ドラマの作風を創り上げるのは誰？

質問

よく原作とドラマを比べると、雰囲気やニュアンスがちがったり、
また、オリジナルで台詞やカメラのカット、展開が面白いなーって思うことがあるのですが、
それって誰によって決まってくるのでしょうか？
脚本家、監督、プロデューサー、演出家？
どなたなんでしょうか？
良かったら教えてください。

回答No.1

alidon · ベストアンサー

作品の大枠、テイストを決めるのはプロデューサーです。決定には更に上の意向（スポンサーや局の編成等）によったりします。キャスティングもこれに含まれます。
展開や台詞に関しては主に脚本家ですね。ただし、それも台本打ち合わせでの状況で、一番核となる部分はプロデューサーや監督が決める事もありますが。
カメラのカットに関しては大体が監督です。台本で決まっている台詞をどのように言わせ、何処からどの長さで撮影するかは殆ど監督です。テレビの場合は。ただ、これも現場の状況次第で変更やスタッフのアイディア（主にカメラマン、稀に俳優）によるカット案が採用されたりもしますが。
台詞に関しては余程の大御所脚本家だったりしない場合は演じる俳優が言い易いように脚色し、監督がこれを採用したり拒否して台本通りにさせたりと様々です。まあ、力関係が大きな背景です（笑）

因みにテレビドラマでは『監督＝演出家』です。
その肩書きが本来持っている意味合いに固執して、『監督/演出』を区別するプロデューサー等も居ますが、現場では大抵『監督』で通ってます。テロップは『演出』だったりしますが（笑）

お礼

ありがとうございます。
脚本家　　　　＝楽譜　で
演出家　　　　＝指揮者
キャスト　　　＝演奏家
プロデューサー＝ドラマを立ち上げ、
　　　　　　　　最終決定をする
　　　　　　　　大御所
と言う感じなのでしょうか。
このドラマいいなあ。って思ったとき、
深い言い回しや展開は脚本家。
それにさらに物語の雰囲気や色を出していくのが
演出家ってことですね。
カット割りが面白いなあって思うのは演出家のアイディアがほとんどということですね。
余談ですけれど、最近変わった撮影の仕方をするドラマって多いですよね。昔からかもしれませんが。
特にフジテレビでそんな感じがします。

回答No.2

alidon

あ！
肝心の答えがはっきりしませんね、すみません。
ドラマの作風とは…？って事にもなりますが、色々です。
「台本や演出以上に俳優が良い芝居をして成功した」ならばそれは
『俳優が』と言う事になるでしょうし、
「脚本が素晴らしかったのが大きかった」と言う事ならば
『脚本家』。
「演出が良かった（これは演技が良かったのと区別が難しいですが）」場合には
『監督』。
他に編集、音楽等も大雑把に言えば監督の力量って事になります。例外も有りますが。
まあ、原作人気にあやかったってのもあったりしますが（笑）

余談ですが、原作とニュアンスや雰囲気が違うのは、逆に「原作通りには作れない」からと言うのが最大の原因です。
飽く迄も漫画や活字で描かれる事と、生身の人間が演じる事ではそれを受け取る人の感じ方が全く違いますし、原作どおりやると現代の風潮に合わなかったり、放送上の不都合があったり、人間には不可能だったり、文章では感動するが映像では描き切れなかったり（その為に文章などでは不可能な、映像ならではの手法に置き換えるのも）予算が足りなかったりします。

お礼

すいません！　すれちがっちゃいました。(笑)
自分の場合なんですが、物語の展開、言葉に感動する事もあるんですが、どちらかと言うとそのドラマ自体の雰囲気で、いいなあって思ってしまうんです。
テンポ感があるドラマだったりと・・・。
多分、それは脚本家の台詞やストーリー感、俳優さんの表現力や演出家の巧みな表現技法によるものなんですね。
この人！がというよりも脚本家の方や演出家の方などが互いに創り上げていくものなのかもしれないですね。