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スーパーGTのピットイン
スーパーGTのピットインの際に、ドライバーはどのような操作をしているのでしょうか?エンジンは停止させているものと思いますが、ギアは1速に入れたまま止めるという話も聞いたことがあります。ぜひ教えてください。
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GT300クラスの場合、と考えて読んで下さい。 また、マシンによっては若干違う部分もあるかもしれません。 ピットイン前 速度制限区間の直前で、スピードリミッターのボタンを押して 速度違反にならないようにします。 同時にシートベルトのバックルや無線のケーブルを外して、 止ったらすぐに降りられるようにしておきます。 自チームのピットに着く直前にエンジンを停止し、惰性で進入します。 ピットイン時 所定の位置に止ったら、ハンドルを外すか上に畳んでマシンから降ります (ドアは外から開けてくれます、また同時にマシンがジャッキアップされます) 交代するドライバーが乗ったら、シートベルトや無線等の接続を補助します。 乗り込んだドライバー(交代した側)はベルトが締められたらハンドルを セットし、無線等の接続をチェックします。 後はスターターのボタンに手をかけて、いつでもエンジンを スタートできるようにしておきます。 ピットアウト時 ピット作業は一例を挙げると【前タイヤ交換→給油→後タイヤ】の順で行われます。 タイヤ交換を行えるのが2名まで(=同時に交換できるのは2本まで)、 及び給油とタイヤ交換は同時に行えない規則の為、この様になっています。 全ての作業が終わるとマシンのジャッキが降ろされ、無線や手で合図が 出ますから、エンジンをかけてスタートです。 ピットロード内は速度制限がありますから、リミッターをいれておきます。 停止中のギアについては今まで聞いた事が無かったのですが、 サイドブレーキもありませんし、交代中はブレーキも踏めませんから、 不用意にマシンが動かない様に1速に入れている事は ありそうだと思います。 全てのピット作業中はエンジンを停止する規則になっていますので、停止させないといけません。 (作業中はオフィシャルが違反行為が無いか見ています)
お礼
丁寧なご説明ありがとうございます。 「いつエンジンを切るか」ということも気になっていました。切ってから進入しているんですねぇ。 またギアに関してですが、以前土屋圭市さんが現役の際に「うちのチームは1速に入れたまま」というようなことを言っていたような気がするので、おそらく1速に入れているんでしょうねぇ。 glow様、大変勉強になりました。 ありがとうございました。