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プラント業界とは。将来はどうなる?
プラントメンテナンスの(会社従業員350人くらい)の会社に就職しました。 地元電力会社(地方)の下請けメンテナンスが主で、トータルエンジニアと表して施工・管理と他にもいろいろやっている様ですが、 将来性はあるのでしょうか? 業界勢力図はどの様なかんじなのでしょうか? 下請けの単価の低い仕事から、元請けの単価の仕事へシフトさせるにはどうすれば良いのでしょうか?
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電力会社の場合、保守の計画のみを本体で行い、保守作業は子会社かメーカーに出します。電力会社の子会社はメーカー範囲以外の設備(たいていは小規模)について予算見積、工事管理をすべて行い、データベースの更新を行います。子会社から地元の協力会社に仕事が出ます。協力会社は作業指揮者を出します。協力会社は下請けの作業請負会社に実際の仕事を出します。 協力会社(元請クラス)は複数の会社の管理を行うだけでなく各種許認可、労災保険手続きなどをおこないますから資金力や事務処理能力が必要になります。協力会社になるには技術力、経営力を電力会社が審査して口座を持たないとなれません。 メーカー経由の場合 発電機やタービンなどの大物はメーカーに保守が依頼されます。これは技術力を必要とするためです。メーカーがSVを出して作業の指導を行います。 工事はメーカからメーカーの子会社に出され、メーカーの子会社が地元の業者(元請けクラス)を使って実作業を行います。地元の元請は作業指揮者を出すことが多いです。元請はメーカーに口座があり、技術力や経営力で取引が出来ます。 元請クラスはメーカーや電力会社からの天下りを受け入れる事が多いです。 お尋ねの350人クラスの会社であると、地元元請クラスにもしかするとなっているかもしれません。下請けクラスだと30人以下のところがほとんどです。 将来性ですが、その設備がなくならない限り、あるいは労災を出すとか経営管理や事業に甘さが発生しない限り引き続き仕事が来るでしょう。 ただし、固有技術がない限り中間管理職クラスまで日本語が堪能な外国人に取って代わられる可能性があります。 トータルエンジニアとはいい言葉ですが、営業も現場の技術も労務管理も何でもできる多能な人材ということでしょう(そうでなければ生き延びられない) 発注者から「nisan23さんでないとこの仕事はまかせられない」といわれるようになれば生き残ることが出来るでしょう。(大体1-2年の働きぶりで評価が定まり、3年もすると指名が来るはずです) このお客さんは無理難題は言いませんから、与えられた仕事に不平を言わず、誠実にがんばりを見せれば大丈夫です。
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- lumiheart
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業界勢力図は分かりませんが 一口にプラント業界と言っても大まか以下の分類があります 1 電力会社の下請け 主に発電所、変電所及び契約会社の受電設備の建設、保守 2 石油プラントや化学プラントの所謂プラント設備そのものの建設、保守 3 給水設備、排水設備、浄水設備や用水路及び水門系の建設、保守 4 自動車工場等の製造ラインで工場の機械の製造を一括丸投げ受注する会社 質問者さんは「電力の下請け」とありますので1番でしょうか? また、上記に建設、保守と書きましたが 建設には躯体(所謂建物や鉄骨フレーム製作)ポンプや攪拌機等機械そのもの製作、 それに電気 電気も更に受電設備と機械制御に分かれます 因みに私は制御屋です 将来性は分かりませんが不況にはどちらかと言えば強い部類に入ります もちろん不況で倒産しない保証などありませんが 今後、不況になったとしてすぐに吹っ飛ぶ会社はもう既になくなっている
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遅くなりましたが、回答ありがとうございました。 よくわかりました。
お礼
回答ありがとうございました。 かなり詳しい説明で理解を深めることができました。