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マホガニーとローズウッド
アコギの原材料である2つですが、どちらがどのような音を出すのでしょうか。どんなジャンル向きなどあれば教えてください。 また、現在は規制で入らなくなったハカランダ材を使ったものはどんな音が出るんでしょうか。気になります。
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全て単板で作られた高級ギターに限って解説させて頂きます。 両者の音の傾向の違いとしては、マホガニーは高音の倍音に特徴があり、非常に明るい音の傾向にあると思います。新品のギターでも枯れた味わいのある音で非常に馴染みやすいと思います。少し厳しく言えば「やや軽い音」と言い換える事も出来ます。 一方ローズウッドは、中低音域に粘りのあるどっしりとした傾向の音です。引き込む程に「遠鳴り」する複雑な倍音を発生するようになり、新品から5年から15年弾き込んだ時に更に音にツヤが出てきます。どちらかと言えばマホガニーよりもローズウッドの方が高級なギターに使われる傾向があります。 ハカランダは別名「ブラジリアン・ローズウッド」と呼ばれ、音の傾向もローズウッドと良く似ていますが、よりツヤのある音がすると言われています。しかし新品のハカランダボデーのギターはローズウッドよりも、やや固い音の印象があります。いずれも引き込まないとはっきりとした違いは現れてこないように思います。 ちなみにハカランダの見た目はローズウッドよりもギザギザの派手な木目が特徴でハカランダボデーのギターは一見して判断出来ます。
お礼
成程、非常に分かりやすかったです。今度店で店員さんに試奏してもらおうかな。