賠償請求に関しては、医師会などがやっている、損害賠償保険が充実してると思いますし、事故を起こした場合、医師免許が取り消しになった事例は極めて稀と記憶しています。
一方、職業運転手など、苦労して2種や大型免許をとっても人身が絡むと、不可抗力ではないかと思うような状況でも取り消しになり、飛行機のパイロットなどは免許の更新はかなり大変で、私としては医師免許の行政処分は甘すぎると考えています。
諸外国でも、更新がないのは珍しいのではないでしょうか。
専門医の看板は更新が必要ですが、患者側があの看板に十分な意義を認識していないことも大いに問題はありますけど、私は専門医の資格を見て、どの先生に罹るかの目安にします。
現在、処分されても免停明けで別の病院に勤め、また事故を起こす医師が多いと新聞などでも報じられています。
私も現在の医療制度がよいとは思っておらず、優秀な技術を持った熱心な医師には報酬を上げるべきですし、小児科医や産婦人科医など希望者が少ない診療科目はもっと優遇して、儲かるようにすべきと思います。
また、私の知っている先生も大学が法人化されてから、各診療科の成績が棒グラフで張り出され、成績の悪い科目の教授は肩身が狭くなり、数をこなして成績を上げようと張り切ったら、患者の顔も見ない不親切な先生と苦情がきたなど、問題点は多いです。
また、先日某病院で安楽死が問題になりましたが、あれも経営効率から終末医療を積極的に指示する内科医の院長と、もはや万策尽きた以上安らかな最後を迎えるようにしたほうがよいと考える外科部長の考え方の違いもあると報道では書いてありました。
予算を総額削ることは賛成ですが、もっと効率的な配布はあるべきで、問題の多い医師は退場してもらい、やる気のある若手を多く育てる、努力すれば報われるように、腕のよい医師には十分な報酬が貰える様にする、不人気だが必要な診療科目を選ぶ医師は優遇するなどは必要と考えます。
かなりこれは難しい問題とは私も理解しています。
お礼
再度ありがとうございます。 確かに他に目を向けると、もっとひどい職種のところはあるでしょうね。あげたらきりがないでしょう。 でも、こんなひどい待遇の業種があるんだから、医師の待遇は良すぎだというように考えるよりも、 よい待遇のところに基準を合わせて、全体をよくするようにはできないのでしょうか。 みんなが医師側にあまりにも多くのことを求めすぎて、 人格・医療の質を上げろという割には、給料はもっと下げろもっと働け、これでは割りに合わないと思うのです 最近JRでも言われてますが、安全を確保しろという割りには、 時間通りにそしてもっと本数を増やすなんて、相反することを同時に出来るわけがないんです マスコミなんかでは、手術代がこんなにかかる!といかにも医師が大金を取っているとの報道がされてますが、 勤務医はそこからもらう取り分なんてかなり少ないと聞いています。 産婦人科は若い命を預かって、24時間呼び出されて、おまけに非難・訴訟も多い。 それで給料があれでは可哀想だと思うんです おっしゃるようにただ単に、医療費削減ではなくて、分布を考えるべきだと思っています。