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恋愛感情自体が脳の錯覚
「恋愛感情自体が脳の錯覚」だと書いたある回答を読んだことありますが、どういうことか詳しく知りたいと思います。よろしくお願いします。
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人を好きになった時の脳の医学的変化を見ると、その人に会えば脳内からPEA(フェノールエチルアミン)と言う脳内物質が出ています。 逆に言うとこのPEAが出ている時に異性などに出会うとその人を好きになってしまします。 で、この人に出会うとPEAが出るようになります。 身体はPEAを出したいがばかりに、この人に会いたくて会いたくてしかたがなくなります。PEAが出るとコカインなどの200倍、快感を感じる、と聞いた事もあります。 この物質は強力なため、ずっと出し続けてる訳には行きません。精神が破綻してしまいます。麻薬が危険なのと同じ理由です。 なのでいつか分泌は止まります。これが倦怠期です。が、ここから愛着と言う愛情に変わります。PEAが出てる間は 恋 の状態です。 ちいさい子供がクマさんのヌイグルミがないと眠れないように、両親や兄弟がいなくなると寂しく感じるように、これが 愛 です。 ただ、愛しかないと性的な感情が人間はわきません。 だから、恋 と言う愛の前の段階があります。自分のDNAを自分の身体が無くなっても世に残すために。 なぜこんな人を好きなんだろう?とか思う時も、この人が好きなんじゃなくてPEAが出ている時、この人と出会ってしまっただけです。 もちろん好みの異性、とかもありますが、またこの 好み と言うのもこれにかかわって来てます。話せば長くなるので、この回答と少しずれてきますし、また何かの機会に・・・
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- EmethG
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その人がどういう意図で「錯覚」と言ったのかは知りませんが、一般論として言えば錯覚と言えます。 おなかがすいているときに食べるものは大抵おいしいのですが、この類ですね。同じものを特に空腹でないときや満腹の時に食べて、そう感じないものに対しても、「こんなうまいものはない!」なんて感じることができます。 恋愛では、例えば「この人は世界で一番大切な人!(多少誇張)」と感じることがあるわけですが、実の所そんなことはありません。その相手がいなくなっても世の中は回りますし、当人もしばらくして冷静になれば、また別の相手に同様の感覚を抱けるようになります。 要するに、平常状態で五感が受け取るメッセージとは違う形で、脳が受け取ってしまうという意味で、錯覚なのです。 ちなみにこの話は、「だからダメ」とか「だから素晴らしい」とか、そういう価値評価とは一切関係ありません。 ごはんをおいしく食べるコツは、体を動かして適度に空腹にするということと一緒で、錯覚であることをうまく利用して幸せになれれば、それが良いことなのです。
お礼
早速のご解答をありがとうございました。PEAと言う脳内物質のせいですか‥‥