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地上デジタルのアナログ出力と、普通の地上アナログとの画質の違いはありますか?
現在発売されているものの中には、地上デジタルチューナーで、アナログ出力もできるものがあるようなのですが、普通の地上アナログの画質、音質と比較して、違いはあるのでしょうか?
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まず、デジタルチューナーの出力は、その機種についているかどうかは別にして、AV機器の入出力端子には、 1)HDMI端子(映像+音声+α) 2)i.Link(IEEE1394、FireWire、DV端子など色々な名称がある。多目的用だが、AV用途では主に映像+音声のストリームデータ転送用) 3)D型端子(映像信号専用) 4)コンポーネント端子(映像信号専用。D型端子の単なる形状違い) 5)S端子(映像信号専用) 6)RCAコンポジット端子(映像信号専用。大抵黄色になっている。) 7)音声ケーブル端子(音声専用。2本1対で大抵赤白になっている。形状はRCAコンポジット端子と同様のピンプラグ。) があるわけですが、1,2はデジタル信号の転送用、3~7は全てアナログ信号の転送です。 デジタル転送用の入出力の場合は、そのままの信号データを転送するので全く変らないものが伝わるだけなので違いはありません。 で問題はアナログ入手力の場合になります。 アナログ伝送ケーブルは、デジタルの信号をアナログ信号に変換して入出力するわけなんですが、音声に関しては基本的にかわりません。 厳密に言うならアナログ放送の音声は非圧縮音声で、デジタル放送の場合はMPEGオーディオという圧縮された音声データなので、本当に耳がいい人にとっては、アナログ放送の方が「高品質な音」といえるでしょうが、その分、アナログ特有のノイズも含まれ易いので、そういう意味では、一般の家庭のAV機器レベルでは、デジタル放送の音声の方がノイズも無い「綺麗な音」に聞こえる場合がほとんどでしょう。 放送時の音と出力した音の差について強いて言うなら、その機器のデジタル/アナログ変換回路の品質次第で劣化の度合いが決まります。もっとも、これが性能悪いくらいなら、放送時に聞こえるスピーカー音も悪いはずです。同じようにアナログ信号に変換しているわけですから。(映像に関しても概ね同じようなことがいえますが、さらに後述していいることも考慮する必要があります。) 映像信号のアナログ出力についてですが、 D型端子は、伝える映像の規格品質によって、D1~D5まであり、 アナログ放送の映像ではD1で十分です。DVDでも普通はD1で十分で、特殊なものでもD2程度です。 で、地デジも含めたデジタル放送の殆んどは一番高品質映像のものでも、D3で十分事足りる内容で放送されています。 それ以外のアナログ映像信号出力は、D端子で言えばD1規格相当のもので(D2以上の場合ならD1相当に変換されて)送っているんですが、D1とS端子は、実質あまり変らないという意見もあります。また一般的にはS端子>RCAコンポジットと言われています。 D1規格映像に関するなら、 D端子=コンポーネント端子≧S端子>RCAコンポジット端子 だといっていいでしょう。 したがって、D2規格以上の映像信号を伝える場合は、もうこれは、D端子のそれに適したものを使う以外には、何らかの形で明らかに映像品質は落ちることになります。画質そのものも変りますし、前の方が色々おっしゃってるように、画面への表示され方も変ってきます。(帯が付くとか付かないとか、画面が縦伸びになるとか。) 言い方変えれば、キチンと対応したD端子ケーブルを使えば、基本的にはデジタル放送見てるのと変らない画質・画面表示で見れることになります。(ただし、先にも言った様にデジタル/アナログ変換の品質が悪くなければという前提で。因みにこれが悪いとすぐ分かるような製品はおそらくそれなりに悪い評判になって売れないと思いますけどね。) 因みに見て気付かないという人の場合は、一切気にする必要が無いとおもいますので、どれを使っても一緒です。主観の問題になりますから。
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- kabuo2006
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地上デジタルチューナーから出力されるアナログ信号は、デジタル映像をテレビにつなぐ方法のひとつになりますので、映る映像は地上デジタル放送です。 つまり、 ・テレビが4:3画面の場合、画面表示の設定によって、16:9を縮めた映像になり、コンテンツによっては、レターサイズ(上下左右に黒)の映像になります。(特にCMなど) ・データ放送が表示できます。 ・一部の番組はアナログとデジタルで放送内容が違います その他、画質・音質は今のアナログに満足されているのであれば、あまり変化は感じないのではないでしょうか。
お礼
テレビに表示される比について、疑問が解けました! ありがとうございました!
- parts
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どうでしょうね。それは、受信状態に左右されるでしょう。デジタルでも高感度に受信できるエリアならデジタルの方が良いでしょう。 デジタルチューナーからアナログ出力しテレビに繋いだ場合、減衰に繋がる経路は、チューナー側に搭載されているD/Aコンバータの精度差による減衰とケーブル転送時の減衰によるものが想定されいます。 同じ解像度、音声のソースだったと仮定した場合、画質を下げる要因はその部分になります。 アナログチューナーは、その時点で映像は映像、音声は音声として受信されていることを意味します。デジタルデータと異なり干渉を受けやすく、ノイズが載りやすいため、遠いエリアでなくともノイズは載るでしょう。 そもそも、電波として発信する前の段階からアナログであるため、ノイズが載りやすいのです。 では、どちらが理論的にはよいかというと・・・答えは自ずと出るでしょう。ちなみに、この差を自分が見たときに感じるほどかどうかはアナログで受ける装置側(テレビや録画機器などチューナーと繋ぐ製品)の性能や受信感度その人の視覚、聴覚の能力にも依存しますし、デジタル機器のD/Aコンバータの性能にも依存するでしょう。そのため、比較して違いがあるかどうかは最終的に自分で見ないと分かりません。
お礼
ノイズについて、大変勉強になりました!! ありがとうございました!!
- Hiyuki
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電波は基地局→チューナー(アナログの場合はテレビに内蔵)→テレビと流れていきます。 チューナーとテレビの間の電波に差がないと考えると、要するに基地局の出す電波が、アナログとデジタルで異なるかということになります。 アナログでもデジタルでも、画質そのものに差がなければ同等ですし、アナログが届きにくくて、それに比べてデジタルがきれいだとなれば、 デジタルがよいとなるでしょう。
お礼
見比べてみます。
お礼
ありがとうございます。 AV機器の出力の種類など、大変勉強になりました! 特に、D端子、S端子、黄色い端子の区別などは、よくわかりました! ありがとうございました!!