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アルトサックスのマウスピース
サックスを始めて3年ほど経つものです。(おじさんですが) 仕事の都合であまり時間が取れなくてブランクが1年あるうえ、練習を再開して2ヶ月ほどですが、今でも1日に30分から1時間ほどしか練習できません。楽器はヤマハYAS-875SPです。 いつも詰まる感じで、抜けるような音が出せず、また音の強弱がつかず(特にp)に疲れてしまって、リードを工夫してみたりしたのですが、とっても吹きづらくて、でも自分の技術のなさで諦めるしかない、ロングトーンをやるのみと思っていました。正直言って、練習が憂鬱になりかかっていました。ところが、この前セルマーのSERIEIIIを吹く機会があり(マウスピースもセルマーでした)、目からウロコ、驚くほど綺麗に吹くことができました。ようやく気付いたのですが、楽器の問題でももちろんなく、マウスピースが自分に合っていなかったということがわかりました。 そこで、自分のような初心者でもうまく音の出せるマウスピースを紹介していただけたらと思います。もちろん個人差があると思われますが、いろんなご意見をお待ちしています。ちなみに付属のマウスピースはYAMAHA 4CM というのを使用しています。 楽器は他にトロンボーン、オーボエを吹きますので、自分の経験からして楽器のせいではないということは何となくわかります。(セルマーはいい楽器ですが)
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somethinelさん、こんにちわ 素敵なハンドルネームですね! アルトサックスをお始めになったのは、キャノンボールアダレイがお好きなんですね♪ 私もキャノンボールのsomethin'elseは一生懸命コピーしました! でも大変ですよね・・・ 私もアルトサックスは本当につらい種類の楽器だと思いました。 >いつも詰まる感じで、抜けるような音が出せず、 >また音の強弱がつかず >(特にp)に疲れてしまって、 >リードを工夫してみたりしたのですが、とっても吹きづらくて、 オーボエをなさっていらっしゃいますので、削りの箇所と改善の因果関係はすでに大丈夫 と思いますので、「あと一歩の工夫」は失敗を恐れず果敢にリードは消耗品と割り切って 色々シングルリード専門の書物などもご参考に挑戦してみてください。 somethin' elseのキャノンボールのような音色をお求めでしたら、フェイスが長くて オープニングも広いマウスピースにやわらかめのリードの組合せになると思います。 私がジャズを好きになった頃はキャノンボールが亡くなってしまった後でしたので、 本人の生演奏を聴くことが出来ませんでしたが、「この系統」の音色を出す奏者は たいがいレコードで聴くと大変パワフルですが生演奏はマイクを外れると蚊の鳴く ような音量になっていることが多いのがギャップです。 これはやわらかいリードゆえのことと考えると納得がいきます。 一方でリーコニッツのような音色を求める場合には、クラシックに近い選択肢になる と思います。 ポールデスモンドのような音色は、一見(一聴?)クラシック風な感じを受けますが 開きの大きなマウスピースに強烈に硬いリードを組み合わせると実現されます。 ものすごい音圧は、アタックの瞬間にレコードでもスピーカーが強烈に振動するので 彼も故人となりましたがRCAビクターの吹き込みを中心に疑似体験できますのでお試 しになってみてください。 >セルマーのSERIEIIIを吹く機会があり(マウスピースもセルマーでした)、 >目からウロコ、驚くほど綺麗に吹くことができました この時に貸してもらった方にもういちど型番を聞いてみて、およそ近いサイズのもの がヤマハでは大体どれに該当するか、チェックしてみてはいかがでしょうか? http://www.selmer.fr/html/english/sax/saxs/bec/bec.htm セルマーのマウスピース一覧表 型番の次にオープニングとフェイステーブルの長さが書いてあります http://www.yamaha.co.jp/edu/student/brassband/m-piace/mokkan/clarinet/clarinet.html ヤマハのマウスピース紹介ページ ・・・でも、大抵のマウスピースは一本ずつ手作業で削っているので、同じ型番の筈 なのに複数試奏すると明らかに違うじゃないか!・・・みたいなこともあり、更に削っ てもらったり、メタルでは盛ってもらったり、という調整も好んでおこなわれています ので、いろいろ試してみてください。 一本のマウスピースで、いろいろ楽しめるバッフル容積可変式のタイプで、 アジャストトーン、という品物もありますので、これは重宝で私も愛用していました。 https://www.ishibashi.co.jp/windpal/mp/zinn/zinn.html トロンボーンやオーボエとおなじようにサックスも楽しく吹けるといいですね!
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- bu-cla
- ベストアンサー率31% (143/459)
くら吹きです。リードのお話しだけ。 クラリネットやサキソホンのリードは、基本的に形を作って売るだけなんですね、パッケージものは。 オーボエなどで自作される場合、大体製作の過程でイケテナイ材質のリードは捨てますよね?シングルリードは(特にメーカー物は)、そのまんまパッケージングされ、販売されてしまいます。そして、番号の振り分けは、形を作って、その後リードの反発力を測定器にかけてはかり、割り出すのです。 なので、実は1番(商品化されてるかはしりませんが)と、5番(クラリネットには存在します)は、厚さ自体は同じなんです。 >削ってみたこともありましたが、何か後ろめたい気がして。削ってもいいのですかね? 削っても全然構わないと思います。ただ、材質の悪いものは、削ってもナニしても結局はダメ、というものが多いので、先生も「削るヒマあるなら練習せい!」という意味で削らないで、とおっしゃったのでしょう。僕もリード細工しますが、左右のバランスを整えるくらいで、最近は諦めて捨てる(悲しい…)ことが多いです。 型押しのマウスピースも最近出てきました。ESMのマウスピースは、アクリルを使って、フェイシング以外は削っていないようです。
- altosax
- ベストアンサー率56% (473/830)
ふたたびにせCannonballの#3です。(横やりみたいな割り込みで本当にすみません) >チェンバーが広い方がふくらんで柔らかい音色で、 >狭い場合タイトで固い音と考えてよいのでしょうか。もしよろしかったら教えてください。 この問題は、たぶんこのスレッドに集った皆さんそれぞれに自分の意見があると思うんです。 みなさんそれぞれの体験と持論を載せて頂くとすばらしいスレッドになって、いい選択 の助けになると思いました。 そういう訳で、わたしの体験ですごく困ったり、助かったりした思い出をひとつの例に 御紹介しますね。 概略の音色的な傾向としては、おっしゃるとおりの傾向ですのでどうぞご安心下さい。 ・・・でもこれがお悩みの根本である「吹きやすいか、吹きにくいか」という選択基準に なると、ちょっと後で後悔することにもなるかもしれませんので、色々他の皆さんのご意見 も参考に、「これだー!」と一発勝負で衝動買いしないよう充分吟味したほうがよいと思い ます。 チェンバーの容積の大小は、けっこう抵抗の大小や音程コントロールの難易度に影響がある んですよ。(私の経験では) 容積の広いものは、とろりと甘美で少しこもった傾向で、狭いものは直接的にビーン! と出てくれる感じです。 これを他は同じ条件で容積だけ変更できるアジャストトーンで実験すると、大容積時には 相当な抵抗があって大音量を出そうとするとすぐに吹き疲れてしまいますが、小容積設定 にすると派手な音色で軽々と吹き続けるスタミナが持ちます。ところがアンブシュアの微 妙な不安定さは、小容積のほうが露骨に出てしまうんです。(これもあくまで私の経験範 囲にすぎないのですが) そうすると容積の大小(音色の好みとスタミナへの影響)と、コントロールの難易度が 二律背反なんですよね…。 (でもこれも、組み合わせるリードによってコントロールの難易度がさらに撹乱されて しまうので、またまた一概にいえなくなってしまう迷宮地獄です^^;) なので結局オールマイティな一本を決定、というのはなかなか難題で、かといってあまり 多種類を買ってもまだ三年目ではかえって撹乱要因になりそうだ、とご自分でお感じにな るようであれば、音色の好みやコントロールは後回しにして#4さんおすすめのオーソド ックスで行くか、ちょっとワンランク口と横隔膜を鍛えるきっかけとして「少しだけ無理 め」を自分のメインに手なずける、などといった割り切りの決断が私の場合は煩悩多く、 後々までうじうじ引きずってしまいました^^; 私の「目が覚めた」マウスピースは、あまり一般には人気ないのですが、ベルグラーセン のラバーでした。 私も楽器本体はヤマハでしたが、このMPにしたら蜂蜜たっぷり甘美なエロチシズムを得る ことができて、それまで音色づくりが苦痛でしかたなかったアルトサックスに、本当に愛 を感じた瞬間でした。 5、6本目のマウスピースでアジャストトーンをゲットできた時は、もうそれ以上に浮気 心を持ったり、昔の伴侶に未練復縁ということもなくなりました。 私が買った時はまだドルが高かったので結構な勇気が必要でしたが、今改めて調べたら ずいぶん安いのでびっくりです。
お礼
具体的でとっても分かりやすくて、フンフンなるほど、そういえばそうだなあ、と納得いきます。 で、私はとっても参考になったので、もう締め切っても本望なのですが、もう少し開けておきます。 良かったら、もっといろんな意見・体験談を聞かせてください。
- dd90
- ベストアンサー率33% (16/48)
S80-C*やS90-180,190辺りが、無難なマウスピースだと思います。 昔、私もヤマハの楽器(←古い。インペリアルです)にセルマーのマウスピース(MP)を組み合わせて使っていました。もともとは付属のMPを使っていたのですが、演奏会でソロを吹く事になり、当時レッスンに通っていた先生から、C*(S80)を勧められました。無難にコントロールしやすいとのことでした(因みに、リードはバンドレンの3でした)。 ただし、勧められたのはC*でしたが、結局買ったのはS90-180でした。 (S80に比べてS90の方がチェンバーが広く、音色が自分の好みに合いました) リードが2半だとのことですが、学生を卒業すると、そんなに珍しいパターンでは無いと思います。ただ、薄いリードだとディップオープニングの広いMPを選ぶ傾向があるような気がします(実際には、求める音色や個人の癖に拠って、好きに選べばいいような気がしますが…)。 実際に新しくMPを買われるのでしたら、信頼のできる楽器店で一度試奏してから購入される事をお勧めします。その際、前回C*が良かったのでしたら、C*、C**、S90-190、200辺りを試してみて下さい。勿論、お店の人が許して下さるのでしたら、S90-180、D(S80)位まで範囲を広げて試してみるといいかもしれません。 やはり基本は、『試奏して決める!!』です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても具体的で参考になりました。 同じタイプでも1本1本違うってことを他の回答者の方に教えていただいたので、試奏して決めたいと思います。 マウスピースって型押しで作るんじゃあなくって、削って作っているんですね。何事も見かけで判断しちゃあいけませんね。 ところで、自分初心者同然で、わからないのですが、チェンバーが広い方がふくらんで柔らかい音色で、狭い場合タイトで固い音と考えてよいのでしょうか。もしよろしかったら教えてください。
- bari_saku
- ベストアンサー率17% (1827/10268)
ヴァンドレンということは、ジャズではなくクラシカルの方ですね。 YAMAHAにしろセルマーにしろ、2半だと少し薄すぎる気がします。 3ではどうでしょう? また、マウスピースとリードはそのままでも、リガチャーが変わると恐ろしく吹奏感が変わります。 皮でリードを固定するタイプのリガチャーがあるのですが、これを友達に借りて吹いてみたら、音が文字通り「全く」出なくなった経験があります。 いい機会なので、リガチャーも色々試されてみては。 直接の回答ではないのですが、ご参考までに。
お礼
どうもありがとうございました。 さっそくリガチャーを試してみたいと思います。 リードは3も試してみたのですが、固くて音が出せなかったので2.5を使用していました。 オーボエを購入した行きつけの楽器店でこれしか置いてないバンドレンにしました。 もっと研究しないといけませんね。JAZZに適したリードもよろしかったら教えてください。
- dd90
- ベストアンサー率33% (16/48)
SERIEIIIを吹かれた時、『マウスピース』はどのタイプ(S90,80,C*とか…)で、『リード』は何処の(メーカー)何番でしたか?
お礼
さっそくありがとうございます。 リードはバンドレンの2.5です。YAMAHAの時もこれを使っています。 マウスピースは楽器に付属のものだと言っていました。S80・C*だったでしょうか、そうだったと思います。 それと、バンドレンのマウスピースもその時吹かせてもらいました。 これもまあまあでしたが、タイプは忘れました。 ではよろしくご教示ください。お願いします。
お礼
そうなのです。アダレイ好きなのですが、cannonballがもう使われていてsomethin'elseにしました。 楽器はテナーをしたかったのですが、まずアルトから入った方が良いといった楽器屋さんの言葉を信じてそうしました。 早速とっても丁寧なお返事ありがとうございます。 オーボエはリードを作って、削れなければできない楽器ですが、サックスはリードは削ったり細工したりしちゃあいけないって、その頃教えてくださった先生が言っていました。削ってみたこともありましたが、何か後ろめたい気がして。削ってもいいのですかね? マウスピースはS80C*だったと思います。これを試してみたいと思います。 とにかく勉強不足を痛切に感じています。そういえば、オーボエの時はまだ若くってすんごく勉強した覚えがあります。サックスもしっかり勉強して格好良く吹きたいです。 また教えてください。ありがとうございました。