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国民生活金融公庫(国の教育ローン)の審査の厳密性は?
すみません。下の質問とかぶってしまうかもしれませんが、国の教育ローンの審査についてご教授ください。 社会人ですが、予備校の資金(37万)を借り入れようと思います。 審査の際、当然使途を証明する書類などを求められると思うのですが、これはどのようなものが必要となるのでしょうか? 予備校でしたら必要金額が記載されている申し込み書などでしょうか? 当然、お金がないから申し込むのであって、もしお金を支払った後の領収書などを求められたら困ってしまいます。。
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金融機関に勤務しており、以前、国民生活金融公庫の「国の教育ローン」の審査も担当したことがある者です。 下の質問(http://okwave.jp/kotaeru.php3?qid=2153545 のことですね)と併せて回答をさせていただきます。 多分、多少長い文章となってしまうと思いますが、しばらくお付き合いください。 社会人の方が仕事の傍ら、資格修得のための「学校」に通うということはあります。 その点では、ご本人が借入申込人になることは問題ありません。 一般のローンと同様、収入や属性により審査の可否が決まりますが、さらに、「国の教育ローン」独自の審査が加わりますして、収入や属性に問題ない方が融資不可となる場合、逆に、一般のローンなら不可となりそうな方が融資可になったりします(詳細についてお教えすることはできません。ご了承のほど)。 ですが、#1さんが仰っているとおり、「国の教育ローン」は、プロパー教育ローンと違って、【通学先が「国の教育ローン」の対象校となっていなければならない】ことが大きな特徴です。 『教育を受けられる教育機関』に通うための費用ならば、『教育機関』はどこでもOKという訳ではないのです。 極端な話をすれば、自動車教習所が「国の教育ローン」の対象校ならばOKなんですよ。 ただし、「国の教育ローン」の対象となるのは、最低でも6か月以上の「期間・教育課程」を設定している教育機関ですから、自動車教習所は普通該当しませんけれどね。 入学予定の予備校に、「国の教育ローン」対象校になっているかどうかについてはご確認済みなのでしょうか?(どこが対象校になっているかは、ウェブサイトなどでは確認はできません。入学予定の予備校、国民生活金融公庫および受託金融機関にお問い合わせください。) それを予備校に確認されて、対象校となっているならば、やはり#1さんが仰っているとおり必要書類も教えてくれるはずです。 ところで、「予備校」と書いていらっしゃいますが、「専門学校」や「専修学校」等ではないのですよね? 「予備校」の場合、大学受験で浪人された方が1年程度通われるような場合以外、あまり対象とはなっていないと記憶しているのですが…。 先にも申し上げましたとおり、「国の教育ローン」は、6か月以上の「期間・教育課程」を定めているようなところでないと対象校とはなっていないません。 「予備校」となると「入学」から「卒業」までの「期間・教育課程」は、年度計画で行われているものでしょうか? また、対象校となっていても、利用されるのが随時入学-のような場合は、対象外とされることが多いので…。 「国の教育ローン」は、この時期(5月以降)は、通年受付の「在学費用」での申込・受付になります。 「在学費用」の場合、既に入学済みの方に対しての融資です。 先に費用を払っていなければ「在学」させてもらえないことの方が多いでしょう。 ですから、学校に納めた学費の領収証や通学に利用している定期券のコピーなど、必要経費として支払った「証拠書類」の提出が必要です。 ただし、1年次の末に2年次の費用を借りたい-という場合などには、「請求書」のコピーなどで構いません(この場合は未払いですね)。 さらには、学生証や在学証明書も必要書類です。 > 予備校でしたら必要金額が記載されている申し込み書などでしょうか? 必要金額が記載されている申込書や案内書-でよいのは「入学費用」の場合です。 この場合は、入学前の「合格通知」や「入学許可証」の提出になります(こちらはコピーではなく原本をお預かりし、金融機関側でコピーを取ります。金融機関側でコピーを取るのは、不正融資防止の点からです)。 #1さんの場合の > 私の家族が、融資を受けた時は120万円借りられました(中略)領収書などは必要ありませんでした。融資を受けたお金で学費を払い込みましたから。 は、「入学費用」の場合ですね(でなければ金融機関の怠慢…)。 「入学費用」の場合は、受験費用(合否に関わらず複数校分でも可)や受験にかかった交通費・宿泊費なども含んでよいことから、特に必要経費の明細の提出を求めず、1学生につき200万円までの融資申込ができます。 あと、「国の教育ローン」で借りられるのは「学費だけ」とは言い切れないんですよね。 さすがに、「音大でピアノが必要なのでその費用も。」というのは却下されましたけれど、パソコンの購入費用は認められるんですよ(ただし領収書が必要です)。 昨今、大学の卒論や受講形態によっては、ノートパソコン必携-というところが出てきていますので。 通学費用(ただし公共交通機関を利用の場合。車等で通学する場合のガソリン代は不可)はもちろん認められます。 下宿代(金額が記載された賃貸借契約書のコピーが必要。ただし、通学のためだけに必要-と証明でき、認められた場合のみ)も認められます。 ご質問者さまの場合、既に入学許可が取れていて、9月入学で、教育課程・在学期間が1年以上-であれば、「入学費用」としての申込・受付がしてもらえるかもしれませんが、そうでなければ、「在学費用」となり必要経費に関する全ての領収書の提出が必要で、その範囲しか融資は受けられません。 自動車学校では独自のローンを扱っているところが殆どですが、信販系が殆どのため、15%以上の金利となってしまい、金利の低い「国の教育ローン」を使いたい-とのお考えは分かりますが、自動車学校の費用は、別途お借り入れください。 虚偽はいけません。
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- green_sheep
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先の質問もそうですが、予備校に問い合わせて確認なさるのが一番確実です。国の教育ローンの対象となっている学校等では、融資を受けるためにどんな書類が必要なのかを教えてくれます。2つの質問から推測すると、その予備校が融資対象になっているのかどうか、そこの確認をなさっていないのでは、とさえ思ってしまいます。 私の家族が、融資を受けた時は120万円借りられましたから、金額的には問題ないと思います。詳しく覚えていませんが、領収書などは必要ありませんでした。融資を受けたお金で学費を払い込みましたから。
お礼
お返事が遅れてしまい、大変申し訳ございません。 PCが壊れていました。 ご丁寧なご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 予備校に電話で尋ねたところ、国の教育ローンでも可能とのことです。 そこは学校法人なのでOKみたいです。 ご回答いただけなければ問い合わせることもしなかったと思います。。。 ありがとうございました。
お礼
お返事が遅れてしまい、大変申し訳ございません。 PCが壊れていました。 ご丁寧なご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 予備校に電話で尋ねたところ、国の教育ローンでも可能とのことです。 そこは学校法人なのでOKみたいです。 ご回答いただけなければ問い合わせることもしなかったと思います。。。 ありがとうございました。