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点滴が入らない場合、IVHの手術でしょうか?
身内が抗がん剤を投与しており(現在通院ですが)、血管が全然出ないので、とうとう鎖骨辺りを手術によって直接体内に抗がん剤を投与するための穴を開ける処置をするそうです(20cm位カテーテルを通すらしいです)。手術後は、皮膚で塞がるが、その部位がボコっとするという話です。 私が直接お医者様から聞いたわけではないので、詳しい処置は分かりませんが、自分で探してみたところ、IVHの手術しかありえないのではないかと思いました。それ以外に点滴を血管の代わりに通すような手術があれば教えていただきたいと思います。 また、IVHだとした場合の日常生活上のメリットやデメリットを教えていただけたらと思います。 その部位が服にこすれて痛むような日常の不便さとかもあるのでしょうか? 経験者の方、ご意見をよろしくお願いいたします。
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>>IVHの手術しかありえないのではないかと思いました 考えていることで正しいと思いますが少し補足します。 点滴の投与経路 (1)腕などの静脈から (2) 1)よりも大きい静脈。大腿静脈や鎖骨下静脈がよく使われます。 (2)のような大きな血管が使われる理由 (a) 高カロリーあるいは薬剤の性質により、細い血管では炎症/痛みを生じるため (b) 何度も繰り返す必要があるが、(1)のような血管での点滴確保が難しい場合。 (2)について 生活上の便利さから鎖骨下静脈を利用することが多いのですが、カテーテル(管)を皮膚を通して血管内に入れておくことには違いがありません。 (i)皮膚からカテーテルをそのまま出しておく場合.... 点滴をそこにつなぐ。持続的な点滴が不要な場合は、点滴をはずしておく。 メリットは簡便であること。デメリットは常に皮膚に点滴の管がぶら下がっているので邪魔。 (ii)ポートというものを埋め込む場合..... (i)では管の先を体の外に出していましたが、管の先にポートというゴムをつけ、これを皮膚の下に埋め込みます。点滴の時には針で皮膚の下のゴムの部分に差し入れる、終わればこの針を抜きます。 メリットは邪魔なものがないこと。感染のリスクも下がります。デメリットは、最初に埋め込むための処置が必要、点滴のたびに針を刺さなければならない(痛みはそれほどありません)、もし感染等が起これば切り開いて取り出さなければならないこと。 IVHとは経静脈的高栄養療法......つまり高カロリーの点滴をするという治療法の名前です。この点滴の経路として(2)の太い血管が使用され、その管の形態として(i)や(ii)の方法があるということです。 >>服にこすれて痛むような 埋め込むと盛り上がるので可能性としてはありえます。しかし、埋め込む際に皮膚の下を剥がすのでどちらかというと感覚が鈍くなるほうが多いと思います。 生活の仕方や求めるものによって違うので、埋め込む方が良いかどうかは断言できませんが.....ポートの場合は点滴時以外は管に関することを考えなくてよいというのは大きなメリットです。
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- tatsuo19751113jp
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IVHの場合皮膚がもこっとすることはありません。 似たような処置でポートを作るという処置が考えられます。 これは簡単に言えばIVHがずっと点滴の管でつながれている状態(抗凝固剤などを使えば点滴の管は外せますが点滴の刺入部はでています。)に対して、ポートはその刺し込み口が体内(皮下)に埋め込まれている状態になり点滴を入れるときだけその部分に針を刺し、終われば針を抜き体外には何も管は残らない状態となります。 IVHだとどうしても管が体外に残るので風呂などのときは不便ですがポートだと風呂も平気です。 ちなみにあまり痛む患者さんを見たことはありません。
お礼
早速のお返事、どうもありがとうございました。 ポートを作るという処置があるのですね。IVHの詳しいお話も、私が調べた中では分からなかった事でした。 ポートだと、あまり痛む患者さんを見た事がないとの事で、私自身ホッとしております。 どうもありがとうございました。
お礼
とても詳しいご説明、どうもありがとうございました。 ポートを埋め込んで以降の点滴の際、痛みはそれ程はないとか、埋め込む際に皮膚の下を剥がすから、感覚が鈍くなる方が多いとの事で、一安心しました。 しかし、感染が起こってしまうとおおごとになってしまいますね。やはり、再度切り開いて取り出し、また別の皮膚を切り開いて埋め込んだりとなってしまうんでしょうね・・・。感染など起こらないように注意しないとなりませんね。 ここまでしなきゃならない、血管がなかなか浮き出ない患者さんは本当に色々と大変ですね。そしてまた医者泣かせ、看護師泣かせですね・・・。