多分、壁新聞ですね。その場合、書き直しが大変ですから、まず、全体の割付のようなものを決めます。
つまり、壁新聞の名前、作成者、制作日、第何号かを書く部分などです。また、記事のタイトルとか、連載記事を載せるかどうかなど、最初に決めます。これを(1)としましょう。
その次に、文字の大きさを決めなければいけません。ある程度、手で実際に書くときに、大きさの調整は出来ますが、数メートル離れても、楽に読める大きさの文字である必要はあるでしょう。書くのはサインペンがお勧めですが、細めのマジックでも良いです。
模造紙とかの比較的薄い紙を、実際の新聞の大きさに切り、それに、定規で、文字の大きさのマス目を書き込んでおくと、とても重宝します。このぐらいのスペースだとどのくらいの文字数になるか、これを使って、調べることができるからです。これには、(1)で決まったことなどを、簡単に書き込んでおきます。こうして、タイトルや連載記事の場所が入った、マス目入りの原型が出来上がりました。これを(2)としましょう。
全体の文字数がある程度分かったら、幾つかの記事を原稿用紙などに、気楽に下書きとして書いて見ます。そして、その合計の文字数を計算します。タイトルは、基本的に、文字数を3倍から8倍で計算します。
書いた文字数が、新聞に入るものでしたら、それで、後は、どの記事を、どの場所に入れるか、(2)を使って、全体の割付をします。タイトルをどう入れるか。文字は縦書きか横書きか、タイトルの文字の書きか方はどうするかなどです。
記事が少ない場合は、カットを入れることがよくあります。というか、アイデアをいっぱいためておく必要はあるのですが、実際に記事にするのは、少しずつつと言うのが、実際に新聞を作るときのコツです。そして、カットを入れて、紙面にアクセントを作るのです。
記事のほうが多いときには、記事を短くしたり、どれかの記事を後回しにするなりしなければいけませんから、せっかくの努力が報われません。
そういう意味で、年間の発行計画のようなものを、一応、最初に作っておくのが、いいことはいいのです。実際は、なかなか、そのとおりに行かないと思いますがね。
上の作業は、ちょっと面倒くさい感じがしますが、やっておくと、とても実際の作業がやりやすいの、面倒でもやることをお勧めします。
カットは、実際の写真、漫画などを貼り付けても良いと思います。コピー機で大きさの調整が出来るはずです。タイトルを斜めに配置すると、ちょっとかっこいい感じが出ますね。
文章を書くというのは、とてもいい経験になります。新聞を作ると言うのは、もっといい経験です。あまり気張らず、気楽に楽しんで作れると良いですね。