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ルプラックは水が貯まってなくても飲むんですか?
- ルプラックは利尿剤であり、水の蓄積を排出する働きがあります。しかし、水が貯まっていなくても飲む必要がある理由や継続的な摂取の必要性について理解できていません。
- 高血圧や僧帽弁閉鎖不全症の治療の一環としてルプラックが処方されています。利尿剤の摂取は腎臓に悪影響を及ぼす可能性があるため、心配しています。
- 心臓の負担を軽減するためにルプラックを飲む必要があると医師から説明されましたが、具体的な理由や適切な摂取量について理解できていません。わかりやすく教えていただきたいです。
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汗をかいたのにそれに見合った水分補給がなければ脱水状態となり脳梗塞の一因となることは事実です。こうしたことは脱水だけでなく動脈硬化の存在など他の因子も関係しますので過去に脳血栓などがある方など動脈硬化が進行している方は特に注意が必要です。 特別、汗をかかない季節では風呂上りの補給などを除けば3食+その時のお茶などで普通は充分です。 僧帽弁逆流によって左心房~肺には血液が滞った状態となっていてこのあたりはイメージとして湿った感じになっています。この程度が悪化すれば心不全状態で、肺に水分があふれ呼吸困難となってしまいます。 そのため全身としてはやや乾いた状態として心臓~肺を保護することをねらっています。そして将来、手術が必要となる時期を延ばしたり、場合によっては生涯手術を避けることができることが希望と思います。 また、心房の負担が続けばそれによって心房細動と呼ばれる不整脈となることが予想され、こうなりますとさらに心機能の低下やこれによる脳梗塞の発生の可能性も出てきます。 水分量の目安に血圧が参考になります。過剰な利尿で脱水となれば低血圧となります。 利尿剤の使用は、弁膜症の方々が広く使ってきた治療法の一つです。 みなさんそれぞれ弱点は異なります。その方の弱点に合った保護のしかたも異なることになります。
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- ebisu2002
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高血圧の方の心臓への負担と、弁逆流による負担は負担の性質が異なります。 高血圧の場合はその高い圧力に見合った圧を出すために心室の筋肉が厚くなります。心室の内側の大きさはむしろ小さめです。 弁逆流では圧力は増えません。一旦心室が動いて体に送り出そうとした血液が左心房に戻ってしまい、次に心房から心室に流れ込む血液量がその分多量になってしまっています。そのため左心室が広がった時の内側の大きさが大きくなります。心室の筋肉が元気な間は縮む時には普通程度まで動きます。筋肉が負担に耐えられなくなってくると縮むことができなくなってきます。評価するのは人並みに縮む能力が残っているかどうかです。治療では筋肉の負担を軽くするために体内の水分量を少なめに保つよう指導なされます。
お礼
有難う御座います。 ただ、水分量を少なくしたらなんだか体がひからびるようだし、血液が濃くなって脳血栓になりやすいんではないでしょうか。 水分を少なくしたら、心臓の負担が少なくなるって言っても気休め程度なのではないかと思います。ルプラック飲んで水分を少なめと言っても、現実どの程度水分が少なくなっているんでしょう。心臓の排出量に影響を与えるほど少なくなったら、体調がおかしくなるんじゃないかと思いますし、ごく多少だったら、心臓への影響って言っても殆ど変らないと思いますが如何でしょうか。
- ebisu2002
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弁の逆流により効率が低下していますのでそれを補うために左心室は通常よりも過大に働く必要がある状態になっています。 循環している血液量が増えればさらに多くを循環させるように左心室はがんばらなくてはなりません。体内の水分量を少なめにして心臓が働かなければならない量を減らすことをねらって中等度の弁逆流症では利尿剤を用います。 もちろんそれ以前に塩分、水分制限も平行して行う必要があり、それを守れば夏場など汗をかく時期には利尿剤を減らすこともできます。 心室のがんばりが追いつかない程度まで効率が落ちれば心不全状態となり呼吸困難などの症状を感じその頃には手術が必要となってきます。
お礼
わかりやすい説明大変有難う御座います。 しかし、私の知っている人は脳血栓になったんですが、その人はなる前は知人の産婦人科のお医者さんに高血圧で見てもらっていて、脳血栓になったあと、血をさらさらにしなければならないということで、アスピリンを薬として飲み、水分を充分に取るということで、ミネラルウオーターのボトルをいつももっております。 私もどういうわけか昔から水分をすごく取りたくなって、ミネラルウオーターを随分沢山飲んでいます。 そうしますと、心臓の壁の厚さをチェックして普通より厚いかどうかを知る必要があるわけですね。
お礼
わかりやすい説明をして頂き大変有難う御座いました。