- ベストアンサー
白内障の瞳孔対光反射を見ることが出来ないのは?
意識障害の人を観察するとき、瞳孔の対光反射を見ますが。白内障の手術をした人は対光反射を見ることが出来ないと聞きますが何故ですが教えてくだい。(もしかすると緑内障の事かも知れません)
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
いえいえ、診れるはずですよ。手術の影響で虹彩が癒着していると動きが制限されて見えにくい事がありますが、ちゃんと見えるはずです。あんまりひどいと判らないかも知れませんが。最近は白内障の手術も随分と進化しましたから結構きれいに見えるのではないでしょうか? 私も若い時に白内障の手術後の頭部外傷の患者さんを持った事があります。対光反射に異常があると報告したら、えらく怒られました。 それは、白内障の手術の影響で虹彩が癒着しており瞳孔の収縮が殆ど制限されていたからでした。しかし、注意深く観察すると瞳孔の一部は素早く動いてるのが見えました。所見としては対光反射正常という事です。 白内障の術後の患者さんは瞳孔を診ればはっきり判ります。瞳孔の形も大きさも左右違う事もあります。従って瞳孔を診る時は注意して診てみてください。 白内障が未治療でひどい人は対光反射はない事があります。理由はお判りになるはずです。
お礼
丁寧に教えていただき、ありがとうございました。