうか? テレビなんか持ってなかったのかも。。。。 ウィキペディア日本語版「テレビ」によりますと、 日本のテレビ放送は1953年(昭和28年)に開始されたんだそうです。 一般にテレビ受像機が多く普及したのは皇太子ご成婚をテレビで見ようとした1958年頃だそうです。 そして昔は、娯楽と言えば映画。 私の親の世代も今以上に「映画」だったようです。 トキワ荘について http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A5%AD%A5%EF%C1%F1 http://www.ghost.ne.jp/~yuk/tokiwa/tokiwa-sou/ 映画はやっぱり、他の方々がお書きになっているように創作の参考になるものがあるんでしょうし、もともとそういうものが好きということもあるんでしょう。 テレビドラマも面白いものだったらいいんじゃないでしょうか。 でも大した内容でない・・・と思われるようなものだったら、あんまり参考にならないんでしょうね。 ちなみに作家も「自分たちより前の作品を読むべき」と言われています。要するに「良いものに触れたほうがいい」ってことなんだろうと思います。 昔から残っているものには何かしら普遍的なものが含まれているから残っているのでしょうし。 映画も人間ドラマではありますね。

回答No.5

他の人も書いている理由等色々有ると思いますが、 普通、多くの人の記憶に残る様な所謂名作映画について言えば<映画は総合芸術である>と言う言葉からも判る様に特に日本の物での両者の比較をすれば 最初から最後までの脚本が十分に検証されている。  (ドラマは普通一回々々造られており、話の全体の筋は決まっているが視聴率等によりどの様にも変えられる。) 其れを見る人の対象がドラマほど限定されていない。  (テレビドラマが狙うような層よりは遥かに広範な視聴を狙う) 上の理由によりキャスティングの層が偏っていない  (大抵のドラマでは美男美女少年青年、人気者に偏っていて殆ど話しに説得力が無い上に演技がヘタ【俳優では無く歌手などの人気に頼る】でも其れを必要条件としていない。勿論十分に練られたキャスティングで俳優が中心のドラマも有りますが!!) ドラマでは最初から殆ど話しの筋がバレバレ  (映画でもショウも無い映画が可也有りますが!) 映画では良い物は衣装、装置、編集等にしてもクオリティーとクリエイティブを要求し、其れに可也の時間と労力が費やされている   (ドラマでは時間の関係もあり上級の映画ほどには上記の物は削られる) まあ簡単に言えば映画のほうがヨリ、アーティスティクでオリジナリティーを必要とする事ですが之が逆にとんでもないアタリハズレを生みますが、ドラマでは一般的な小アタリを目指す為それほどの冒険はしないと考えますし勿論芸術性の高いドラマも数多く有ります。 上記のように映画とドラマの違いを述べましたがドラマはドラマでそのような物を作る理由もあり一概にどちらが良いと言う物では有りません。しかし漫画家には普通完全なオリジナリティーが求められます。私はマンガは所謂、アートとは一線を隔すと考えますが<完全なオリジナリティーが必要>と言う点では完全なアートです。拠ってドラマではなく「映画」なのだと思います。

回答No.4

人それぞれ 感性が違うので 回答も違うと思いますが・・ ☆優れたカメラワーク: 「動きのある構図」の「視点」の勉強になる。 ☆TVと違い劇場の「大画面の迫力」により、自分の感性が磨かれスケールが広がる。  (TVや他人の漫画ばかりだと、細かな所に、とらわれがちになる) ☆ストーリの流れ方:(作品全体のイメージカラー・展開方法・              クライマックスの見せ方) ☆TVドラマと違い映画は 予算が違う為、壮大でリアル!  (疑似体験が出来る。 名優=演技力がある。心理描写~アクション演技) ★なんといっても、映画は・・・「スクリーンの大きさ!」  作品創作する者にとって 感性を刺激され 脳に、良いと思う!w  (TVで観るより、劇場の巨大画面で観た映画は、印象深く忘れない)   たくさん感動し、オリジナル作品の製作に良い影響が出てくると思う。

回答No.3

果たして回答になっているかどうかは判りませんが、映画には約2時間という短い中に、起承転結が存在します。 しかし、多くの場合テレビドラマは視聴率等によって、長くもなったり短くもなったり・・・。また、スポンサーからの要望で、俳優をより長い時間出演させなくてはならなくなったり・・・。古い話ですが、某ドラマ「×回目のプロポーズ」なんて、無茶苦茶でした。 また、そればかりではなく、映画は、例えば人が歩いているシーンを上から撮ったり、下から撮ったり、遠くから撮ったりと、よりカットを生かした撮り方もしていると思います。そして何よりもスケールが違いますよね。街が破壊されるシーン等はドラマでは不可能でしょう。 勿論これらは短い時間だからこそできることだと思いますが・・・。 そう言ったものが凝縮されているのが映画だからだと思います。 マンガも、限られたページ数で、且つ流れる時間や雰囲気、描く角度等を小さなコマの中で現さなければなりません。もちろん演出もあるでしょう。 だから映画は参考になるのではないでしょうか?

  • nemosan
  • ベストアンサー率22% (582/2598)
回答No.2

漫画でも映画でも小説でも音楽でも、インプットが多ければアウトプットのボリュームが増えるから。 >何故、ドラマではなく「映画」 新人の原稿は「つづく」で終わるより、決められた頁数内で完結する物が望ましいからかな?

noname#38757
noname#38757
回答No.1

資料の参照ですね。 あなたは、F-14TOMCATを書けと言われて何も無しに書くことが出来ますか? また、どういう機動を取るのかすぐに分かりますか? かなり偏った内容になってしまいましたが、プロの漫画家とてそうした資料がないとかけない物です。 あんまし、忠実にトレースしすぎると何処の映画からぱくったのかと話題になりひんしゅくを買うことになりますが もちろん、演出の仕方も学んでいますね。

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