＞ファールとイエローカード、レッドカードはどう違うのでしょうか？
ファールというのは、わかると思いますが「反則」の事です。イエローカード、レッドカードというのは、簡単に書いてしまいますと、同じファールでも、「危険なプレー」や「悪質なプレー」に対して、一種の罰則を加える為のカードです。
一応基準はありますが、基本的には審判の判断で使い分けます。例えば、ゴール前で相手の決定的チャンスを故意にファールで止めたりしますと、単なるファールではなく「意図的で悪質なファール」などと解釈され、イエローカードの対象になる可能性が高いです。（もちろん審判の判断によってはレッドカードが出る場合もあります）
イエローカードは同じ選手が2枚、受けると退場となります。
レッドカードというのは、イエローカードよりも更に危険だったり、非紳士的なプレー、例えば「真後ろから相手の足だけを狙ってスライディングする」など、又は「ファールを受けた相手選手に腹を立てて殴る」「審判のジャッジに抗議して審判を殴る、突き飛ばす」など。こういうのは、いきなりレッドカードが出る可能性が高いです。
レッドカードは1枚出れば、即退場です。
いずれにせよ、カードが出るということは、普通よりも、ひどいファールをしたんだな、と思ってください。退場となれば、代わりの選手を入れることは出来ませんので、人数が減って不利になります。
＞チャージとは何ですか？
チャージというのは・・、ボールを持っている相手の選手に対して主にはボールを奪う目的で「体を寄せること」です。足を出していくことも、肩をぶつけることも、チャージです。
サッカーの場合、横から相手の肩に肩をぶつけて相手を少々はじき飛ばす行為はショルダーチャージと言って、ファールにはなりません。ボールに対してお互い体を肩で押し合うプレーはよく見ると思います。
自分は肩でも、相手の背後からやればファールですし、そもそも腕や手を使って押したり引っ張ったりすればコレもファールです。
色々書いてきましたが、実戦では審判はある程度試合の流れを重視してコントロールします。「ユニフォーム引っ張っているのになぜファールじゃないんだ？」等の疑問が湧くこともあるかもしれませんね。
それは選手が審判に見えないように上手くやっている場合もあれば、審判が必要以上にゲームの流れを止めないように少々の事は見逃しているかのどちらかです。
細かいものまで全部ファールファールで止めると試合はつまらなくなります。しかし、何でもかんでも流せば、逆に試合が荒れます。
流れを止め過ぎず、荒れた試合にもせず、絶妙なサジ加減で且つ公平に試合をコントロールする、しかし存在感を出し過ぎないというのがレベルの高い審判です。当然、人間が審判をやる限り、ミスもするし基準が違います。それもサッカーの面白さだと思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 ファールとイエローカード、レッドカードはどう違うのでしょうか？ またチャージとは何ですか？ いろいろ聞いて申し訳ないですが教えていただければうれしいです。