銀行の経営破綻についてちょっとした疑問
最近、銀行の経営が破綻して公的資金注入とか、
破綻前に公的資金の要請とか、銀行の経営悪化・破綻が起きていますが、
これについてちょっとした疑問がわきました。
銀行に口座を作るときは、
印鑑と身分証明書かなんかを持っていけば簡単に口座を開設できます。
でもその時に、「口座開設者の入金した預金を銀行が経営に運用してよい」
という感じの約款のようなものは提示されません。
同意書なども書いたことがありません。
その状態で累積赤字が膨らんで経営が破綻し、
公的資金を注入してもらわないと口座開設者の預金が保護されない可能性がある、
というのは、
「客から預かった預金を勝手に使い込んでいる→窃盗或いは詐欺罪の構成」
にはならないのでしょうか。
それとも何か法的根拠で除外事由があるのでしょうか。
ご存知の方、ご教示くだされば幸いです。