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XMLとHTMLの違いについて

とても初歩的な質問になりますが、 よく参考書などに、XSLTはXMLを別の形式(HTML)などに変換するための機能です、と記載されていますが、 それであれば最初からHTMLで書いていけば、変換の必要がなくなり早いと思うのですが。 XMLの長所、必要性などおわかりの方教えてください。

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回答No.1

こんにちは。 HTMLとXMLですが、厳密には用途が異なります。 というか、XMLは、ホームページの表示以外の用途にも利用されています。 HTMLは文章などに対して、 与えられたタグを利用して、 修飾することができます。 それに対して、XMLは、 修飾することが目的というよりは、 情報を体系化することができる言語であるといえます。 例えば、以下の文章があったとします。 ------ スケジュール表 5月1日 晴れ 予定  18:00~19:00 英会話レッスン  19:30~21:00 ○子と夕食 メモ  切手を購入しておく ------ HTMLで上記を表現する場合、 例えば『スケジュール表』の部分を大文字にしたり、 脚色ができますね。 一方XMLでは、目に見える脚色ではなく、 それぞれの文字がどういった情報であるか ということを管理できます。 『5月1日』は日付ですし、 『18:00』は予定の開始時間、 『英会話レッスン』は予定の詳細です。 それぞれについて、XMLでは、 <日付>だとか<開始時間>だとか<詳細>というタグを 設定して、囲むことで、 その文字が何を意味するのかがわかります。 ホームページを作ろうとすると、 XMLはまどろっこしいものかもしれません。 しかしXMLは、 例えばアプリケーションソフトの設定情報を 管理する手段としても使われています。 また、ホームページを作る際でも、 XMLで体系化してあれば、 レイアウトの変更などをしたい際に、 各項目のタグを変更しなくても、 XSLTを変更すれば、一気に反映できるという意味では、 便利かもしれません。

orangepupil
質問者

お礼

とても詳しく書いていただきありがとうございます。 XMLの便利さがわかり、これから少し勉強しようかなぁと思います。 本当にわかりやすいご説明ありがとうございました。