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硬派なアマチュア劇団
アマチュア劇団で、ギリシャ悲劇とまではいかなくとも、シェイクスピアや新劇、新しくとも「サラリーマンの死」や「ラマンチャの」男くらいで、つまり硬派な演目ばかりやっているところはないでしょうか。大学のサークルでも結構です。
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アマチュアからスタートしていつの間にかギャラを頂戴する身分になった者ですが、学生時代から正統派ドラマ志向でした。その見聞の範囲で言えば、アマチュア劇団は90%以上オリジナルないしハヤリの作品路線ですね。 シェイクスピアにせよ現代アメリカ演劇にせよ、演出にも演技にも力量が求められ、「素の自分の持ち味」だけでは越えられないものがありますから・・・。 ただ、歴史のある地域劇団の場合はテキストのしっかりした作品をやっていて、東京だと「板橋演劇センター」はシェイクスピア劇をメインに確か20年以上活動していますし、横浜の葡萄座、かに座といった戦後数十年の歴史のある市民劇団は新劇の名作からフランス喜劇まで幅広いレパートリーを手がけています。 でも、あなたがビギナーでないなら、ご自分で「この指とまれ」をやって同志を募るのも一法だと思いますよ。やはり私の経験ですが、ある劇場の委託で古典劇のワークショップをやりましたが、硬派ドラマをやりたいという人は大勢います。また、私がイプセンやチェーホフなどの作品への出演依頼を貰うようになったのも、自主公演に目をとめてもらったことからでしたので。 ところで「サラリーマンの死」→「セールスマンの死」ですよね・・・。また、「ラ・マンチャの男」のような名作古典ミュージカルは、台本以外に音楽や演出面(装置、衣裳など)の権利が絡み、莫大なロイヤリティが発生するため、アマチュアでの上演はほぼ不可能でしょう。
お礼
寛大なご解答ありがとうございます。参考に致します。