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自治体の「単費」について
よく自治体(県、市町村など)で「単費」という言葉が使われており、いろいろ調べてみたものの正確な意味がよくわからずに気になって悩んでおります。。。(お役所用語なのでしょうか・・・。)また、「単費」=「あまり好ましくないもの」のような捉え方がされているようですが、その辺りの事情などご存知でしたらご教授ください。よろしくお願いします。
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3割自治という言葉があるように、自治体が自由に使えるお金は3割の単費しかありません。 残りはヒモ付です。 ヒモ付でもいいから補助金を取ってくる公務員はいい公務員とされてきました。 ヒモ付の補助金と言っても、補助率が100%のものはあまりありません。ほとんどは補助裏と言われる単費も出さないといけません。 だから、ますます自由に使えるお金が少なくなっていくのです。 ある田舎の自治体では、合併前は大規模な音楽ホールをつくり大赤字だったので、自治体が自由に使えるお金は数千円だったそうですね。
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- yukai4779
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補足程度ですが。単費=自主財源です。 ご承知かも知れませんが、自治体が執行する各種事業財源には2種類あります。 1 国や県から頂く補助金や交付金を主たる財源として行う補助事業で制約がある。 2 市町村独自で行う100%自主財源の単独事業 1は事業費から補助金等を引いた残金を市町村の単独費で賄い、2は言うまでもありませんが、1及び2の単独費に起債(借金)をする場合もあります。 単独費が好ましくないというより、市町村は少しでも補助金や交付金を多く貰って事業を進めたいので、単独費を使いたくないというところではないでしょうか。
お礼
大変わかりやすい回答、ありがとうございました。 単独費の位置付けと自治体の意向もおかげさまでよくわかりました。 ありがとうございますm(__)m
- anchorage
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それぞれの自治体が独自の財源で予算計上した「単独費」で、国や県の補助金が含まれていない予算のことです。 補助金が含まれる予算は使用目的が限定されています。単独費は、自治体にとっては自由度が高い予算(補助がもらえなくても、やらないといけない事業に使われます。)です。 が、独自の財源でもあり、今はどの自治体でも抑制されていると思います。(補助事業でも、何割かはそれぞれの自治体の持ち出しがありますが、単独事業(単費)の場合は10割持ち出しだということです。)
お礼
早々のご回答、ありがとうございました。。。
お礼
ご回答ありがとうございました。そうですか・・・、たしかに3割自治という言葉はよく耳にします。それに単費は補助裏という性格もあるんですね。おかげさまでよくわかりました。ほんとうにありがとうございました!