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ヨーロッパ鉄道のポイント敷設の印象

フランスに旅行したとき、ヨーロッパのポイント敷設は非常にこなれているなという印象を持ちました。三叉ポイントが非常に多く、しかも敷設場所に都合をつけるように左右に振る場所をずらしていたりと、土地の有効利用をしている感さえありました。その他とにかく、分岐の可能性というものを広く利用しているのです。 日本ではあまりこなれた分岐設定をすることが少ないと感じます。見習わないのでしょうか。

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noname#204885
noname#204885
回答No.2

スイスの鉄道(レーティッシュバーン等)も芸術的とも言えるポイント配置をしているけど、用地の制約とかがあって止む無くと言う面もあるんだろうね。 JRの旧国鉄時代の線路は、国家政策で敷設された関係で、ぜいたくとも言える用地取得を行なってるので、ポイントの種類は単純だよね。昔は、Y字ポイントさえ殆ど使われず、分岐側に定位を持ってくることも徹底的に避けられていた。それだけ安全に気を配っていたとも言えるわけで、むしろ誇るべきことかもしれないけど。 日本でも私鉄には結構複雑なポイントが使われているよ。JRでダブルスリップを使われているところは見たことがないけど、関西の私鉄では車両基地付近などでみかけます。

noname#32495
質問者

お礼

やっぱりそういう傾向があるようなんですね。 歴史的な問題も絡んでいたんですか。 ダブルスリップはJRでも都心で割りとあると思いますよ。 「芸術的」というのがいい言葉だと思いました。 そういうのがホントにないなと感じます。

その他の回答 (2)

  • takarajun
  • ベストアンサー率23% (237/1028)
回答No.3

>見習わないのでしょうか それに見習ってしまうことは安全性や速度面からは後退することになるので、見習う必要が無いと言えます。 旧国鉄時代からもっと遡って明治時代は国家政策で線路を敷設しましたから用地を効率的に使うなんてことはありませんでした。 ですから分岐角度も私鉄に比較して緩やかな角度になっています。 一方の私鉄では自社の用地を効率よく使うために複雑な分岐器も見られますし、分岐角度も急ですね。 つまり無理をしているわけです。 私鉄ではダブルスリップ式も多様されているのは用地を効率よく使うためです。 複雑な分岐器が無い、ということは自慢することだと思いますよ。

noname#32495
質問者

お礼

そうなんですか。 逆に見習うべきこと。そりゃ用地に余裕があれば問題ないですね。 素人目に見て、ポイント設計の名人がいないのかななんて思えてしまいました。 私鉄のほうが複雑系なのですね。関西では特にそうなのでしょうか。

回答No.1

こんにちは。 特殊な形状の転轍機は、保守であったり、故障時の対応が大変だったりします。 私の会社にも、特殊な転轍機はいくつかありますが、通過時の速度であったり、条件がつく箇所もあります。 土地の有効活用の点では確かに学ぶべき所はあるとは思いますが、故障時のリスクを考えると難しいと思います。 また、運行密度や、点検にかけられる時間の事もあるので・・・

noname#32495
質問者

お礼

そうですか。 でもヨーロッパではやっていることが日本では敬遠される、という図式がもしあるとしたら、どういう考え方の差なのでしょう。

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